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動物と暮らす。 Vol.5

こんにちは!
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。

私が獣医師であることを知っている周りの方々からよくこんな相談を受けます▼

「動物病院ってどう選んだらいいの…?」

今、noteを読んでくださっているペットペアレントの皆様もこういったお悩みを持たれたことがあるのではないでしょうか。

そんな中、最近、街中を注意しながら歩くと、動物病院をいくつも見かけることに気づきました。

少し調べてみましたところ・・・
令和2年時点での全国の動物病院の数はなんと12,247件!

5年前の平成28年時は11,675件だったのでこの5年間でなんと500件以上も新しい動物病院が全国にできていることになります。
ちなみに全国の郵便局の数が約23,000件、コンビニが約56,000~57,000件くらいと考えるとこれだけ街中に動物病院があるのも納得ですよね!

たしかに、これだけたくさんあるとどの病院を選んだらいいのか分からなくて困ってしまうかもしれません。

なので、今回のnoteは・・・

私が知人に病院を選ぶ時にチェックするポイント

をご紹介致します。(あくまで、私なりの視点なのでひとつの参考にして頂ければ幸いです!)

私が普段、2つのポイントをチェックするようにしています。

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①病院のホームページ

まずは、病院のホームページ。ホームページの細かい編集ができる先生が決して腕の良い先生なわけではないと思うのですが、

・診察時間や価格表などが一目で見やすいレイアウトになってるか
・定期的な更新をしているか

このあたりがしっかり整っている病院はとてもいいなと思います。

理由としましては、このあたりをしっかりと更新されている動物病院は、ペットペアレントさんの利便性や細かい情報を丁寧に伝えてくれる獣医さんなのかなと思っているからです。

②勤務医の年齢や経歴

次に見るのが、獣医さんの年齢や経歴。
(ここだけの話、学会に所属すること自体は割とスムーズにできてしまうものもあります。なので、経歴としては実はあまり気にしていません。)

私がおすすめするポイントとしてはこの2つ。

・比較的、若い30-40歳代くらい
・大学や2次診療施設などで今でも研修などを続けている


獣医学は毎日少しずつですが、進歩を続けていきます。少し前までは手の施しようのなかった病気にも有効な治療法が急にみつかることがこの世界ではたまに起こります。

私たち獣医師にとっては、「知っている」か「知らない」のほんの小さな差が命を救えるか救えないかの鍵を握っています。

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決して、高齢の獣医さんが最新の情報を知らないと思っているわけではありません。しかし、先ほどあげたような条件を満たしている獣医さんは、今まさに勉強を続けている方であることが多く、新しい情報を知っている可能性が高いのでは、と私は思っています。


ここまで、ネットからの情報で色々な判断の基準を偉そうに書かせて頂きましたが…😅実際に会ってみないと分からないこともたくさんあります。

「いざ!」という時のために安心して任せられる動物病院や獣医さんを見つけておくことはとても大切だと思います。

この記事が愛犬愛猫の健康をサポートするパートナーを探すときの参考になってくれてら嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた来週。

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