動物と暮らす。Vol.74 病は気から。
こんにちは。
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。
先日、インフルエンザにかかってしまいました…。
中学生以来かかった記憶がなく、ワクチンも大丈夫かな。なんて強気の姿勢だったので思った以上にショックを受けておりました。
あまりにも久しぶりのことだったので療養をしている間、
「なんでかかっちゃったんだろう…。」なんて結論の出ないことをボーッと考えていました。
唯一、思いついたこととしては「最近、ちょっとストレスを多く感じてた?」
ということくらい。
「病は気から」
という有名なことわざがあります。
ストレスがどれだけ健康に影響するのかについての科学的な根拠がたくさん出ていますが、そんな影響あるかなぁ…。と半ば信じきれていなかったのが正直なところでしたが一気に信じるようになりました。
そして私たち人間と同じように動物もさまざまなことにストレスを感じます。
どんなことにストレスを感じやすいのか?という部分についてはネット上の多くの記事の中でも触れられたりしているとも思いますので、ここでは「うちの子がストレスを感じているかも?と思っている時の対処方法」のアイデアを考えてみたいと思います。
・意識的に散歩などで「自然の中を」自分のペースで外を歩ける時間を作ってあげる。
人間でもそうですが、自然の中で何も考えずに歩くことがストレスの軽減や気分が上がる動作として知られています。
いつもの散歩のコースが割と街中の舗装された道や住宅街になってしまっていたとしたら意識的に近くの公園に寄ってみるようにするのもいいかもしれないですね。
・新しいことに挑戦してみる。
いくつになってもチャレンジすることに遅すぎることはありません。
なにか直前に憂鬱になってしまうようなイベントがあったのだとすると、新しいコマンドの習得や新しいおもちゃでの遊びなど普段と違う刺激は意識が切り替わるいいキッカケになるかもしれません。
ストレスが原因かもしれないと診察の途中で推測した場合、多くのケースでは「今まで通り」をとにかく維持ことを重要視することが多いです。
特に猫の場合、環境に対してのこだわりが強くそれが有効であることが多いのも事実ですが、何も変えないということは心の落ち込みがあったとしたら、浮かび上がるキッカケを掴みづらい。とも言えるのかもなぁ。と今回の経験から感じました。
愛犬愛猫のそういった心理的な問題に悩んでいる方に対して少し違った角度の新しいアイデアだなと感じてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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