西城戸 政宗 2022年6月19日 22:31 休日の夕方、気晴らしに自転車で地元を巡っていた。すると、少年時代に親しかった友の家を見つけた。その家からは家庭の匂いがしたが、一方で友の気配はなかった。私は玄関の前で立ち尽くした。友が駆けてくるのではないかと感じたからだ。数十年前にまで遡る幼い記憶の想起は、私を簡単に酩酊させた。 #小説 #詩 #短編小説 #ショートショート #ポエム #短編 #超短編小説 #超ショートショート #超短編 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート