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性暴力被害者”生涯無辜”説

前提

2022年11月30日・・・

2022年11月30日の国会の「参議院予算委員会」に於いて、立憲民主党塩村あやかという議員(以下「塩村あやか議員」と呼称)が質疑に立っていた。

塩村あやか議員は、伊藤詩織というジャーナリストが性暴力を受けた事件について、加害者を告訴した際、自由民主党の杉田水脈議員(2022年11月30日時点、総務大臣政務官)が加害者を擁護する様なツイートを行った事に関して質問を行い、「総務大臣政務官には不適切なのではないか?」と指摘していました。

性暴力被害者に対する対応から生じるバグ技

性暴力被害者”生涯無辜”説

この質疑の中で、塩村あやか議員
「政府は性被害に遭った人に対してどう対応すべきだと方針を出していますか?」
「被害者は悪くない、悪いのは加害者である、と対応するようにと言っていますよね?」
「杉田水脈議員が伊藤詩織さんに対して行った誹謗中傷は「加害者は悪くない、悪いのは被害者である」と主張していますよね?」

と政府に対して詰めていた。
そして、それに対して政府は「性暴力被害者には、被害者は悪くない、悪いのは加害者である、と対応する様に言っています」と回答していた。
一体これで何の言質が取りたかったのだろうか?

塩村あやか議員が政府を詰める際に述べていた主張を整理するとフェミニスト達の間には「性暴力の被害を受けた人は、性暴力の被害者となった時点から、生涯に渡って一切の罪が無い存在として扱わなければならない」という、「性善説」「性悪説」に続く第三の「性〇〇説」・・・「性暴力被害者”生涯無辜”説」というものが存在している様な印象を受けた。

おそらく、フェミニスト達の間では一般的な「性〇〇説」なのだろう。

「性暴力被害者”生涯無辜”説」を使ったバグ技

「性暴力被害者”生涯無辜”説」は、バグ技として使用できる。
「性暴力被害者には、(生涯に渡って)被害者は悪くない、悪いのは加害者である、と対応する」がというルールが世の中に適用されたらどうなるだろうか?
「性暴力被害者」が免罪符と同じ意味を持つ様になり、「性暴力被害者」を鉄砲玉に使えば何だって出来てしまう様になる。
左翼・フェミニストと呼ばれる連中は、この「性暴力被害者”生涯無辜”説」を世の中に浸透させたいのだろうと感じた。

フェミニストに寄る表現焼き等も、「性暴力被害者”生涯無辜”説」を利用したバグ技と考えればフェミニストが何を考えているかが解る。

「性暴力被害者”生涯無辜”説」との戦い

我々、アンチフェミニスト・オタクが戦っているのは「性暴力被害者”生涯無辜”説」を日本にルールとして植え付けようとしている者達であるという事を改めて認識するべきだろう。

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