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【24卒しくじり就活生の末路】#2就活体験記-前半戦-

こんにちは。むとうさくらです。
前回の記事では自己紹介をしました。
具体的な就活の話はほとんどしていなかったので、今回からはもう少し具体的な就活の話をしようと思います。

前回の記事はこちら

私は大学3年の春から大学4年の初夏頃まで、約1年間就活をしていました。
1年間で数多くの出来事があり、1本の記事にはできないため、前半と後半に分けて紹介します。
今回は前半戦です。

では早速本題に入りましょう。

この記事で分かること

  • 時期別の就活状況

  • サマーインターン、大惨敗

  • 秋には疲弊し、ES書く以外を一時中断


【時期別】就活の状況

大学2年以前

大学2年が終わるまで、就活について考えたことはほとんどありませんでした。

コロナ禍により、日々の生活は飲食店のアルバイトとオンライン授業に追われており、それで十分でした。

サークルやゼミには所属していたものの、やはりコロナ禍でイベントなどの様々な活動が制限されており、先輩との関係性を築くことができていませんでした。
そのため、就活の情報を仕入れることはほとんどありませんでした。

大学2年の秋頃、ゼミの4年生の先輩たちと飲みに行ったことがありました。2人の先輩がそれぞれ大手化粧品メーカー大手インフラに内定している話を聞き、”業界は違ったとしても、自分も似たように名の知れた企業に就職するんだろうな”と思いました。

同じ頃、大学生と言ったらTOEICっしょ(?)という謎のノリで一念発起してTOEICを受験しました。就活目的ではなく、ただただ自分のレベルを知りたかっただけです。

結果は700点ちょっとでした。初回で700点台に乗ったという結果にまずまず満足してしまい、その後TOEICを再受験することはありませんでした。

大学3年春

私にはテレビ業界に就職したいという中学時代からの夢がありました。アナウンサーではなく総合職の方です。
理由はシンプルで、バラエティ番組やドラマを見ることがずっと好きだったからです。

さすがにキー局だけ受けるのではハイリスク過ぎるため、出版社や新聞社、広告代理店などの“メディア”と総称されるテレビ以外の業界も視野に入れていました。

また、どちらかというと大手企業を志していました。
この頃はまだ無知で、自分の知っている企業が自分にとっては全てでした。
つまりいきなりマスコミ×大手を志望しようと決めました。

ちなみにどれくらい無知かというと、コンサル業界を知らなかったり、BtoBのビジネスモデルやBtoB企業の存在を知らなかったほどです。

とりあえず6月の就活解禁時にXで“むとうさくら”アカウントを開設し、情報収集を始めました。

同じ頃、ネットで調べて出てきたマスコミ系の予備校に興味を持ち、半信半疑のままお金を振り込み、都内の教室に通い始めました。

大学3年夏

まずはキー局や大手新聞社、広告代理店を中心にサマーインターンにエントリーしました。

Xで「業界内の上位ではない企業も受けるべき」だとか「業界絞らずエントリーしてみよう」だとかそんな情報を見かけ、知らない制作会社マスコミ以外の業界もエントリーすることにしました。

しかし、結果は奮いませんでした。
”若者のテレビ離れ”が叫ばれる中でも、キー局に一定の人気があるのは確かです。

また、就活を始めたばかりの多くの就活生は、まず自分が知っている・聞いたことのある企業からエントリーします。親近感が湧くからです。
つまりテレビCMをよく放映していたり、消費者向けの商品やサービスを提供しているような、知名度の高い企業のインターンに人気が殺到するのです。

結局エントリーした業界と結果は大まかに以下の通りです。

  • キー局・準キー局(関西のキー局):準キーは割とES通過も結局全落ち(制作会社は数社参加)

  • 大手出版社:インターンが無いためエントリーできず

  • 大手新聞社:1社参加

  • 広告代理店:大手はES通過も結局全落ち、中堅・ベンチャー企業に10社ほど参加

  • エンタメ(映画・音楽):全落ち

  • 大手食品・化粧品メーカー:全落ち

  • その他:銀行・保険・総合商社などにちらほら参加(あまり興味を持てず)

一言で言うと残念でした。エントリーしては落ち、を繰り返し、就活の大変さと、大手企業を目指す大変さをこの段階で思い知りました。
気づいたら、大手志望だったのに中堅やベンチャー企業のインターンの方が多く参加している状態になってしまいました。

また、この頃たまたまベンチャー企業の長期インターンの募集を見つけ、おっかなびっくりエントリーし、インターン生として働き始めることになりました。
飲食店のアルバイトには飽き飽きしており、もっとハイレベルでクリエイティブな仕事がしたいと思っているさなかだったのでちょうどよかったです。

大学3年秋

引き続き上記の業界のインターンへのエントリーや参加を続けました。

インターン以外にも、10人ほどにOB訪問をしてみたり、グループディスカッション(GD)のセミナーに参加したことも数多くありました。

ただ、疲れました。毎日一生懸命XやInstagramで就活の情報を収集し、締め切りに追われながら一生懸命ESを書き、一生懸命PCを睨め付けながらオンラインインターンに参加する日々に、もう疲弊しきっていました。

疲弊は想定内でした。私と同じように大学3年の初期から就活を始めていたゼミの先輩が「(個人差はあれど)就活に使えるエネルギーはみんな一緒。早く使い始めたらその分早く切れる」と言っており、先輩も秋にエネルギー切れし、お休みした経験があると言っていたからです。

余談ですが、就活を遅く(3年の3月目前)に始めた先輩は「休む暇なんか一切なくて、焦りが原動力で走り続けることができた」と言っていたため、”使えるエネルギーみんな一緒説”はあながち間違いではないのかもしれません。

結局10月頃にエネルギー切れを起こしたので、ES数枚をちょろっと書く以外の行為を全て一旦やめ、XやInstagramで就活の情報を見るのもやめました。

おわりに

自分の想像以上に長くなってしまったので、今回はここまで。
次回の記事では就活の後半戦について紹介します。




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