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【24卒しくじり就活生の末路】#3就活体験記-後半戦-

こんにちは。むとうさくらです。
前回の記事では就活体験記の前半戦について紹介しました。
今回はその続き、後半戦です。

前半戦から読みたい方はこちら

では早速本題に入りましょう。

この記事で分かること

  • 時期別の就活状況

  • キー局の選考は厳しかった

  • 冬にはメーカーも視野に入れ始めた


【時期別】就活の状況

大学3年秋

前回の記事にも大学3年秋の項目を作りましたが、その秋の話の続きです。

秋に就活にエネルギーを注ぐことをやめ、軽くお休みしたわけですが、そんなお休みも束の間、キー局・準キー局の選考が始まりました。

当初は「テレビを観るのが好き」だった志望理由も、それ以外に「ネット上の動画制作よりお金をかけられる分、規模が大きくて質の高いエンタメを届けたい」だとか「アイデアを形にして人々の楽しみやモチベーションになるものを作りたい」だとかもっともらしい志望理由にパワーアップしました。

キー局は第一志望群でした。ESは何人の先輩にも見てもらったし、面接練習も沢山してもらいました。

結果、キー局・準キー局・名古屋の局のほぼ全てにエントリーし、半分くらいはESが通過したものの、半分はES落ちでした。
ESが通過した局は面接に進む訳ですが、どこも1次面接で落ちました。

対策に時間をかけた分、とても悔しかったです。「所詮自分の実力なんてこんなもんだったんだ」と思い、以後期待することや信じることを捨てるようになりました。

中学生の頃から憧れていたテレビ業界への思いは儚く散り、残りは制作会社しかなくなりました。
それでも制作会社には局ほどそこまで強い思いを馳せることはできなかったため、受けないか、惰性で受けるかにしようと思いました。

一方、これまでどんな業界・企業であれESを通過させることに全精力を捧げてきた訳ですが、その影響か自分は面接やWebテストを通過する力が皆無なことに気が付きました。

また、テレビ業界をほぼ諦めるとなった以上、志望業界についても考え直す必要がありました。

冬インターンの募集が始まる中、「絶対内定」という書籍を読みながら自分が本当に大切にしたいものは何か?やりたいことは何か?を必死に考えました。

就活の軸に関しても、今までは

  • メディアに携わる仕事

  • クリエイティブに何かを制作・創作し、それを世に放つことができる仕事

  • 明るく活発な人が多い職場

を掲げていましたが、それだけではブレブレになってしまうため、設定し直す必要性を痛感しました。

大学3年冬(年内)

年内に頑張ったことは大きく分けると2つです。

  1. 志望業界と就活の軸の再設定

  2. 面接対策

1つ目である志望業界の再設定に関しては、以下のようにしました。

  1. 電通か博報堂の子会社

  2. キー局の子会社扱いの制作会社

  3. 大手新聞社

  4. メーカー(製薬)

  5. メーカー(消費財・日用品)

1.に関しては、内定しやすいのではないかと考え、第一志望群にしました。
実際、インターンに通過することは多かったように思います。
子会社は超学歴主義でもないため、それらから総合的に判断して内定しやすいと判断しました。

2.と3.に関しては、正直本気で内定できるとは思っていませんでした。でも、これまでマスコミ志望を続けてきた以上、最後まで悪あがきしようと考えました。

突然4.と5.の選択肢が登場し、驚いた方もいるかもしれません。
実はサマーインターンの時、食品や化粧品メーカーにエントリーしたところあたりから、少しだけメーカーにも興味がありました。

特にtoCの商品を製造しているメーカーは、作る→売るという事業内容がクリアで分かりやすく、商材も想像しやすいものであるため、志望動機が書きやすく、企業そのものに親しみを持てたのです。

しかしサマーインターン全落ちだったのであまりにも萎えてしまい、食品と化粧品のこの2業界は本気で目指すなんて無理、と思いました。

ただ、秋には「系統が似てる製薬・消費財・日用品の冬インターンに出したらどうなんだろう?」と思い、これら3業界の冬インターンに少しだけエントリーしました。すると大手にもかかわらずESが思いの外通ったのです。

また自己分析の結果人には言えない潜在的な就活の軸として

  • 会社名を言ったら誰もがピンとくるような、知名度の高い大手企業がいい

  • 社会の役に立つ・必要とされるモノやサービスを提供している企業

  • 将来性があり、今後またコロナ禍のような出来事があっても潰れなさそうな企業(コロナの影響で経済が停滞し様々な業界・企業が苦しんだことを知って)

があることに気が付きました。この軸であれば、絶対にマスコミ業界にこだわらなくてもいいのではないかと薄々感じ始めました。

面接対策についてはまた別の記事で詳しく紹介します。

大学3年冬(年明け)

まず、お正月の全てをWebテストの勉強に捧げました。
自分があまりにもWebテストを軽視しており、それが原因で落とされたことが何度もあったので、Webテストをもう少し重視しようと思ったのです。

テキストは一通り持っていたのであとは進めるだけでした。
文系のため非言語が苦手で、やってもやってもできませんでした。
自分の頭の悪さに泣きそうになりながら、元旦から丸8日間ほどWebテスト勉強だけをやり続けました。

すると段々本物のWebテストも解けるようになってきて、今まで一度も通過できなかったテストセンターのSPI利用でインターンや本選考に通過することができるようになりました。

おわりに

自分の想像以上に長くなってしまったので、後半戦はここまで。
次回の記事では就活の最終戦について紹介します。




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