ベッドの側、床に本が積まれていく
床がどんどん侵食されていく。思い立つたびに整理して床を空けるのだが、数日もしない間にまた本が積み上がっていく。そこでは日々、床をきれいに空けておきたい欲vs便利さの戦いが起こっている。
小さい頃、母の寝室に積み上がる本を見て、なんで片付けられないのだろうと思っていた。
社会人になって数年、今の自分はまったくもって母と同じ状況、まさに積読である。
すぐ手の届く位置にいくつかのバリエーションをもったラインナップが積み上がっていて、思い立ったら即読める。
本棚はもちろんある。だがベッドから起き上がる、立つ、本棚まで移動する、取るという工程をショートカットできるのが1番のメリットで、それが勝ってしまう。
この便利さ故に床が侵食され部屋の美観を若干損なうとしても本はベッド側の床に安置するのが日常になってしまった。
サイドテーブルで解決するのか。
たぶん収まりきらないのだろうな。
そんなことを考えながら、今日もまた夜は本に手を伸ばすのだろう。
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今の私は出会ってきた全てのヒト・モノ・コトによって形成されていると思います。これまでにいただいま縁や恩を他の形に昇華して、次世代の人にまで届けられるように、引き続き頑張ります。