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トナカイ
2021年3月8日 18:38
1去年の秋、肖像を撮らせていただいた方がこんな言葉をくださった。お届けした写真をご覧になった感想だった。この言葉のおかげで、誰かの肖像を撮るとき、僕が何を願っているのか、教えてもらえた気がした。生きることが漂い続けることなら、船を港に導くように、そのひとの時間に錨をおろすこと。いま、このときのあなたを停泊させ、記憶すること。写真は、記憶の港だ。じぶんが写っている写真をふと目にしたと
瀧本緑
2023年10月22日 20:17
布団の中に潜りながら想像したことをそのままなぞれる人生、それはフィクションを好むひとがつい夢見てしまうものだと思うが、よくよく考えるとそれはただの予定調和でしかなくて、ひとつも面白味がない。わたしがあの時、いや、日々描き続けていたもの。阿佐ヶ谷に住む。23時まで残業をして、それでも小杉湯は深夜まで営業しているから寄ることができて、ミルク風呂でほくほくになって、チルアウト片手に高架下を阿佐ヶ谷まで
mimi
2023年6月30日 23:06
6月30日?明日から7月?今年が半分終わる?嘘だ、信じられない。私は信じないぞ!———そうか、たとえ君が信じなくても私は前に進むのみ。ひとりで停滞してウジウジ文句垂れでもしておくがいい。それではさらば。季節の声が聞こえる。仕方ないから私も2023年の下半期とやらに踏み出さなければならない。そうは言っても、日々は淡々と巡ってしまうけれど楽しみも沢山あるぞ。行きたいところもいっぱいあるぞ。素直