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無職(だった)日記


皆さんお疲れ様です!
またもや久しぶりの投稿になってしまいました。

ありがたいことに、以前投稿した「無職日記」シリーズが予想以上に多くの方に見ていただいたみたいで…(泣)

こんな社会不適合者のしょうもない日記を見ていただいて、本当にありがとうございます!!

しかし、前回の投稿でも書いた通り、僕は今無職ではありません。
3月の正社員就職までの繋ぎとして、現在はアルバイト生活をしています。

そこで今回は「無職(だった)日記」ということで、無職の時と現在を比べて、自分の中で変わったことを書いていきたいと思います!
何かの参考になれば幸いです。


生活リズムが整った


今僕がしているアルバイトは9:00~17:30が定時なので、大体正社員の方々と同じような生活リズムになっています。
朝7時過ぎに置き、支度を終えてから1時間ほどかけて職場まで電車移動。
定時までしっかり働いた後は、また1時間ほどかけて帰宅。
帰宅後に夕食を食べお風呂に入り、ゲーム等をしてから0時くらいに就寝。
と、過去の正社員時代と同じような生活リズムになっています。

これによって1日1日にメリハリがつくようになりました。
無職の時は好きな時間に起きて、好きな時間に活動し、好きな時間に寝る、という毎日を過ごしていたのですが、「仕事」というやらなければいけないことができることによって、活動・休息のメリハリがつき、毎日の充実感・幸福感が向上しました。

もちろん仕事はめんどくさいですが、逆にめんどくさいことを頑張ることによって、自分の時間がより輝くようになるんだな、とも思いました。
無職期間に家でずっとゲームしてても、「これからどうしよう」という不安が勝って心から楽しめないんですよね。
仕事を頑張った「ご褒美」としての自分の時間だからこそ、心が満たされるのだということに気づくことができました。
その意味では、最近は「仕事ってちょっと愚痴が出るくらいがちょうどいいのでは?」と思ったりもします。


メンタルが安定してきた


無職時代は特に平日とかになると、周りと比較してしまい、「みんなは働いているのに自分は一体何をしているんだろう」と落ち込むことが多々ありました。
しかし、働き始めることによって「周りと同じように生きることができている」という安心感が生まれ、以前よりもメンタルが安定してきました。
特に今のバイトは前述のとおり9:00~17:30が定時で正社員の方々と同じような生活リズムになっているため、よりその実感があります。

かつては仕事で適応障害になった自分ですが、今は仕事によってメンタルが安定してきています。
不思議な話ではありますが、「周りと同じ」という安心感は自分にとって計り知れないんだな、ということが分かりました。


「お金」に対する考え方が変わった


これが一番大きな変化だと思います。

アルバイトを始めたことによって、少額ではありますが収入を得ることができ、無職時代の金銭面での不安も徐々になくなってきました。

そこで気が付いたこととして、「バイトの給料でも生活は十分できる」ということが挙げられます。
あくまで自分の場合ではありますが、平日フルタイムで働いていれば、1人暮らしの家賃や食費、税金などの生活費に加え、娯楽に少しお金を払ったとしても、毎月のバイト代でおつりが出るくらいの収入は得ることができています。

さらに言えば、日本には自分のように適応障害やうつ病などで働くことができなくなった人向けに「傷病手当金」という制度もありますし、もっと言えば「生活保護」という最強の制度もあります。
つまり何が言いたいかというと、無職でもバイトでも生きていくことはできるということです。

おそらく多くの人は「あなたは何故働いてお金を稼いでいるの?」と聞かれたときに、「生活のため」と答えるでしょう。以前までの自分もそうでした。
しかし、この期間を通じて、自分の中でその考えは変わりました。
正社員でなくとも、無職であっても、生きていくことはできる、という事実に気づいてしまったのです。

じゃあ、なんで働くの?なんでお金を稼ぐの?
なんで正社員になって、バイト以上の給料を得ようとするの?


無職期間やアルバイト生活を経て、この問いに直面することになりました。
これに関しては昔からなかなか答えが出せずにいましたが、つい最近自分の中で1つの答えに辿り着きました。それは、

「自分のやりたいことをするため」


ということです。超シンプルだし「当たり前じゃん」って話ではありますが、今までの自分を顧みると、これが正しく理解できていなかったんだと思います。

例えばかつての正社員時代、昼食は朝の手間を省くために外食をしていたのですが、そこでも「少しでも節約するために安いものを選ぼう」と考えてしまい、結果的に毎日同じメニューばかり食べていました。本当はもう少し高い別のメニューが食べたい時だったとしても。
今思うと、これでは「お金を稼ぐ(節約する)こと」が目的になってしまい、肝心の「自分がやりたいこと(食べたいもの)」が後回しになっている状態になっていました。

本来はこの順序がなんですよね。
「自分のやりたいこと」がまずあって、そのために「やらなければならない(お金を稼ぐ)こと」をする。
お金のために生きてしまうと、やりたいことがいつまでも達成できず、自分の人生を見失ってしまうのではないかと感じました。

前述のとおり、この日本という国では、ありがたいことに働かなくともある程度生きていくことはできます。
だからこそ、それ以上に稼いだお金で何をするのか?ということをしっかり考えることが大切なんだと、改めて思いました。

「やりたいこと」は人それぞれだと思いますが、自分の場合は好きなバンドのライブを見に行ったり、ゲームをしたり、友達とご飯に行ったり、家族に親孝行をしたりなどが挙げられます。
であれば、そのために使うお金は惜しむべきではないし、その目的のために働くことによってモチベーションも保たれるのだと思います。

もちろん人によっては「仕事が自分の生きがいになっている」という人もいると思います。その人たちを否定する気は全くありません。
ただ、仕事で適応障害になった自分としては、仕事以外のことに生きがいを見つけた方が生きやすいのです。
仕事ってただでさえ人生の中でもかなりのウェイトを占める物なので、そこに自分のパワーを注ぎすぎてしまうと、確実にキャパオーバーになります。
であれば、仕事はほどほどに、それ以外の自分の時間によりパワーを注いだ方が、人生をバランス良く健全に生きていけるのではないかと、今は思います。


3月から僕はバイト生活が終わり、正社員になります。
給料も増えるし、福利厚生も今より良くなるでしょう。
ただその分、仕事は大変だし、つらいこともたくさんあると思います。
だからこそ、良い意味で仕事に期待はあまりせず、「自分のやりたいことのために働く」というマインドを常に持ち続けたいと思います。



結論:「仕事」はつまらんけど「人生」は豊かになった


ということで、無職から無職ではなくなってからの自分の変化について書いてきましたが、結論としては以前より幸せになりました。
メンタル、健康、金銭、あらゆる面で以前より少しでも安定することによって、より充実した人生を過ごせているように感じます。

働くことそれ自体は正直あまり楽しくない(むしろつまらない)ですし、充実感もこれといってありませんが、何よりもそれ以外の時間がより充実するようになりました。
無職時代は時間こそ無限にありましたが、何をするにもそれなりの充実感しか味わえなかったので、今の方が間違いなく楽しい人生を送れています。

また、想像したくはありませんが、もしかしたら将来的にまた無職になってしまうことがあるかもしれません。
しかし、そんな時にはこの投稿を読み返して、「無職じゃないほうが幸せだぞ!!!」と、自分に言い聞かせたいと思います。





ということで、今回はここまで!
働き始めたことによって以前よりも投稿ペースが不定期になってしまっていますが、空いた時間で少しでも投稿ができればと思ってますので、これからも見ていただけるとありがたいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!





P.S.リコリコ続編きちゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

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