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慎重に選んで!インフルエンサーを採用する時に見ている点

キャスティング未経験だった私が4年で600人以上のインフルエンサーのキャスティングをし、キャスティング事業の売り上げも毎年120%以上を達成。
どのようなインフルエンサーがインフルエンサーを採用する際に「効果が出やすい」のか。
またどのようなインフルエンサーを「選ぶとリスクがあるのか」
今までの知見を活かし説明いたします。

私が企業様に提案する時に外すインフルエンサーの特徴

とても生々しいし、失礼な発言にはなりますが、以下は必ず見てるようにしております。
ただし企業様の商品の質によっては入れることがある項目もあります。

・フォロワーを買っていないか
著しくエンゲージメントが悪い人はフォロワーを買っている可能性が高いため、綺麗な投稿をしてても提案には入れません

・加工をしすぎている
本来の顔とは別人になりすぎていたり、加工アプリを利用しすぎている
(今時のプリクラのような投稿が続いている)

・夜の匂いがする
露出の多いドレスや、テキストでお店の宣伝をしていたりすると夜のお仕事をされている方が多いため、企業様の商品によってはご提案から外しております。

・過激な発言をしている
政治・世の中で起こっている事件について過激な発言をしている方は、炎上をしやすいため、外しております。
またアンチコメントがついている方もなるべくご提案からは外すようにしております。

最後の発言部分に関しては、SNS性質上仕方がないことですし、自由な発言をすることは間違ってはいないのですが、企業案件となった際には企業様のブランディングを傷つけてしまう可能性があるので注意しております。


一度仕事をしたが再度提案はしないインフルエンサーの特徴

・期日を守らない/レスが遅い
・下書き(前の記事で私が投稿前にチェックしていること)の内容が薄い/言われてた指示通りになっていない
・やり直しが多い
・指摘していたことが直っていないで投稿してしまう

基本的にお仕事としてわかっている人としか仕事はしません

もちろん人間なので、間違いはありますが、何度も続いたり、基本的に自分が間違っていることを認めない人とは仕事の発注をしたくないと思っております。
事前にその節がありそうだと思う人は外して提案をするのですが仕事をしてみないとわからないことが多いため、たまに発注をしてしまうこともあります。

最後に

キャスティングのお仕事を数年しておりますが、やはりホスピタリティが強い人が生き残るなと思っております。
どんなにすごいフォロワーの持ち主でも、周りの雰囲気を壊したり、仕事がおざなりな人とは関係を持ちたくないですよね。

基本的にどうやったら相手を満足させられるのか、相手が喜んでくれるのかを考えて行動している人こそが今後継続的に案件を受注できる人だと思います。
これはインフルエンサーのみではなく我々働いている人間全員に通じることですね。
このような仕事をするようになってから色々な人を見る機会が多くなり、反面教師にしながら生きていくことが多くなりかなり勉強になってます。


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