マガジンのカバー画像

ドラマと映画の話

7
日本や映画のドラマ、映画を観て感じたこと、思ったことを。
運営しているクリエイター

記事一覧

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が、めちゃくちゃ面白い。

今いちばんキュンとするドラマだ。

童貞のまま30歳を迎えた主人公(男)が、
人に触れるとその人の心が読めるようになってしまい、
さらに読んだ結果、同期のイケメン(男)が自分のことをめちゃくちゃ好きというのが発覚する。
というような話なのだけど。

観るたびに良さが増していって、
理由はなにかなと思ったところ、
やはり
町田圭太の顔と心の中のギャップ
が、大きいなと。

正統派のイケメンというのか

もっとみる
後になって楽しかったとわかる思い出たち

後になって楽しかったとわかる思い出たち

「何年か経ったら思い出すのかな。
3人で朝早く人形作ったこととか、
夕暮れにすすき摘んだこととか。
何年かしたら、あの頃は楽しかったのよ〜って思い出すんかな。」

「野ブタ。をプロデュース」に出てきたセリフなのだけど、

色んなことをすごく思い出す。

けれど思い出すのは、

これは特別な瞬間だと、その時に思ったことではなくて、

むしろなんでもないことほど思い出す。

家族揃って夕ご飯を食べてた

もっとみる
わかっているから変えられないこと。

わかっているから変えられないこと。

長くやっているからこそ、
自分がそれに秀でているという自覚があるからこそ
変えられないことがあって。

「いだてん」の中で、
肋木を日本に取り入れた永井道明という人がいて。
彼は、日本の体育教育は50年以上世界に遅れていて、
だからこそ世界基準に進化するために、
肋木とスウェーデン体操が必要と考えていた。

過激というか、愚直というか、
長年そこに力を入れていた。

けれど、日本にとって2度目のオ

もっとみる
どんな時でも幸せがつくれること。

どんな時でも幸せがつくれること。

世界がどんな状況であれ
自分で自分の世界をつくりあげていこうと思う。

「野ブタをプロデュース。」の再放送を観ていて。

いじめっ子たちから追いかけられていた堀北真希が、本屋に逃げ込む。

「全然違う世界に来たみたい。」

と、言った彼女に、
店主である忌野清志郎が
「あたしのつくりあげた世界」
と、返していて。

その本屋は、
「美男美女以外立ち読みお断り」
だし、
「ケバい女は消えろ」
だし。

もっとみる
「こいつらが大きくなった時、幸せだといいな。」

「こいつらが大きくなった時、幸せだといいな。」

働く意味は、人の数だけある。

ただひたすらに、
自分の理想のために働くこともあれば、
生活を守るために
働くこともある。

「アンナチュラル」を観ていて。

ブラック企業で働き詰めの父が
子供の寝顔を見ながら、

「幸せだといいな。こいつらが大きくなった時、幸せだといいな。」

と、楽しそうに
幸せそうに言う場面があった。

守る存在がいて、
その未来を守るために働くことは尊い。

目の前の労働

もっとみる
異常が日常になるまでに何があるのか。

異常が日常になるまでに何があるのか。

コロナウイルスが蔓延し、
世界中が非常事態になっている中、
ふと、「天気の子」の結末を思い出した。

「天気の子」の世界では、
東京に何日も何日も雨が降り続く、という異常気象が起こっていた。

それを止めるためには、
ヒロインの女の子が、人柱にならなければいけないのだけど、
主人公の男の子は、
その女の子を助けた。

結果、東京は雨が降り止むことはなく、
3年後には面積の3分の1が沈没した。

もっとみる

夢を現実に落とし込むための努力と執念。

小さい頃はみんな夢があって、

宇宙飛行士になりたいケーキ屋さんになりたいお姫様になりたいサッカー選手になりたい。

その夢に近づくためのことに没頭する。

宇宙に関する本をひたすら読み漁ったり、

休みのたびにお菓子を作ったり、

毎日休み時間も放課後もサッカーばかりしていたり。

それなのに、

大学はどこへ行くか、とかどの会社に就職するか、とか

遠い未来ではなくて1年後のことを決めなくては

もっとみる