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たつき諒さんの「3.11の3倍の高さ」の津波は120メートルではない・・?

こちらの記事はhttps://20250705.jp/の記事を再編集し、お届けしています。


あくまで可能性のひとつとしての、考察です。
何事も鵜呑みにせず、みなさまご自身でも検証を行ってください。



・考察

たつき諒さんの予言では、2025年7月5日午前4時18分の海底火山の噴火後に襲うのは、3.11(東日本大震災)の高さの3倍以上の津波。
これについては、3.11当時の最大とされる波の高さが40メートルですので、120メートルじゃないかと思われがちですが、必ずしも国内の全域がそうというわけではありません。

なぜなら、それでは「戻れる家がある」とするたつき諒さん自身の予言と矛盾するからです。



『私が見た未来 完全版 p.86⑦⑧ほか』抜粋(たつき諒/飛鳥新社/2021.10)
「数日で家に戻れるから=でも汚くなっていてすぐ生活できないからそうじ道具準備も」 「家に戻ってからの食糧や水も国や自治体で用意して」「準備と訓練をおこたらずに」

・120メートル級の津波は全域には来ない。

120メートルという高さでは、物理的に「戻れる家」が跡形もなくなっているはずです。仮に、この高さの津波が現象として超広範囲に起こってしまう時、その前提となる災害の規模はとてつもなく大きくなり、家どころかビルなども崩壊してしまう規模となってしまいます。
同様に、上記の書き起こしにあるような「避難前に水や食料を用意して<復興の準備>」をしておいた場所、備蓄倉庫なども全壊して流されるため、これらの記述は「3.11の3倍の高さの津波」というものとはその規模的に矛盾が生じます。


・120メートルがあるとしたら一部の特徴的な立地

つまり、120メートル級の津波は、たつき諒さんの予言の整合性を取ってフラットに見れば、全域には来ません。そもそも、3.11のとき、40メートルの高さまで津波が被害をもたらしたというのは、湾岸部の限られた一部地域。
たつき諒さんが見た「3倍の高さ」というのは、3.11の津波映像に残る10メートル弱のものを基準として、高いところでも30メートル以下ということであろうかと思われます。
もちろん、安全策として「想定よりもある程度以上高いところに避難する」、「津波の前段階の隕石等の衝撃と爆風に備え遮蔽物に身を隠す」などのことはやるべき対策です。


・ただし・・・

津波の前段階の隕石等というところに重点を置くのであれば、沖縄や九州、四国、その他フィリピン海に面した地域においては、120メートルの標高を確保するだけでは足りないかもしれません。
こちらの考察における「彗星の近距離通過=海面の上昇」「爆風に近い隕石の衝撃波」を考慮に入れるならば、120mよりもう少し高めに安全地帯を見積もっておきたいところ。
地域によっては、500m~700mほどの高さがあれば安心かもしれません。(山に登るのであれば、土砂崩れ等には要注意。)
南側を遮る山などあり、高さも確保できる場所。お住いの地域の近くではどのあたりが安全そうかを考えておいていただきたいところです。

・津波のあとに家に戻れる?

ところで、上記の予言メモにある《津波が引いて「家に戻れる」》というのは、またすぐに住めるようになるという意味ではなさそうです。なぜなら、控え目に津波被害を見積もっても、当面の間インフラは機能しなくなる可能性があるからです。電気関連の設備は破壊され、当面は電気ガス水道を使えません。また、電気が使えないため、携帯電話の電波塔や基地局も機能しません。(衛星基地局のものはコンセント電源を確保できれば使えるかもしれませんが。)また、農地が流されたら、ストック以外の食べ物も手に入りづらくなります。
したがって、ただ避難するだけではその先で困ってしまうことになります。保江邦夫さんが「広島」「山梨」「北海道」が安全なのではないかとおっしゃっていましたが(それ以外にもたくさん安全地帯はあると思いますが)それは、農作物が津波に流されずに済む可能性が高い土地で準備をすることが、余裕を持って「当日」以降を変わらずに過ごすためにはおススメだよということです。
地方創生にもなる、移住、またはデュアラー(二拠点生活)をやりながら準備をするための、あくまで優位性があるという点で、山梨・広島・北海道の三か所が挙げられているのだと思われます。高い山に囲まれた地域が特に安全ということを考えれば、上記の三拠点以外でも問題はありません。

2575を疑う人も、すぐに動けるような「避難グッズ」を当日は用意しておいていただきたいと思います。そのグッズは、南海トラフや首都直下型地震、その他の災害の備えでもあります。


・まとめ

津波によって家が流されなかったとして、すぐには生活できないという可能性を念頭に置いて「当日」を過ごす必要性を感じる、たつき諒さんの予知夢。

やはり、ただ生き残るだけでは、その後を豊かに生き残るためには算段不足です。2025年7月5日以降、路頭に迷ってしまわないよう、必要な知識を身に着けて、その他、あらかじめやれる準備、そして訓練と予行演習をしておくことをおススメします。
たとえば、今のうちから、キャンプ、サバイバルを実際に外で試してみる、農耕をやれる環境づくり、コミュニティ、拠点づくりなど最大限の準備を進めておくことは、何も起きなかったとしてもけっして無駄にはなりません。これらの自然に触れ合う行為は、人として自然の一部であることを思い出せる最高の趣味にもなります。
拠点が準備できないという場合でも、キャンプの用意、山や森の食べられる植物を把握できるようにしておく、持ち出すモノを考えて把握しておく、思ったことをすぐに行動を起こせる「機敏性」を習慣として身に着けておくことは緊急時以外にも人生を豊かにします。




ところで、山や森に入る際には「クマ対策」もお忘れなく。

クマと戦おうとせず、それを避けるためのグッズ選びを。



お読みいただき、ありがとうございました。


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