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一夜限りのBar&Theater night

たねとしずくライブラリ―(以下、ライブラリ―)で大学生ユースワーカー達が企画して「一夜限りのBar&Theater night DROPs」を開催します。

ライブラリーの1階が「Bar」になります。
ジャズが流れる静かな空間で、
薄明りの中でノンアルコールカクテルを提供するのだそう。
2階では、実写版リトルマーメイドをスクリーンで上映します。

とっても美味しいカレーも用意します。

今回は大学生ユースワーカーが企画立案から準備運営まで行います。彼らがその企画について話をしていたので、何をどんな風に「Bar」にするのかを聞いてみました。

キッチンのカウンターでバーテンダーに扮したユースワーカーがシェイカーを振って、カクテル風のドリンクを作る。別のユースワーカーは静かに話を聞けるように占いコーナーを担当しようかと話をしていました。オンラインでシェイカーを注文し、カクテルのレシピを調べ、メニューを考えています。

そんな彼らは実は誰もバーに行ったことがない。コロナ禍に学生になった子達なので、飲み歩く習慣もほとんどなく、中には未成年のユースワーカーもいます。なので今回の「Bar」は、あくまでもイメージの中の「Bar」であり、本物のようであるかどうかは問題ではありません。

みんなの思う「Bar」を再現する、ということです。

とは言っても、イメージの「Bar」を作るのは難しいです。彼らが言うには「Bar」は静かでなくてはならないそうです。たしかにそうです。でも、普段のライブラリ―は賑やかな場所です。カードゲームで盛り上がる子達やジェンガで大興奮の子達など。静かな時間といえば、大人スタッフがひとりでいる時ぐらいなものです。通常は「静か」とはほど遠い空間です。自習室が2階にありますが、そこを「静か」にするのもかなり苦戦しました。

さて、どうすれば静かな空間を作れるのか。

本物の「Bar」はなぜ静かなのか。そんな話が出ました。
・前提として「静かである」ことを客が理解している。
・静かな空間を楽しみにきている。
・バーテンダーが小声で話すことで客も小声になる。
・話すときには近づいて話す。
・テーブルにキャンドルなどを灯し、静を感じる雰囲気を作る。

実際にはどうなのでしょうね。あらゆる仕掛けがありそうな気がします。
ライブラリ―の2階は、最近ではかなり静けさを保てるようになりました。以前は中学生が一つの机に集まって、しゃべりながら勉強をするような場面も多かったです。机の配置を変更したり、空間を区切ったり、学習補助をしている学生が座る位置を変えることで、少しずつ静かな時間が保たれるようになってきました。

自習室(2階)は4月1日はTheaterになります。

「Bar」では、普段とは違う雰囲気の中で、ユースワーカーたちは中高生たちと、よい会話を楽しみたいという思いがあるようです。そのためにどんな仕掛けが必要なのかをこれから企画を詰めてくれると思います。

「Bar」の開催まであと10日ほどです。私は、それを見守るだけの役割ですが、どんな時間が生まれるのかとても楽しみです。たくさんの中高生がやってきて、普段とは違うライブラリーを楽しんで欲しい。ユースワーカー達と中高生がさらに仲良くなってくれるといいなと思います。当日の様子はあとから参加者の中高生から聞くことにします。報告はたねとしずくのインスタでご覧ください。すずめ










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