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【前編】 3棟目新築RC建設途中に売却した理由  不動産投資開始から半年以内に3棟、そして新築へ

今日は過去の取得劇の中でも、これから先経験することのないであろう
新築RCマンションの建設途中に売却を行った話を書いてみようと思います。

もっとも、初めから売却を行う予定で購入したわけではありませんでしたが
至った経緯、出来事、そして、その後に続く大きな決断が、そこにはあったのであります。

なぜ新築RCを不動産投資を開始してすぐに建てられたのか、そこにあった背景も
物語として記しておきたいと思います。

不動産投資1棟目から半年、3棟目で新築RCマンションを建てる機会を得た理由。

ラーメン構造9F建て、最上階は2LDKのメゾネット。 まさか新築を建てる機会を得るなんて・・

物語は2013年の秋口ごろ。
1棟目から、わずか半年以内で、3棟、その3棟目が、今回の物語である
新築RCマンション建設となります。

過去の不動産投資を開始した物語を一度ご覧ください。

10年を経過した話。 過去の取得歴の話。



2013年1月から、独学での不動産投資勉強
行動の先にある、稀な出会いや機会を掴みながら、記念すべき1棟目の
中古RCを取得したのが、半年後の2013年7月31日。

その直後も、僕は行動を止めることなく、中古物件を探し、見学し、日々精査していました。そして、たまたまですが、自宅近くに築浅中古RCの売り物件を、不動産会社から情報をもらいました。

確か金額は2億円前半。 僕は熊本市物件を購入した直後で、スルガ銀行のオーバーローンのさらにオーバーローンの融資を受けていた為、当初の自己資金は30万円しかなかったのですが、預金に500万円程度ありました。

そのため、スルガ以外の金融機関で、その自宅近くの物件を購入できないものかと考えていたところ、たまたま自宅ポストに、福岡銀行のローン相談会のようなチラシが入っていたことを見つけ、収益物件の購入のための融資相談・・・が、できるかわからなかったけど、連絡をしたのです。

そして少しして、福岡銀行の担当者2名と面談を行う機会を得て、
その中古物件の資料と合わせて、属性資料を持参して、臨みました。

福銀の方は、この金額なら新築を建てられると驚くべき提案をしてくれた。

3棟目RCの最上階 メゾネット2LDK 今思えばとても素晴らしいつくりでした。

当時、確か2013年の秋ぐちだったか、肌寒い、今頃の季節と記憶していますが
スルガで物件を購入したことは、個人信用情報に掲載されているため、明かしつつ、福銀以外でも、物件購入の検討を複数件進めている状態でした。

その面談の席で、僕の不動産投資を開始するにあたる出来事、状況を伝えながら
貸し出しの可能性を感じてもらっていた時、2名いた方の、片方の方から
こんな話を伝えられました。


収益不動産取得から1年経たない間に、もう1棟購入するということは、当行では取り組みをお勧めすることができません。
これは金融機関として、実績を見る必要があること、事業が回っていることを証明することが先決であり、それら結果が出る前に取り組みなどは、厳しい状況です。
その為、今回はお手伝いすることはできそうにありません。

そうなんだ・・・・スルガで購入したことは、個人信用情報を隠しててもバレてしまうことから、これはどの金融機関でも同じことになる可能性があるな・・・と
心の中で悩みを生んでしまった瞬間でした。

そう思った瞬間、福銀のもう一人の方から、こんな提案をもらったのです。


中卒さん、今回はダメですが、このような2億以上の物件などを検討されるのであれば、当行は中古ではなくて、新築をお勧めしますよ。
中古でなければいけない理由はありますか? 
上村建設や、未来図建設など、福岡のゼネコンでは、このくらいの金額で建てられる可能性がありますよ。

えっ?!新築って、新築マンションを土地から建てるということですよね?!
そのくらいの金額で建てられるものなんですか?!
全然知らなかった。

そう感じて、面談を終えた僕は自宅に帰りましたが
このような話を福銀の方から聞き、僕はその日から、新築を作ることしか考えられなくなってしまいます。

新築RCなんて、この事業の将来、いつか建てられるようになりたいと、漠然と思っていただけだったけど、建てられるんだ。
この機会、絶対掴まなければいけない。  そう強く感じました。

ここから猛烈な行動を起こし、ついに新築の案件を掴みます。

博多区RC エントランスも300タイル張り、設計施工は日大設計と、伊佐工務店。

そうして、僕は日々中古物件ばかり探していたけど、もはや中古は眼中になくなり、新築を建てることに専念しました。
実はこの裏で、いくつかの中古物件を既に、複数の金融機関に持ち込んでいたこともあり、それらは実ればいいと感じていましたが、全て玉砕します。
(おそらく個人信用情報を見られたことでの結論だったと感じます)

その中でもS君が紹介してくれた郊外築古RCマンションの取得に成功します。
当時スルガと同じような考え方の融資商品を持った、SBJ(新韓バンクジャパン)銀行での保証会社付き融資でした。
その時期2013年12月中旬。 僕の記念すべき2棟目を
不動産投資1棟目から5ヶ月以内の出来事でした。

この取得と並行したのが、新築取得計画でした。
ネットで新築RCの建売(今ではほぼ見かけなくなりました)を見つけようとした際に、同じ物件がいくつもの不動産仲介から、ネット掲載があった物件を発見。その額3億円後半でした。

僕は、行けるかわからないけど、とにかくチャレンジすべきだと半分怖い気持ちを抱きながら、不動産仲介に訪問し、買付を入れました。

その買い付けは、スルガでの1棟目以上に緊張した記憶があり、3億なんて、不動産投資を始めてから半年以内、自身で決断するなんて思ってもみませんでしたから・・・・ 
そして今回はSくんなど、支えになる人がいないからこそ、不安があった。
だけど、進むしかない、この道を選んだ僕は正しいと思い、押印したのです。

デベロッパーの社長が面談を申し入れてきた

10年前の新築にしては、進んでいたなと感じる室内。 

買い付けから、数日経って、仲介さんから連絡をもらいました。
聞くと、建売をしているデベロッパーの社長が会って話を聞きたいと言っているとのこと。僕のことを詳しく伝えてくれていた仲介の方経由で、興味を持ってくれたとのことでした。

僕は仕事終わりに、そのデベロッパーにお伺いし、社長と面談をしました。
そして、不動産投資の成り立ち、経緯、そしてスルガで購入したこと、
新築をやろうと思った経緯まで全て伝えさせていただき、
僕の属性から、買付を入れた3億以上の物件は難しいと判断したのでしょう

同じ博多駅南にこれから9階建てを売る計画があるがそれにしないか?と
提案をいただけたのであります。

金額は2.2億円程度だったと記憶しています。
これは福銀から新築の提案をもらった数値と近しい金額でしたので、びっくりしてしまいました。

そして、デベロッパーの社長は僕にこう言われました。
金融機関は、こちらでセットする。 だから心配しないで良いというのです。

僕にとって、金融機関との折衝は特に苦手(今とは全く違っていた)でしたから
渡りに船であり、全てお願いすることにしたのです。

その時期2013年10月あたりの出来事。
融資の審査は如何に、そしてその金融機関とはどんな融資状況があったのでしょうか。

建築途中に売却を選んだ、その理由とは。

後編に続く・・・・


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