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【融資】不動産融資への道① 個人の情報を整理しよう

不動産投資に向けて、融資を学びたい、融資を受けたいという方に
僕が初心者を対象に考える、融資に対しての取り組み方のお話を
数回に分けて書いてみようと思います。

不動産投資、物件を購入することにおいて、融資を受けることで
普段手にすることができない大きな運用資産を手にすることが出来ます。
他人資本を活かして、物件を購入、運営し、収益を得るための心得
手順など、経験が大切な部分ではありますが、誰しもはじめは初心者。

そんなことから、第一回目は個人の情報を整理することに対しての内容を書いてみようと思います。

プロフィールシートを作る。

ラクプレ プレゼン資料から印象を変えよう。

金融機関に提出するプロフィールシートですが、上記のようなサービスを使ったりして、自己紹介の資料を数枚作ります。無論オリジナルでも可能。

ここで言うプロフィールというのは、
1、どこの誰 (氏名・年齢・住所・電話番号)
2、家族構成 (家族構成・兄弟・親・動物 年齢と家系図)
3、職歴   (どこでどんな仕事を何年行った)
4、職務経歴 (過去の仕事、其々で学んだ事、経験した良い悪い思い出と実績)
5、現在の職務(いつ入社で、どんな仕事、どんな経験と実績を積んでいるか)
6、過去の遍歴(少年期、青年期、学校、就職、経験したこと、どんな人間でどんな生活、歩みを行っていたか、当時の思いなど)
7、趣味と好き(好きなこと・趣味、なぜ好きなのか?、続けている背景目的)
8、長所と短所(自分を客観的に捉えた、性質的な面を文面で残す)
9、夢と思い(不動産に限らない、将来の夢や思い、なぜそう思うのかまで書く)
10、紹介者との関係(紹介者がいれば書く)

意外と思われたかと思います、普通プロフィールシートというと、
簡単な経歴や住所氏名年齢、そして資産状況などを記したようなものを
想像したと思うでしょうが、大切なのは、どこの誰で、あなたは何をしてきたのか、どんな人間性で、過去の経験はどのようなものがあるのか、思いはなんなのか、好きはなぜ好きなのか?などを伝える為のものです。

どうしてこれが必要なのでしょうか。
それは、人となり以上に、人間そのもののバックボーンを全てさらけ出して、性質までも伝えることで、定性評価のベースを金融機関の方々に印象付けるための重要な作業です。

そして、それが出来た次に作る資料が

資産状況一覧シート

なりたい自分を叶える ari-mamaの家計簿より

自分の資産状況を一覧できるわかりやすい資料を作ります。
これはプロフィールの一環ですが、人間とお金を切り分けて、お金に対する価値観を確認してもらうための作業です。
これを簡単に作るか否かで、お金に対してのイメージを相手に構築することが出来ます。

上記内容のエクセルなどは、お金の流れ、資産の状況を見やすく運用している状況を伝えるために使用しましょう。そして、別資料で、準備した方が良いと思うのが次の通り

1、現金資産 (銀行1、銀行2、銀行3 預金いくら、何月何日時点)
2、401K、確定拠出年金、NISAなどの積立式資産(運用明細も添付)
3、有価証券 (株式、FX、投資信託などの運用内容)
4、夫婦、家族の資産(親)等の状況(主だったもの・現金・有価証券等)
5、現金化できるその他資産(宝石・趣味道具、価値のある有形資産)
6、負債の状況(住宅ローン、マイカーローンなどの返済資料)
7、クレジットカードの内訳(カードのみ、カードローン申し込み枠の状況)

ここで、重要なのは、資産の棚卸しを行うと同時に、金融機関から見て、その人のお金に対する価値観を知ることのできる、状況を理解できているかの確認と、収入と負債の状況の確認、クレジットカードの状況まで記すことで、クレジットヒストリーにも目を向けているような印象を作ることです。
徹底しているようで、これは結構皆さん盲点だと思います。

カードローン枠は設定すると、使っていると同等のため、個人信用情報に掲載されるだけではなく、他の融資枠に影響があるので、解約しましょう。
また、初期はクレジットカードを複数持つことは、利用しやすい状況のため、
利用内容を信用状況確認されることもありますから、できるだけ少ないカード枚数が得策です。

資産状況シートは、そのような数値的な部分だけではなく、資産、お金に対しての考え方、運用を行う人の性質が見える部分ですので、ここも整理することは大切なことです。 特に初期はですね。

そして、不動産投資を行うきっかけとなった物語

ここが最大にして、一番のアピールポイントです。

不動産投資を志そうと思った、今日金融機関に来るまでのお話をまとめましょう。

何かきっかけで、いつ気づいて、どのように不動産投資を感じ取って、自分でもやってみようと思った、決断したその背景の物語です。
一人一人何もかもスタートは違っています。
その固有の物語は、融資において重要な審査対象となってゆきます。

それはなぜか、事業として捉えているかの確認から、何を目指してゆくと思ったのか、それは何をもたらすのか、そして目指した先の到達した時には何があるのか
そのような先の先を思い描くことを、作文、物語を書いてゆく過程で、しっかり考えて文書化してみてください。

この人は、このような過去の経験体験があって、このような出来事を経験して不動産賃貸に出会って、気づいたのだな、それは自然であって、利己的でお金儲けだけの目的ではないなという即面は、金融機関の担当さんや支店長さんの心を動かします。

僕の不動産投資の物語を見ていただけている方はお分かりですが

それら物語全てが、金融機関の上層部まで、読み物として面白く人としても理解される内容であるため、融資に優位に働くことを理解しています。
会ってみたい、協力してみたい、そう思われる固有の物語は、定性評価となり
人間的性質、資質を表すものとして、審査資料の重要な一部となります。
過去の記事も一緒にご覧ください。


次回は、事業計画の作り方、計画書の考え方などをメインに書いてみようと思います。



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