融資資料の初めには●●●が大切な理由。 融資初心者ほど読んでみてください。
不動産投資において、レバレッジ(テコの応用)をかける部分として、融資を活用することは必須だと思います。他人資本を不動産で運用して益を得るというのが一般的ですが、その融資を受けることに際して、とても大切で、簡単なお話を今日は短く端的に記してみようと思います。
融資が苦手な方、これからの方、融資をすでに幾度も受けている方にとっても、参考になればと思います。
堅苦しい資料より、人間味あふれる資料を作ろう
融資を受ける際というのは、面談があり、不動産を始める人、すでに始めている人など全員に毎回同じような手順を踏み情報を精査し、審査に進みます。
持ち込んだ事業の計画の中身や、その計画に対して、個人としてどのように考えているのか、などの質問事項などがありますが、そのような面談の際に必ず提出した方が良い資料として、必ず作って欲しいものがあります。
それは
箇条書きを可能な限り排除した「作文」を作るということ。
この作文ですが、個人が不動産投資を始めようとする際に提出するのが最も適しているのですが、すでに始めている方にとっても作文を作る行為というのは、今後の融資の獲得においても結構大切な面が沢山あるのです。
その作文の中身というのは、
1、どうして不動産を始めようと思ったのかの理由
2、過去生まれたからの自分はどんな生き方、生活をしてきて、今に至ったのか
3、その過去から不動産をやろうと考えたきっかけの物語
4、不動産の経営を通してどうなりたいのかの話
5、自分の得意なこと、不得意なこと、どんな成功体験を過去してきたのか
この5つを自分らしい言葉で、過去の人生を振り返りながら、思い出しながら書くことはとても重要なのです。
なぜ作文が重要なのか。
作文であること、それは、自分が書くことによって文章に起こりうる
個人の人間的特性が言葉綴りなどに現れるからです。
現れることの意味としては、人間性、思い、熱量、人生観、価値観などが
表現されることから、金融機関の担当さん、支店長さん、審査部さん、役員会などに参考資料として必ずみてもらえるような資料として、重要な属性基礎資料となり得るからです。
こんな経験をして、気づきを持って、事業を取り組むんだとしっかり伝わるからこそ、作文ってのはとても良いものなんです。
言葉は全て自分の経験だから箇条書きなどできません。
思いは、全部書いて良いのです。
作文を提出することで、起こりうること。
作文を高い熱量で書き綴り、提出することで、ご自身の人間性や、重い考えはしっかりと伝わると思います。そしてその資料は審査ごとに必ず添付されるものになりますから、作文を作った人ね!という認識もされることでしょう。
だって、大多数はこのような行動を取らないわけですから、記憶されるということ。
それと、中身も覚えてもらえることになるでしょう。
また作文は、毎回経験したこと、成功体験、実績を含めて
アップデートしても良いと思います。
このような資料提出を行うことで、相互の理解度は高まることは
通常の面談での対話以上に重要な資料となり得るのです。
僕もこのような作文を提出してきましたし、人間性含めて、どんな過去、経歴、人格、思い、目指すもの、その理由もしっかりと金融機関の上層部まで伝わるようになってきていますから、やってきてよかったと心から思っています。
大人になると解説、説明資料は作るけど、過去を振り返ったり、思いを作文として残す行為を行わなくなって行きます。
僕のこのような記事ですら、作文ではなく説明の内容だから、思いは伝わらないようなもの。
だから作文は結構相手にとってもおもしろい資料として受け取られるし、
自分も書いていて人生や価値観の棚卸しができるようなものなんです。
融資を受けたい人、受けている人、これからまた受ける人
皆さんにぜひ取り組んでほしい事柄であります。
サポートをいただける皆様には、質問や、思い、ご希望などありましたら、遠慮なくご連絡ください。 ブログ記事、何らかのサポートを検討したいと思います。まずはご希望をお聞かせください。今後もよろしくお願いいたします。