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自分史:小学生編

前回のNoteで適応障害になったこと、また暫く休職することを書きました。

休職中の過ごし方として、一旦仕事から離れて心身を回復させることは勿論ですが、自己理解のためにも自分自身の「これまで」について整理していけたらと思っています。

まずは小学生の頃の自分について最初に振り返っていきます。が、20年前のことなので記憶が曖昧な部分も多いですが…笑

小学生低学年のとき

小学生低学年の時の私は、昆虫が大好きな虫取り少年でした。夏休みに祖父の家に行った際は、裏山で昆虫採集に明け暮れていました。その頃は将来は昆虫博士になる!と言っていましたが、年を取るにつれ昆虫への興味も薄れ、昆虫博士への道は断たれてしまいました(今では虫を触るのも苦手になってしまいました。笑)。でも思い返してみると、「昆虫博士になる」というのが記憶の中にある自分で思った最初の夢な気がします。

今後昆虫に対してまた興味が湧いてくる気は正直さっぱりしませんが、昆虫好き=昆虫博士になるといったシンプルな考え方は今の自分とって必要なのかもしれません。大人になるにつれて「やりたいこと」より「やるべきこと」の方にかける比重の方が大きくなり、自分が好きなことややりたいことに目を向けなくなっていった気がします。

小学生高学年のとき

小学生高学年になると、昆虫採集のブームはいったん落ち着き、テレビゲームや秘密基地作りに夢中になっていました。

テレビゲームはゲームボーイや64でポケモンやマリオ、ゼルダの伝説とか色々やっていました(当時はプレステより任天堂派でした笑)。テレビゲーム熱は中学生頃までは続いていた気がします。プレイするソフトについても徐々に変わっていき、中学生頃はウイイレなどの対戦スポーツゲームばかり友達とやっていた気がします。

もうひとつ記憶に大きく残っているのは、秘密基地作りです。通っていた学校の校庭の隅に少し森っぽい場所があり、当時仲の良かった友達とそこに秘密基地を作っていました。今思い返すと大したクオリティではないのですが、段ボールを集めて家を作ってみたり、自作の弓みたいなものを作ったりしていました。また、その秘密基地にみんなで集まってポケモン大会とかしていた気がします。笑

私は大学では建築を専攻していたのですが、建築を勉強しようと思った根本には、この小学生の頃の秘密基地作りが楽しかったというのがあったのかもしれません(高校の進路選択時にはそんなこと思ってもなかったですが…笑)。

好きなことをするということ

凄く簡単に小学生の頃を振り返ってみましたが、当時は好きなことに非常にシンプルに行動していた気がします。ただ大人になっていくにつれて(どのタイミングからかはわかりませんが)、好きなことをするということが、以前のようにシンプルにできなくなっていった気がします。周りの目や評価を気にしたり、自分自身の中でも勝手な線引きをしたりして、行動しなかったことが増えたように思います。これが社会で言う大人になっていくということかもしれませんが、同時に自分のことが良くわからなくもなっていきました。自分の将来やキャリアについて上司と話すときも、なんとなくそれっぽい事を言ったりしていましたが、正直本当に自分がやりたいことが何なのかはわからないままでした。

今すべきことはわかるのに、今やりたいことはわからない。

自分も含め、現代では上記のような人は多いのではないかと思います。適応障害になって良かったと思える部分は、自分自身と向き合う時間が増えたことです。これまで自分が築き上げた考え方や行動をいきなり変えることは難しいと思います。でも、小学生の頃は出来ていたんです。

もう一度あの頃のようにシンプルに。

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