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音を感じるくらし

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日々の雑感を綴るエッセイです。 自然を感じながら丁寧に生きたいと思っています。
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#愛

みなもと

みなもと

肉体はいつか土に還り

魂ははみなもとへ戻る。

すべてのみなもと。

そこに溶け込む。

その大いなる愛が

全てをまるごと包み込み

受け容れている事を知る。

そこから生まれ出た、私たちの魂もまた、

同じように全てを包み込み、受け取る事ができる。

みなもとからの無限の愛を

全て受け取り

伝えていく。

条件も制限も無い、みなもとの

愛を生きる。

夜のひととき

夜のひととき

静かにひとり、夜空を見上げる。

心をほどいて、今日を振り返る。

自分の心に問う。

今どんな感じ?

ありのままの自分を知る。

そして、今日を終えられたことへ感謝。

明日はまた、白紙の一日。

知らない世界が待っている。

音を感じるくらし

音を感じるくらし

耳をすます。

息を吐いて、吸う、その間。

静けさから音が生まれる瞬間、

しん、とした空気が震えはじめる。

そっと耳元を撫でる風のように、

あるのか、無いのか、気のせいだったのか、

そんな微かなしらせ。

言葉という確かな形になる前の感覚、感情、兆し。

大切な瞬間を感じる。

その連なりを生きる。

いのり

いのり

自分自身の命を祝福すること…

与えられた命の、その不思議や奇跡を感じる時、

大切な人、愛する人の命が同じように尊く、

まだ知りえない、多くの命も同じように、

それぞれに美しく、輝ける事を願う。

それは宗教とか思想に関係なく、

純粋な共感と、喜び。

解放された愛のエネルギーが、魂を満たし、

そこから溢れ、循環していく。

不安や恐れで心が曇ってしまう時、

ただただ今ここに存在してい

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ゆだねる

ゆだねる

私たちは大いなる自然と、宇宙の一部だから、

その懐から離れて生きていける筈がなく、

もし間違った独立心や誰にも愛されていない様な孤独感があったら、

何か見落としているか、錯覚している時。

自分軸とか自立は、

ちょうどいいさじ加減やタイミングを読み切る冷静さを維持できるかどうか。

覚めている状態かどうか。

恐れは判断を鈍らせ、結果反応を誤る事につながる。

どんな難しい局面でも、ひとつ

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今大切なこと

今大切なこと

毎日新しいニュースが次々と発表されている今だからこそ、

人として、基本のことが改めて問われているように思います。

例えば、自分の本質を失わず、人の心に寄り添い、能力を活かしながら、淡々と生きること。

自分の本質を失わないとは、

日々の自分の心に素直であること、どのような場面でも、たとえ恐れや拒絶を感じたとしても、その心を見つめ、受け入れていくこと。

人の心に寄り添うとは、

目の前の人を

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朝のひととき

朝のひととき

窓を開ける。

古い空気を吐き切り、朝の新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込む。

聞こえてくる音に耳を傾ける…

車のエンジン音。

人の足音。

鳥のさえずり。

雨音。

それとも、静寂…

ああ、みんな生きている。生かされている。

さぁ、今日はどの様に生きようか。