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相模線205系、最期の旅路

こんにちは。夏休みの宿題を記憶ごと抹消したいShun-Hayabusaです。
今回は、今週の水曜日に行われた相模線205系廃車回送について書こうと思います。
それでは、Let’s start!!

まず、相模線とは?

相模線は、橋本駅(神奈川県相模原市)から茅ヶ崎駅(神奈川県茅ヶ崎市)までの総距離33.3kmを結ぶ路線です。

この路線は、現在E131系という新型車両で運転されていますが、2022年2月25日までは205系500番台という車両も運転されていました。

現在の相模線で運転されるE131系。(写真は筆者撮影)
かつて相模線で運転されていた205系500番台。(写真は筆者撮影)

205系ってどんな車両?

相模線の205系は1991年に導入
約30年間にわたって相模線の主力車両として運行を続けてきましたが、経年劣化などが原因で2022年2月25日に引退しました。
ダイヤ改正日である3月12日に引退すると発表されましたが、実際にはその14日も前の2月25日に引退し、ちょっと話題になりました。

ダイヤ改正では相模線の八王子直通も廃止されました。

相模線の205系は他とは違う

この205系ですが、実は「JR生まれの国鉄車両」なんです。
205系自体は国鉄が開発しましたが、その当時はまだ相模線は電化しておらず、電化した頃には国鉄がJRに継承されていました。そうすると新型車両はJRが用意する必要があり、そこで新造されたのが205系500番台でした。
製造は東急車輛です。
国鉄とは別の組織が導入したということもあり、先頭車両のデザインが独特だったり、他の205系にはない設備を搭載していたりします。

205系の車体側面にあるこのJRマークは殆どが黒だが、相模線のみ緑色になっている。

引退後の205系はどうなる?

ただ、引退したからといって車両がこの世から消えるわけではありません。
引退後はまず所属先である国府津車両センターに回送され、しばらく留置されます。

その後、「廃車回送」又は「廃車配給」と呼ばれる所属先から解体場所への車両輸送を行い、輸送先で解体が行われるのです。

今回は、その廃車回送を撮ってきました。
この時既に廃車回送は2回行われているので、これで3回目となります。
3回目の廃車回送の行き先は、長野。
当然解体場所も長野です。

廃車回送の経路・撮影

ルートは下図の通り。
国府津車両センターから新鶴見信号場、八王子駅などを経由して長野まで運ばれました。

今回僕が行ったのは青丸の「小名路」というそこそこ有名な撮影地。
着いた時は到着が早すぎたのか、まだ誰もいなかったです。

その数時間後、撮影者が何人か現れ、特にトラブルもなく通過予定時刻に廃車回送は通過。
沿線撮影地に駅員が来たのは驚きました。
思ったより人はいなかったです。

相模線の205系、今までありがとう。
そして約30年間お疲れ様でした。

僕が今までに書いた相模線の記事

さて、ここからは余談というか、宣伝?になります。
今回相模線の廃車回送を記事にしましたが、今まで投稿した相模線に関する記事はどれだけあるかなと思って調べたところ、3つありました。

気づかぬ間に同じ路線について3つも記事を書いていたので、相模線がそれだけ身近な路線だということを改めて感じました。

まとめ

いかがでしたか?
今回は相模線205系の廃車回送について記事を書いて見ました。
正直、未だに205系が相模線にいないということに実感が持てないですし、また走ってほしいという気持ちもありますが、これが時代の流れなんですかね。
いつまでも205系の引退のことを考えてもしょうがないので、これからを担うE131系に期待してみようと思います。
では、失礼します。

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