別居や離婚によるメンタルヘルス
同意なき別居が始まり早1年1カ月。
直後は兎に角精神的に落ち込んでいました。ちょうど昨年のこの頃は生まれて初めて自死を考えました。
家族のためにと懸命に働き、家事育児にも取り組んできた結果がこれかと…同時期に兄が病気となり看病をしていた事も重なり、兎に角未来に明るい希望を描くことが出来ませんでした。
たまたま3月に毎年先導をしているマラソン大会があった事とエントリーしていた東京マラソンがあり、少し運動に取り組めたことで前向きな気持ちになり、一番精神的に落ちていた時期を乗り越えることが出来たかなと感じています。
今でも出来る限り外に出ること、運動を継続することは意識しています。外で体を動かすと気分転換にもなるし前向きな気持ちになれる気がしています。美味しいものを食べる、旅に行く、好きな事をするのも良いですね。
一時期と比較すれば今は精神的にとても向上し、前向きな気持ちになれてはいますが、未だ調停中ですし、子どもとは殆ど会えていませんのでストレスは常に強く感じています。この状態に新たなストレッサーが加わると、非常に落ち込みます。
私は会社では管理職であり、何かあれば責任をとる立場にあります。今週は顧客に謝罪をしなければならない状況があり、謝罪するも結局契約解約がほぼ決定。これにプラスして期待していた部下から退職届けを渡されると言う事も重なり結構落ち込みました。別居状態になってから、自身のメンタルヘルスの管理を今まで以上に重要と感じています。正直これが出来ないと全く仕事にならないです…。と言うか普通に生きていく事すらままならない。
調停の準備を進める中で、親権をとるためにフレックスな働き方が出来るよう社長と取締役に相談しました。今はほぼスーパーフレックスな働き方になっています。これを許してくれている会社には感謝しかないし、受け入れてくれている部下にも恩を感じています。勿論親権をとるなんて夢のような話ですが、共同養育をするためにも自由な働き方は重要です。
そもそも別居や離婚もそうですが、結婚、出産、病気、親の介護等のライフイベントに会社がどう対応出来るかは、多様性の時代と言われている現代では重要事項です。自分がこの立場になったからこそ、会社の働き方改革を推進していきたいとも考えています。
私の兄は47歳と言う年齢で昨年7月に亡くなりました。別居により親子断絶の状態となりメンタルが不安定な時もありますが、兄が生きたいと願ったこの世界をしっかり生きたいと考えていますし、子どもにも生きている素晴らしさを伝えたいと感じています。
そのためにもメンタルヘルスを整え、社内で働き方改革を進めていき、養育出来る環境を整えていきたいですね。
※写真は昨年8月に久しぶりに上った富士山山頂からのご来光