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磁極反転の仕組と地球環境への影響と、その未来を考察。

磁極反転(厳密にはポールシフトではない)は、地球創世以来何度も繰返されて来た。
今回はその仕組みを推察していこうと思う。
ここにある学者からのペルム紀に起こった史上最大規模の生物絶滅に関する原因とその根拠、裏付けがある。


端的には

1.大陸プレートの大規模な沈み込み。
2.大規模な大陸プレートがマントル層で堆積。
3.堆積したプレートの塊がマントル層から地球のコアへ落下。
4.コアの対流が乱れコアから出ている磁力線が乱れ極が逆転。
5.一方、堆積したプレートのコアへの移動と同時期にマントルの一部が地上に移動し、大地溝帯で大規模なマグマ溜りを形成し大規模な(地球規模)のマグマ噴火を起こした。
6.同時に磁場が乱れた事で地磁気が弱まり→宇宙線の増加。また時期的にも、太陽系自体が銀河の腕の中を通過中であり、それも大量の宇宙線が降った原因と推察する。更には、太陽活動周期とも重ね合わせ調査。
当時の自然環境を調査した結果大量の宇宙線が降り注いでおり(屋久杉の炭素量調査)、これが原因で多くの雲が地球規模で発生。結果、寒冷化もしていた。(当時の雲は、雨の核となる粒子が多く大気中の水蒸気水滴の数が少なく大気中に留まる時間が長い為雲が長く停滞していた)
この宇宙線での雲の大量発生に加え、大規模な火山活動で吹き上がった火山灰等でほぼ地球上の、特に地上は生物が住むには厳しい状況となっていた。→この影響で一部地域では温暖化していた。
因みに当時の記録からはこの状態が数万年続いた。

地球上では、上記の状態が今まで何度も繰り返されてきていてその度に無防備な生命は絶滅を繰り返している。

2018年現在、上記の危機的状況に入りつつある傾向がある。

1.太陽活動の停滞。→宇宙線量の増大。
2.気候変動。寒波、黒潮など異常気象。
3.火山、マントルの活発化。

1.と2.は関連する事象でペルム紀のそれと酷似してきている。ただし、ペルム紀では磁極の乱れによって地磁気が弱まった事が大きい要因。
3.は未だ、宇宙線と関係している事象と思われ今までも活動中の火山に見られ規模は局地的。

問題はここからで、大陸プレート沈み込みからマントル層で堆積(数万年分堆積している)したプレートが何時コアに落下するかだ。
多分磁極反転が起きるきっかけはこの現象だろうと推察でき、今まで起こった磁極反転の時期は、ちょうどマントルに溜まったプレートがコアに落下した時期になる。
数mで進みマントル層へ流れ込む。
この時どの位の質量を運び込むのか?
どの程度運び込んだらコアへ落下するのか?どの程度の質量の物がコアへ影響し、また、磁極反転させるのかは確認中だ。

数万年経過しており、その間、コアへのプレート落下が起きていないのなら、現在のプレート堆積量はかなりな量になっていると推察出来る。

因みに、太陽活動停滞による宇宙線の増大→寒冷化だけで有れば、各地に穀物不作で飢饉という状況になっていくかと思うが、その進み方は人が対処して行けるほど徐々に起こり、AIや、バイオ、ナノテクノロジーを駆使していけば問題なく乗り越えて行ける。過去に起こった寒冷化では世界全体で2度下がり、桜の咲く時期の遅れや、普段凍らない川が凍ったりした。
だが、数万年間マントル層に溜め込んだ大陸プレートの大規模なコアへの落下、それに伴う地球規模のマグマ噴火が伴えば、地球環境は一瞬で変わり地上の生命は地上から地下への生活を余儀なくされるだろう。

それは正に、
カッパドキアの遺跡を見ても解る。
あれは古代核戦争のシェルターでも隠れキリシタンの隠れ家でも無い。
過去に我々の先祖が未曾有の天変地異に直面し、大急ぎで穴を掘り生活した痕跡だ。
あの遺跡は被害状況を見ながら継ぎ足し継ぎ足し地下へ地下へその生活圏を移動し伸ばして出来たものだ、今の規模を計画的に作ったものでは無い。
その都度継ぎ足し現在の規模になった状態で数千人収容できる様になっているが、実際には地下の最下層が一番新しい居住空間になっている。何故なら上層部は、外部気候温度に左右され当時は居住出来なかったからだ。

結論
1.結局地球寒冷化は起こるべくして起こる。
2.急な極反転と言われるポールシフトは基本的に起こり、それは地軸では無く、磁極である。地軸移動は既に起こっていて、これは大陸の移動に関係している。

地軸が傾けば地球規模で、陽の当たる位置も変わるので、地球規模で気象に影響する→今よく言われる異常気象。
3.過去の人類もその危機を乗り越えて来た痕跡が有る。その際は地下へ逃げている。
4.最悪の状態になった際は、ほぼ逃げ場は無いが、先人の例に習って然るべき。
5.今準備が必要。
·ライフラインの自給自足
·長期確保出来る食糧の調達やサバイバル術
これは正にNASAが行っている有人火星探査、移住計画で進めているプロジェクトが研究している事を注視し出来ることは実行するべきだ。

近い未来、地球が住めなくなるから火星(地球外惑星)へ行く人々と、それでも地球に住むという人々に別れるだろう。

ただ、我々が恐竜や太古の人類と違うのは、いままで積み重ねて来た英智を使って未来を作れる事だろう。

ただ何万年も地下で生活するのではなくその英知を使い栄養摂取を最低限に抑え生きる方法や、その際VRの中で意識的生活をしながら地上で再び生活する際のシュミレーションや、生活方法を模索する生活等、居住方法、生活方法を当事者が選択するのであり、それは、選別ではなくむしろ当事者が選択する。

今後起こる事

VRを介した社会、経済システムの形成

健康を維持すると言う事の変革

来るべき選択に向けての多様性の受け入れ方

其れはまるで映画にあった様な未来かもしれない。

-資料-

2008年一人あたりの年間宇宙線被ばく線量の世界平均値は0.32mSv
全人口の99%が年間0.23mSvから0.70mSvの範囲内の宇宙線被ばくを受けており,これらの数値は,太陽活動の変動により約15%変化する。
"国立研究開発法人日本原子力研究開発機構のホームページ"
公衆の宇宙線被ばく線量を世界で初めて国や地域ごとに評価 ~世界平均値は国連科学委員会の評価値より16%低いことが判明~|日本原子力研究開発機構:プレス発表 より抜粋。

●放射線

成層圏の放射線推移(2015年3月~2017年5月)
http://spaceweather.com/images2017/12may17/radplot.png?PHPSESSID=lb5ov7uoo024jtld69ckfriul4
成層圏の放射線推移(2015年3月~2018年1月)
http://spaceweather.com/images2018/02mar18/balloon_data.png?PHPSESSID=m3k68p4ks3pvigudnhh4bhu7h3
国際放射線防護委員会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

宇宙線量推移
http://cosmicrays.oulu.fi/
宇宙線増加から雲が出来寒冷化
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/1ry/Kagaku200912.pdf

●地軸移動

現在「緩慢な地殻移動」が起こっているのか?
http://www.ailab7.com/tijikuhenka.html
【地殻変動】極移動(ポールシフト)が激化?北極点がヨーロッパ方向へ急移動!最新の研究結果が発表される!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11364.html

この6ヶ月間で、地軸が約257km動きました!
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51885723.html
地球から月が離れる日・(地軸の傾きが変わる)
月は1年に3.5cmづつ離れている。 月の引力のおかげで地軸の傾きは一定に留めている。
https://www.youtube.com/watch?v=3C1uzhy1mnI

●地磁気逆転

地磁気自体は200年前から減少している。
[ScienceNews2016]近づいている? 地磁気逆転(2016年6月8日配信)


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