1on1ミーティングを動画にしてみた③

1on1ミーティングを動画にしてみたの第3弾です。
今回のテーマは”現在業務に関してのモヤモヤ”についてです。
また、今回の1on1ミーティングは年上部下を想定して作ってみましたので
部下役は50代の会社員の方にお願いいたしました。

最近の1on1ミーティングの上司側のお悩みの一つとして、年上部下との1on1が挙げられています。なぜお悩みになるのだろうか?とうことをちょっと考察しながら今回の記事にしていきます。

もちろん僕自身も年上部下(元役職者の方もいました)の方との1on1を何度も経験してきましたし年下の役職者からするとやりづらさは確かにありますよね。

1on1研修をしていく中で ”年上部下との1on1ってどうやればいいんですか?”という質問もよくいただきます。

なぜこの質問がでるのだろうと聞いてみると

・上長として部下に何か有益なアドバイスをしなきゃいけないと思っている
・上長として部下に対して気づきを与えなきゃいけないと思っている

このマインドから、年上部下と1on1をする時に、”何もアドバイスすることがなくてどうしていいかわからない” になっているように僕には感じるのですよね。
みなさんはどうでしょうか?

そこでぜひ今回の動画を参考にしていただければと思っています。

僕のスタンスは年齢がどうであれ、1on1ミーティングは相手のための時間だと思って接しています。
年齢に関係なく敬意と愛情を持って接するこれがすごく重要なスタンスだと思うんですよね。

もう少し言えば、上長だから偉いとかそういうことではなくて、人として接するということかなと思うんですよね。
(僕の考えとしては役職は役割であるということですね)

それってどういうこと?というと、組織には縦方向のコミュニケーションと横方向のコミュニケーションが存在すると思っています。

※縦横のコミュニケーションの解説はこちらから
https://www.growthen.co.jp/column/20240806-2/


縦方向は目標を達成するための、指示命令や進捗の確認または報連相があたると思っています。もちろん組織においては縦のコミュニケーションは重要です。

ですが、1on1ミーティングは縦ではなく、横(つまり役職ではなく、人として接する)のスタンスでお互い臨むことが重要だと思っています。
特に年上部下の方との1on1はこの横を意識されるといいと思うのです!

横方向だからかこそお互い敬意と愛情をもって、一緒に良い時間にしていくことが大事だとおもうのですよね。

僕が特に横のコミュニケーションで重視しているのが、相手の思考の幅を広げること(視点を変えてみる)や抽象度の高い言葉を深堀することだと思っています。
そのために上長側としては積極傾聴を心掛けることだと思うのですよね
そういうスタンスで接していくとお互いにとってすごくいい時間になるんじゃないかなと思うところがあります。

今回は僕が壁役になることで、部下役の方が自分で考えをどんどん整理をしていって、次の行動につながるような1on1になっています。
是非参考にしてもらえればうれしいです。

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