メモ:80年代以降の少女漫画史(『りぼん』を中心に)
少女漫画史は、「24年組」、「乙女ちっく」などと、70~80年代初頭までは割と評論家が歴史化してくれているので、それ以降どうなっているのか知りたくても、意外に分からない。しかし、ネット上の記事やつぶやきを統合すると、おぼろげながら分かってくる。特に、『りぼん』がどのような道を辿ってきたのかは、かつての、あるいは現役読者の証言がけっこう出て来るため、浮かび上がってきた。矢沢あいの革新性を褒める記事で、『りぼん』時代の矢沢あいが語られるとき、当時の『りぼん』のことも語られていたり