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日経認知症シンポジウム2020に参加して

みなさん今週もお疲れ様です、工藤です。

昨日、日経認知症シンポジウム2020がオンラインで実施されました。本日はシンポジウムに参加して感じたことをお話しいたします。

 

🥚現場に答えがある

少し文字が多くなりますが、プログラムはこちらの通りです。

プログラム
9:00~ 9:10 あいさつ1
土生 栄二氏 厚生労働省 老健局長

9:10~ 9:20 あいさつ2
山本 和徳氏 経済産業省 商務・サービス政策統括調整官

9:20~ 9:40 基調講演1
「認知症政策の方向性と社会の在り方ーかかりつけ医の取り組みー」
中川 俊男氏 日本医師会 会長

9:40~10:00 基調講演2
「『認知症不安ゼロのまち おおぶ』の実現に向けて~認知症鉄道事故があったまちの認知症施策~」
岡村 秀人氏 愛知県大府市長

10:10~11:25 パネルディスカッション1
「生活者視点の認知症フレンドリー <社会とのつながりを保つために>~まちづくり領域を中心に、afterコロナを見据えて~」

モデレーター) 栗田 駿一郎氏 日本医療政策機構 マネージャー
パネリスト) 小林 司氏 らいふ 取締役
保坂 展人氏 世田谷区長
近藤 克則氏 千葉大学 予防医学センター 社会予防医学研究部門 教授、
国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 老年学評価研究部長(併任)、日本老年学的評価研究機構 代表理事(併任)
金澤 明夫氏

11:25~12:05 ご本人セッション
モデレーター) 堀田 聰子氏 
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授
パネリスト) 金澤 明夫氏
美並 宏氏
平井 正明氏 まほろば倶楽部 代表、奈良県委託事業 奈良県若年性認知症サポートセンター ピアサポーター

13:05~14:35 パネルディスカッション2
「生活者視点の認知症フレンドリー <日々を快適に暮らすために>~家庭生活領域を中心に、afterコロナを見据えて~」

モデレーター) 吉村 英里氏 日本医療政策機構 シニアマネージャー
パネリスト) 佐藤 友哉氏 Integra Japan Strategic Marketing Manager
久保 依子氏 大和ライフネクスト マンション事業本部、マンションみらい価値研究所 所長 兼 事業推進部 部長
髙島 宗一郎氏 福岡県福岡市長
繁田 雅弘氏 東京慈恵会医科大学 精神医学講座 教授、首都大学東京(現 都立大学) 名誉教授
美並 宏氏

14:45~15:45 パネルディスカッション3
「診断治療に関する研究開発の促進」

モデレーター) 滝 順一氏 日本経済新聞社 編集局編集委員
パネリスト) 伴 寿一氏 富士フイルム 執行役員 医薬品事業部 副事業部長
田中 稔久氏 厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 認知症対策専門官 / 課長補佐
岩田 淳氏 東京都健康長寿医療センター 脳神経内科 部長
平井 正明氏

15:55~16:55 クロージングセッション
「企業が持続可能な形で認知症の人に貢献していくには ~総括と展望」

モデレーター) 狩野 光伸氏 岡山大学 副理事・大学院ヘルスシステム統合科学研究科 教授、外務大臣次席科学技術顧問
パネリスト) 笠井 聡氏 SOMPOホールディングス 介護・ヘルスケア事業オーナー 執行役
稲邑 拓馬氏 経済産業省 商務・サービスグループヘルスケア産業課長
菱谷 文彦氏 厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 認知症総合戦略企画官
堀田 聰子氏
鈴木 森夫氏 認知症の人と家族の会 代表理事

16:55~17:05 総まとめ あいさつ
黒川 清氏 日本医療政策機構 代表理事、政策研究大学院大学、
東京大学名誉教授

産・学・官それぞれから著名な登壇者がご参加されていました。

登壇者の中には認知症の方もおりました。

私は認知症の方と日常で接する機会がほとんどないので、複数の方が長い時間お話する姿を見るのは初めてに近い経験でした。

所感として、自分自身が恥ずかしいなと。

そう思いました。

健康に関わる仕事を続けてきたと言っても、ごく小さな範囲で仕事をしていたのだと、今更ながら実感しています。

認知症について、文字や画像をいくら見ても、全くわからないことがたくさんありました。何もわかっていなかった…。

オンラインとはいえ、認知症の方たちの姿を直接拝見し、自分の中で勝手に完結していたイメージは捨てるようにしました。

認知症の方たちに見えている世界はどのような世界なのだろう。

周りで支えている方達はどのような想いを持っているのだろう。

自分の組織に何かできることはあるだろうか。

ヘルスケアに携わる人間として、考えを新たにこれから仕事に取り組んでいきたいと思います。

現場の大切さを実感した1日となりました。

もっと、行動して、勉強しよう。

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