歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.115秋田内陸線沿線に国宝級のお地蔵様の巻
おはようございます。
ちょっと、雨模様の東京都板橋区です。おととい、ガンの治療についてのやり取りで心に棘がささったような私でしたが、友人、知人、その手の専門家の方々と情報交換し、結局は自分の意思を遂行するための相棒は自分の体なのだから、自分の体の細胞を信じきろうと決心し、昨夜は寝ました。
夕飯前に、6ヶ月ぶりに近くの銭湯に行きました。
板橋区は昔からの銭湯があって楽しいです。
レトロでしょ?
この「かさ入れ」は、本当に丁寧な仕事ぶりですよね。昔の大工さんのモノを愛する心意気が感じられます。
銭湯でじっくり体を温めて、面白い映画を見ながら、夕飯を食べ、すこし休んでぐっすりと眠る。
朝起きて、絵の準備にかかっていると、体がムズムズしてきて自宅で朝風呂にまた入ると、一晩で体の中から放出された汗や死んだ皮膚細胞が石鹸で流されて垢となって目の前に出現するのを確認すると、自分の頭が休んでいる間も細胞や心臓や肺は生きていて、血液は循環していて、細胞も生きていて、老廃物を出そうと努力してくれていたんだと思う。そんな大事な体なので、自分で体の声をもっともっと聴いてあげないとならない。
今朝もその体さんの働きを確認し、また、夜の眠りにつく時にも、痛い右の腕を意識して「右腕さん、本当にありがとう」って何度も心の中で伝えているうちに深い眠りに入っていた。
私は体と会話して仲良くして生き続ける。
そう心が定まったらすごく楽になった自分に気が付いた。
ありがとうございます。
さて、今日は、秋田県北秋田市の国宝になる予定だったけど、いろいろな論議が巻き起こって、国宝にはなれなかった・・・というのか?なるのを断ったお地蔵さんをご紹介します。
ご紹介くださった大穂さんは前回も熊のTシャツやマタギの茶でご紹介させていただいてますが、もともとは、生粋の東京っこで、でも、秋田に移住してくださった方で、自然と鉄道やイワナとかヤマメとか(私、お魚は全然詳しくないのですが)、とにかく、秋田での生活を私からしたら、存分に満喫していらっしゃって、羨ましい限りの方。
庭でビールっていうのが、もう~~~ね~~。
くまのたいら企画の社長さんで、
ジャムやTシャツも企画していらっしゃる。
作家さんでもいらっしゃる。とにかく多才なのですが、本当に謙虚な方で。
秋田を大事に思ってくださって本当にありがとうございます。
FBでは、田舎生活を満喫されている様子が配信されていますので、ご興味のある方は覗いてみてください~。
さて、前置きにて、自然満喫の様子を見ていただいてましたが、この阿仁という地域はマタギでも有名ですが、本当に田舎なのです。
しかし、コロナ騒ぎの無かった頃には、素朴な景色と秋田内陸線の一両車両に魅力を感じての外国人観光客もたくさんいらっしゃった。
でも、今はそうでもないらしい。これは、日本中のどの観光エリアでも言われていることですがね~。
さて、そんなこんなで、国宝級のお地蔵さんにワープしていただきましたので、お話を伺ってみたいと思います。
「お地蔵さ~~ん」
「はい~~」
「お地蔵さん、キラキラしていて、しかも大きいですね~」
「あ、そうなんです。これでも、国宝級ですので、、、、」
「その国宝級っていうのが、なんかいいですよね~」
「そうかな?国宝にしてほしかったんですがね~。なんだか、どんな論争があったかは知りませんが逃したみたいです~」
「でも、、ネットで調べると、いろんなご利益がおありですよね~」
「『弾丸よけ地蔵』(たまよけじぞう)
兵士たちがお参りをすると不思議なことに弾丸があたらなかったことから。
『汗かき地蔵』
この地方に疫病が発生した時、住民の身を案じて、地蔵尊が びっしょりと汗をかいていた、と言われたことから。とか言われてきているよね」
「あ、お地蔵さん、私、このお寺さんに行ったことがあります。10年位前に・・・その時は、日本海沖地震の時に遠足で男鹿水族館の近くでお昼ご飯食べてた合川南小学校の児童13名が津波に飲み込まれて亡くなって、檀家さんのお子さんだったということで、毎晩、お寺に『お母さんに会いたい』って霊になって出てきたお子さんもいたって・・・それで、お母さんは離婚して家から離れていたのかな?ちょっと、背景は記憶が定かではないので間違っているかも知れないのですが、、、、お母さんにお寺さんから声かけさせてもらって、お墓参りしていただいたら、霊も大人しくなったって、そんな話を聞いたことを思い出しました」
「あ~確かにそういうこともあったね。まさに、愛別離苦の心境だったのだろう」
「そうですよね。日本海に津波は来ないという常識が覆えされた天災でしたし、楽しいはずの遠足での事故。亡くなった小学生の悲しさもさることながら、ご両親の気持ちって、本当にいたたまれなかったでしょうね」
「そうなんだよ。かわいい子供に先に死なれるのは辛いね。本当に、人間は生まれたことから苦のはじまりと言われているから、人生は思わぬ所で、何かがね、起きてね、、、」
「はい。私も、今、ガンなんですが、、、、えっと、私の場合は、自分の体が痛むというよりも医業に携わる方の言葉によって、心が痛むって、、感じてて、あれですよね、、なんか関わる人との相性ってあるんでしょうね?」
「そうだね~」
「あと、つくづく、話が変わってしまうのですが、内陸線沿線って自然が豊か。水も綺麗。山菜も取れる。時給自足しようとしたらできちゃうんじゃないか?あと、静かなので、自分の心との対話。自然との対話で自分が生かされていると実感する・・・できる・・・」
「そうだね~」
「なんだろう、里山が見直されるというか」
「そうだね~」
「でも、都会でも板橋は田舎なので、自分と自然との交流で自分を知るって、ささやかなことなんですが、鳥の声だけでも感じられるというか・・・」
「うん。言いたいこと、なんとなくわかる」
「自分の体の声を聴く。忙しくしていると、聞こえないことがいっぱいある。けど、聞くようにすると行動の仕方も変わってくるのでは?」
「うん」
「お地蔵さんは病気になった人を思い、自分が汗だらけになったのでしょ?」
「そうだよ~大事な人の営みだからね~汗かくのは」
「ですよね。で、今朝も寝汗かいてて、朝お風呂入って気持ちよく・・・垢さんに、ありがとうって伝えたの。私最近、おしっこさんや、うんちさんにも、ありがとうって言っているんです。笑」
「いいじゃないの~。みんな喜ぶよ~。褒めてほしくって、体の中に詰まっていられないわ~って、悪いモノがどんどん体の外に出てくれるんじゃないの?」
「そうですよね~。あ~お地蔵さんと会話するだけで、心の整理がついて、ますます延命するって感じしました。さすが、六丈延命地蔵尊さんです」
「あ、お役に立てましたか?」
「はい。とっても~~~。それで、取材というか私の妄想話にお付き合いいただいたお礼に、いつもお地蔵さんに何か召し上がっていただいてまして、何かございますか?」
「えっと、この文章の中ほどに出てたでしょ。大穂さんが渓流で釣ったイワナ~あれがいいな~」
「あ、このお魚さんですね」
「塩焼きがいいな~」
「大穂さんも塩焼きは定番のNO.1とおっしゃってましたね~」
「そうでしょうね。自然の恵みですから~~シンプル いず おいしい」
「では、塩やきしちゃいますね~~ちゃちゃちゃ、、、では、はい、どうぞ~、熱いので気をつけてくださいね~」
「う、う、うれしい~~」
「あ、あ、あれ?僕~~?」(イワナの声)
「すまないイワナ君、君の生命を大事に使わせていただきますね。では、いただきます。く~~~美味しいな~」
「そうですか?良かった~。あ、私、うっかりしてて、ワープの行程を上げ忘れてました。では、こんなワープで六丈延命地蔵尊さんは来てくださったのですよね~」
「いかにもー!さて、読者の皆さんも、秋田県北秋田市にイワナ釣りに来てねー!その時には、ぼくの参拝もよろしくお願いします!秋田内陸線もよろしくお願い申し上げます!バター餅や、熊鍋や、アイコ、タケノコ、まだまだ、たくさん、美味しいもの、きれいな自然がいっぱいです。遊びにきてねー!」
「ま~~~秋田の宣伝ありがとうございますー!」
「美味しいの頂いたので、せめてもの!ですなー!あー美味しかった!ありがとうございますー!」
ということで
目出度し目出度し~~。
皆さんも最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
では、今日も体の声を聴いて、一日、素敵な一日にします。
ありがとうございます。
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