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週刊おっさんステップ

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「毎週不定期に何本か、あなたの心が軽くなる話をする?」とおっさんは聞いた。 「知らなかったの?」 「いや、知らなかった」 「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」とユキは言った。 「… もっと読む
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自信がない自分を好きだと思った話

「自分の●●に対する自信がない」と悩む時期がありました。 ここでいう●●とは、能力やスキル、年収だったり容姿だったり学歴だったり、他人と比較しがちなソレです。 今思えば、自己評価が低い自分にとって、他人との比較は蟻地獄の始まりでした。 単純に、理想が高すぎるのかもしれないから、蟻地獄から抜け出せないと考えました。 確かに人生を振り返ると、20歳の時に書いた日記に「25歳で年収1000万稼ぐ!志高く生きろ!お前の仕事は志事だ!」みたいなイキった迷言がそこにはありました。

26歳になって思うこと感じたこと書きたいことは親への感謝しかない。

今日でこの世に生まれて26年が経過した。 誕生日というのはどうも苦手で、人を祝うことは好きだが、どうも人から祝われるのは苦手。 どんな反応していいのか分からないのだ。 もちろん、「誕生日おめでとう!」と言われて笑顔で「ありがとう!」と答えるくらいはできる。 その「ありがとう!」の先には、もう次への「誕生日おめでとう!」へのタイムリミットが始まってしまったと不安な自分がいるのが嫌。 とまぁ、そんなこと考えてる不安な自分もコレはコレで好きなのだけど。 今年も例年ながら

女性は肝が据わっているなぁと思う話。

僕、前からずっと女性ってマジすげぇなって思うことがあります。 多くの女性は家事や育児ができたり、気遣いやおもてなしの心について男にはない、女性らしい優しさ、すなわち母性本能を持ちあわせていると思います。 いわゆる大和撫子と呼ばれる所以です。 それに関して多くの人は「そりゃそうだ」と目を細くして僕を見ると思うのですが、今日はもう一歩踏み込んだ話です。 女性の胸とそれを守るためのブラジャーについてです。 僕は女性の胸のサイズについて特にこだわりはないので、「大きけれ

不器用だからこそ、文章を書いて伝えていく僕の話。

僕、口ベタで話するの苦手なんですよね。 人見知りということではないけど、おそらく、考えていることを言葉にして話すこと、好きじゃないんです。 僕は人と話すとき、相手の顔色うかがったり、この言葉をいったら相手はどう思うのだろうかといった、忖度がまず入る。 つまりこれって、本当は僕が話したい言葉を削ぎ落として残った、本当に美味しい部分だけを提供している果実のようなモノなんです。 冷蔵庫で冷やしたリンゴの皮を綺麗にむいて、相手が食べやすいようなサイズにカットして提供する感じな

おっさんが集まり奏でる音楽に、こんなにも心を奪われ感動するなんて

最近、週末の土日に「凪のお暇」というドラマが再放送している。 このドラマのあらすじ。 主人公の凪は、日々何事もなく平穏に過ごすために、常に場の空気を読み 「わかる!」 と周りに同調することで、自分の平和を保っていた。 しかし、いつもニコニコ、ビクビク、人の顔色を伺う凪の様子に同僚からは、いじり、“良い意味で” のダメ出し、そして理不尽な仕事をふられ放題の毎日。 そんな 「なんだかなぁ〜」 な生活を送っていたある日、付き合っていた彼氏・我聞慎二からの一言がきっかけで心が

文章力がないんですけど、どうすればいいですか?

「文章を書きたいなら書けば?」と、自分にいつも問う。 そして、僕は「文章を書きたいな」と答えあわせをして満足した小学生のように、文章を書いている。 そんな僕の考えとは違った意見を持つ人もいるだろう。 「文章力がないから書けない」 「書いても読まれないし時間のムダ」 「文章なんて書いてもお金にならないから」 確かに。 そうかもしれない。 やるべき理由を見つけるよりも、やらない言い訳は腐るほど出てくる。 だが残念ながら僕は、諦めるのを諦めるタイプの人間だ。 漫

日常の小さな幸せを放棄しちゃダメだって、猫じゃらしが教えてくれた

最近、とっても大好きな曲がある。 RADWIMPS「猫じゃらし」である。 この曲は午後ティーのCMでも現在放映されている、CMソングだ。 家でソファーに寝そべって、「さぁーて、Instagramで可愛い女の子でも探すかなぁ〜」なんて馬鹿してたんですけど、テレビから心地よい声と音色が。 「いーざ、僕らで、行こうぜ」 「はーじめましての、今日へ」 スマホなんか放り投げ、すぐさま誰が歌って何の曲かをテレビで知るため、釘付けになった。(無論、深田恭子は可愛かった) その

子供の頃に貧乏を経験して大人になったら、毎日が幸せの連続だったことに気づいた

子供の頃、いわゆる貧乏だった。 もちろん、貧乏というのは相対的比較から生まれる感情なので、「自分は他人と比較して貧乏じゃない!」と思えれば違うのかもしれない。 だが大人になって改めて冷静に考えたが、僕の家は貧乏だった。 子供の頃、貧乏で辛い思いをしたかといえば、おそらく辛い思いをした。 喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのと同じで、いまは辛さを感じない。 大人になったいま、あの子供の頃の暮らしを色々と思い起こした。 きっと、何か得るものがあるんじゃないかと願って。

カネ、カネ、うるさいんですよ、バーロー

「バーロー。もしやりたいことがあるのなら、お金が稼げるようになってからなんて思わず、今からやるべきだろ。」 「名探偵コナン」より 真実はいつも一つなのだけど、解釈はいつも無限にある。 先日、ブログにこんなことを書いた。 *** 「とある島で投資家と若者の会話」 ある投資家がバカンスで南の島に行きました。 浜辺を歩いていると、若者が貝でとてもきれいなアクセサリを作っていました。 それを見た投資家は、若者にそれをたくさん作ってビジネスにしないか?と、もちかけました