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「会社辞めます」と表明してから今日まで。

この1週間は、ほぼ仕事に手がつかない状態だった。

というのも週の頭、上司に「来年3月までに会社退職します!」宣言をしてしまったからだ。

朝バスに乗ってる時は大体寝ているのだが、この日は違う。

「言うべきか言わないべきか」をずっと考えていた。

しかし、自分のブログにより4年前と変わらない状況を認識していたから「ここでいうしかない」という結論に至った。

問題は、いつ、どのように言うか。

逡巡したものの、最終的には「これ以上頭で考えてもことは動かん。何年も変わらなかったじゃないか。自分の中で温め過ぎて腐らせるよりも行動するべし。」という考えに至った。

変にこねくりまわすよりもさっさと言ってしまえ!

というわけで、朝会社に入るなりツカツカと上司のところに歩み寄り上記の言葉を発したわけだ。

努めて明るく言ったものの、足は完全に震えていた。

そして上司からその上の上司にこの話は伝わり、その日のうちに上司の上司から“引き留め”にあった。

まあこれも上司の仕事のうちだろう。

1対1で喋る分には、大抵の人々はまともに思える発言をしていらっしゃるのに、なぜ集団の中では無能に見えてしまうのだろうか…そんなことを考える組織不適合者の自分。

辞めると表明した後、自分のした行動に恐怖を覚えていた。

数日後、元上司から部署移動の話が来た。

「今の業務がつらいのであれば、部署を異動することを総務に打診することもできる。今辞めるのはもったいない。できれば一緒に働きたいと思っている。」

ほぉ。

であれば、お言葉を返すようですが、もったいないという人間が一大決心をして「会社を辞める」という結論に至るまで、なぜ放置されているのでしょうか。

日本の会社でなんの取柄もない正社員が「辞める」という決断をするのはかなりのものです。

幸い?私は次の仕事も決まっていない状態で辞める意思を表明してしまったが、場合によってはもう次の転職先に内定をもらった状態で辞める意思を表明する場合もあるわけで。そこまでいったら引き留めなんて意味をなさないでないか。もっと早く芽を見つけられただろう。

年に1回の面談も無い状況では、上司が部下を、部下が上司を理解することもままならず、また、会社の方針も伝わらず、組織の運営方法としては非常にまずい状況なのではないでしょうか。

何故人が辞めるのか、そんなことも顧みずただ人をどんどん採用し続けてますけど、それでいいんでしょうか。

組織というのは…

1対1で対話するとすごい悪い人ってことは無い、むしろ比較的しっかりした考えを持っているように見えるのだが、なぜ集団となるとその集団が導く答えがあんなにもクソみたいなものに成り下がってしまうのか…

集団脳はホモサピを賢くさせるのではなかったのか…!?


…ということは言わなかったけども。


安心していられる場所が欲しいだけなのだ。
今の場所では安心できなかった。


異動について、私は“中途採用に申し込む”スタンスで臨もうと考えている。自分はこういう考えを持っています。スペックはこんな感じです。その部署の仕事に私が必要でしょうか?

と。

補足すると、業務自体がつらいというよりは業務をする環境がつらいのだ。異動すれば、「今の業務に飽きた」という私の直近のストレスは解消されるだろう。

しかし、大元にある「現状をかたくなに維持しようとする閉塞感」は、同じ会社である限り変わらないだろうし、いつかまたその課題にぶつかって今のような状況に至るだろう。


であれば、やっぱり辞めるしかないか…と思った矢先。

会社の先輩から、来月、「会社の将来を考える若手の有志の会をしようと思っている。蕪木さんももしよかったら参加してくれないだろうか。」という話を受けた。

「辞めるって表明した後、このタイミングでそんな話www」

と思ったが、よく考えてみる。状況はわかった。


異動の打診があった時、「この部署への異動だったら考える」というのを伝えた。もし異動した先の部署が、本気でそのような課題に取り組んでほしいというのであれば、なおさら。

今、会社がある意味危機的状況で、何かしらの状況打開策を求めている、ということであれば、おそらく私が貢献出来ることはあると感じている。

しかし、今を顧みず同じままでいるというのなら異動せずにやはり去ることを考えている。

だらだらと書いてしまったが、早く異動の話の結果が欲しい。そもそも異動できるのかどうか。

通常業務に対する集中力が究極的に下がっている。

まあでも異動するにしても辞めるにしても今の業務をクロージングさせることにはなる。ある意味明確にゴールが見えたからこそ、今更やる気が出るというどうしようもない感情にも触れられた。

もう大厄いろいろありすぎてほんとうに2019年ありがとうって感じ←

<経緯>
辞める意思表明

引き留め

異動打診

打診の結果待ちつつ、会社の先輩(私に近い考えの方)から「社内の若手で会社の今後を考える会」という有志の会に誘われる

異動は不可 ※2019年末

役員クラスの方から異動の可能性があることを示唆される ※2020年初め
でも他の社員の異動の内示も出る3月上旬のタイミングでしかしることができないらしい

目の前の仕事に集中できない、将来のこともよくわからない日常を過ごしている ←NEW!!


意識重い系の世界にようこそ。エゴイズムは型におさめるもの。