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適応と進化 「私はまぐろになりたい」

こんばんは!ぴちまるです。



先ほど、「ダーウィンが来た!」というNHKの番組で、マグロの進化課程について、取り上げられていました!



6600万年前、小惑星衝突により、地球上の生命体80%が消滅(一説による)。



海の生物も例外ではなかったが、生き残ったとある魚くんが、サバの仲間となりました。



しかし、サバは沿岸にいる弱い魚。海の世界では、食物連鎖の底辺。



身の危険を感じ、沖合に泳いでいき、カツオの仲間になりました。



すると今度は、魚を獲物にする鳥たちに捕食される危険に晒されます。



これまた身の危険を感じ、外洋に出て、鳥から狙われないように、背中の色を海と同系色の、青黒い色に染め上げました。



そしてその魚くんは、マグロとなりました。



サバ→カツオ→マグロとなる過程で、身体も大きくなり、身体能力のスペックが段違いになりましたね。



しかし、動かないとえらに酸素を取り込めなくなり、死んでしまうのだとか。色々な制約付きですが、生き残るために逃げながら強くなっていったマグロ。



もちろん、この進化過程で、サバのまま、カツオのままを選んだ個体もいるはずです。うまいことそれらの世界に適応できた魚くんたちなんでしょうね。



そう考えたら、マグロになることを選んだ魚くんたちは、サバの世界にも、カツオの世界にも適応できなかったと見做すことができます。



サバやカツオは、そんな魚くんたちのことを、弱いなとか、逆に勇敢だなとか、色んなことを思っていたことでしょう。



でも、弱虫なことも、勇気があることも、魚くん(将来のマグロくんたち)自身が、一番良く知っている事なんだと思います。自分のことですから。



でも彼らは、自分の理想を追い求めて、ゆっくりと進化しながら、自分が納得できる自分とその世界を手に入れた。



つまり、大きい身体とスピードが自慢の、サメと並ぶほどの力を手に入れました。そしてなんと、昔の自分自身かつ昔の仲間であった、サバも餌として食べるのです。



マグロ「サバ共、ほれ見たことか!パクッ!」

サバ「くそー!!!おれも、マグロになれば良かったーっ、、、ガクッ」

マグロ「ゴクリ」



マグロ、よく頑張った!偉い!多くの人たちから愛されるあの味も、君の忍耐と勇気と努力の賜物だったんだね。



なんて痛快で、感動的な話なんだろうか。



私もマグロのように生きたいなと思いました。



まあ、妄想なんですけどね(笑)



また、お会いしましょう(^^)/



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