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憂鬱の読書

 なにしろ蔵書の半分以上が未読のものであるというこの事態である。蔵書といってもささやかなもので、雑に数えて三千くらいのもの、それでも部屋は圧迫されているし、一度手に入れた本はほぼ手放すことはなく。最近は買い控えているけど本棚はなかなかの狂騒。これで古本まつりにも行くっていうんだからブレーキはずれてるとは思う。なにかがおかしい。

 いつ読むのって話のものとしてはチェーホフ全集とか乱歩全集とかがある。いやほんといつになるんだろうな。読めばおもしろいとはわかっている。だが時間も気力も体力もあまりないので、日常のうちで優先順位を高めに決めたものから読んでいる限り、あんな大部のものまでにはぜんぜん手が回らない。いや、全集は読むものではなく、本棚に納めて拝むものです、という話はどこかで読んだ。それでいいのかどうなのか、わかりませんけど。

 こんな話をしてないでただ黙々と読めってこともわかりつつですね、がんばれ金井さん。

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