鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)

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鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)

195modèle代表 / デザイナー。学校法人東京モード学園卒業後、デザイナーとして株式会社東京スタイル入社。2年間のパリ遊学の後、母校の東京モード学園にて19年間教鞭をとる。2013年195modèle設立。東京と広島を拠点に活動。https://195modele.com/

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  • Vivre Ma Vie

    日々の思いや気づきを綴ったエッセイです。

  • 連載「私と女優と人生と」

    • 28本

    女優の姿を通して、「ホンモノの大人とは?真の女性の美しさとは?」をお伝えしていきます。

  • 連載「いい映画には理由がある」

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最近の記事

今年もいいものに出会いたい

今東京にいます。 甥っ子の卒業式やいろいろあるのですが、ひとつの目玉は観劇でした。 昨年のある時期、 チケット争奪戦に参戦し (初心者だったからの、たぶん)、 数度のチャレンジの後、 (途中諦めようとしましたが)手にしたのでした。 ある日見た魅力感じるポスターに興味を持っていたところに、友人からも行きたいとの声があって、 そうだよな こんな感じで行動や新しい経験が繋がるのだなって。 痺れる舞台でした。 気になったら 行動しよう。 そして、 新しい良いものにたくさん出

    • 過ちて改めざる これを過ちという

       ふと耳にしてずっと心に残った今週の言葉。 「過ちて改めざる、これを過ちという。」 その通りだ。 明日も命が続くのは、 昨日までの過ちを改めるため。新たな経験をして、思考を更新するため。 世の中が変わっていくと感じる今。己の思考もリフレッシュする時。毎年歳を重ねているから、より肝に銘じたい。

      • 答えより問い

         人生の後半になってくると 答えを如何にスムーズに出そうとしそうになる(時もある)けれど、 幾つであっても 答えより「問い」を どこに設定するのかが大事 だと思う。 自戒の念を込めて。

        • 改めて、毎日を思いっきり、大事に

           今まで生きてきて 何かを躊躇したり やりたくてもやらなかったり、は そんなに無いと思うのだが 今から 今年から 今度の春からは 「今だ」と思ったら 「これだ」と思ったら カッコつけずに 心配せずに いろいろ思わずに 行動しよう、と思う。 そんな春を待つ雨の日。

        今年もいいものに出会いたい

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        • 巴里日記「クリスティーヌ」
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        • 195先生のファッションレッスン
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        記事

          気温の変化で

           今日は少しだけ暖かい。 この後幾度か寒さもあるだろうけれど、 春に向かっている気がする。 環境は、天候は、気温はどうであれ やりたい事をやるのだ、と 意気込む気持ちもあるけれど どうしても身体が動かない時もある。 少しでも暖かいと 服作りの動きがいい。 気分も身体も周囲も 小さな声も聞きながら、 気分の具現化ができますように。

          背中の決心

           お正月も少し過ぎた頃、 関東の日帰り温泉施設でぼんやりお湯に浸かっていた。 珍しく若い方がほとんどの時間で、ふと ある事に気がついた。 若さのある身体の背中は、 曲線だという事。 前から見て 腰がくびれているとか 全体的に大きいとか細身だとかに関係なく、 背中が腰に向かってすっと カーブしていて美しい。 いつも温泉でお見かけする 私と同じくらいの方々は 体型にかかわらず、 背中がまっすぐ。 さて我が身はどうかと確認したくなるが、 なかなか自然の自分の背中を確認

          しなやかな強さ

            2014年に195アトリエを開いてから、 今年で10年。それが自分の60歳の年と重なる、 というのが待ちに待った感がすごくて、 本当の誕生日までにはまだ数か月あるのだが、 新年からもうなった気分。 誕生日には61歳になっているのでは、と 思うほど。 2024年になってからさらに、 この10年でまとめてきたこと、の 『まとめ』をはじめて、 キーワード、 色、 イメージ画像、 ライン、など もう一度まとめて区切ってみたりしている自分がいる。 そこで気づいたキーワードは、

          新しい価値観をさがして

          またもや大きな自然災害。 自然災害を超えて、 いろいろな事を考えさせる。 思い出してみると、 (こんなことまでも、 日々には忘れてしまうのだ) 私が仕事を辞めて 「なにか違う価値に向かう時間をもちたい」と 感じて実行したのも、 3-11そのさなか。 いままで信じていた価値観の外に 放り出されたような感覚、 そしてそれを受け止めなければ、 正式に生きていないような感覚、 受け止めるも受け止めないも 受け止めてしまった、という 感覚。 そんなものを改めて、 考える。 考えるという

          新しい価値観をさがして

          芸術のことは自分に従う

           今、東京に来ています。 広島ではテレビは観ないのですが、こちらでは録画は観ます。 小津安二郎監督の番組を観ました。そこで出てきた言葉。有名なフレーズとの事ですが、私は初めて目にし、思わずメモしてしまいました。 『なんでもないことは流行に従う 重大なことは道徳に従う 芸術のことは自分に従う』 毎日を芸術の域で 積み重ねたいものです。

          芸術のことは自分に従う

          命の次に大切なものは、みんな違う

           いちばん大切なのは、 それぞれの命。 それも大事だが、 『命の次に大事なものは、みんな違う』を認め合う事は、 本当に大事だと思う。

          命の次に大切なものは、みんな違う

          2024は自分たちで作る

            新年は明けたには明けたのだが、おめでたいという気持ちにはなれないままに数日が過ぎている。 新しい朝を迎えられただけでも有難い、のだろうが 受け取っているだけではいけない、と強く思う今日。 可能な限り視野を広げて、 違う経験の人と繋がって、 未経験の分野にも興味を持っていこう。 明日がもっと良くなるように、 遅すぎる前に、 行動しよう、 2024。

          2024は自分たちで作る

          デルフィーヌ・セリッグはいかにしてできたのか

          いつのまにかぼんやりとできていた疑問が、ふと新しい糸口を見つけた途端急に、脳の中央に移動して、いや、その疑問の場所が中央になり、「そういうことだったのか!」と、心が晴れて気分もすっきり、という経験が多々ある。今回のそれは、343人と女優デルフィーヌ・セリッグである。 フランスの、活きのいい女の映画を観ていると「私も343人のひとりだった」という誇らしげなセリフが幾度となく流れる。ある時“いつも343人”なのに気づき、これは何かあると調べた。1971年のフランスで、当時は違法

          デルフィーヌ・セリッグはいかにしてできたのか

          物事には意味がある

          物事には意味がある。 それは自分で見つけなければならない。 なのに、誰かの意味を知ろうとする自分もいる。 毎日の出来事や物事の意味は、自分で考えて 今日の時間を自分の骨に加えていく。 もっと広く、深い理解に気づくには、 他の意見も参考にしながら、 古い書籍も参考にしながら、 自然の声も聴きながら、 毎日を考えて過ごす。 今年も最後の最後まで。 もっと柔らかく、 もっと広く、 もっと深く、 オリジナルに。

          物事には意味がある

          愉しむを選ぶ

           主に着るものを扱っているのだが、 生活の時間の全てをパイにすると 服を選ぶより、考えている時間の方が長いと思う。 だからこそ、 服を選ぶ時には普段何を考えているのか、が 透けて見えるものだと思う。 何を楽しいと思うのか、と 今日何を着ようと選ぶのか、は 同じことなのだと思う。 それが同じだと思って 選んで着ている服が 似合うのだと思う。

          哀愁やセクシーな夜も

          私はひと月に一度くらい 歌にハマります。 きっかけはラジオから流れる調べ クラシックに魅了される時も多いけれど、 ふと歌詞の世界に引き込まれて、 曲名を調べてスマートフォンで探して。 3日くらいはその曲を歌っちゃいます。 クラシックではなかなか参加できないけれど カラオケは楽しくなってやめられない。 それもマイナーな旋律や 哀愁のある セクシーな歌詞がグッとくる。 服を着る気持ちに セクシーさ、も 忘れてはいけない なんて思う夜もあるのです。

          哀愁やセクシーな夜も

          挑戦してこそ今日の意味がある

          東京から戻って広島アトリエレッスン再開。 改めて、レッスンによって鍛えられているのは、私自身だなって思う。 個人レッスンだから、引き出したいのは、本当の本人。 「失敗したくない」より「挑戦」や「やってみたい」「なりたい」が俄然勝って、一緒にやってみる。 『やらなきゃ始まらない』 は当たり前なのに、 ひとりだと始められない。 大勢でも正直になれない。 って、 あるよねって 思う。 アトリエでの個人レッスン。 私にとって毎回が新鮮な発見のあるレッスン。 挑戦してこ

          挑戦してこそ今日の意味がある