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永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼(2章)完結

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永遠に宇宙に ファンタジー長編小説第2章
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2022年2月の記事一覧

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第18話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第18話

ニーナ「┄┄またあの時と同じ夢、でもピラミッド┄祭壇って言ってたっけか、transparent┄透明の光るクリスタルって、サラが言ってた┄┄確かに草原の真ん中にあるわ、あれ?クリスタルの所に誰か居る」
スゥ~~~~
ニーナ(柱に祈りを捧げてる)
パァ~~~ッ
ニーナ「柱が光出した!!」
ボワァ~~~
ニーナ「は、柱から白いローブを着た男の人が」
ニーナ(光り輝く剣を手渡した┄どこに行くのかしら

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第17話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第17話

虎次「龍次よォ」
龍次「フフフ、同じ事を考えているさ、双子だろ?」
虎次「アイツ無事だよな?」
龍次「それをこれから確かめに来たんだろ?」
虎次「尊天寺(そんてんじ)┄┄住職なら┄確実なだけに、聞きたくねェのもあんだよなァ」
龍次「だけど、それを受け入れるのも、だろ?」
巫子「あ!!龍次さんに虎次さん」
龍次「久し振り巫子ちゃん」
虎次「住職は?」
巫子「今新堂へ入りました」
龍次「ありがとォ、俺

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第16話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第16話

凰華「虎次達はまだ帰らないの?」
龍次「もう直ぐだって言ってたから」
ブオ~ン!!
凰華「あ!!帰って来た」
龍次「一応俺が話しをするけど、恐らく虎次は」
凰華「分かってる、でもこの事はタイガにもちゃんと話しとかないと」
龍次「分かった」
スタスタスタ
虎次「お?珍しいじゃねェか、凰華┄龍が居るなんて┄┄孔は?」
龍次「さっき部下の人がそのバックを持ってきたよ?」
虎次「あァ、連絡あった」
凰華「

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第15話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第15話

ガラガラガラ
司馬「いらっしゃい」
虎次「何だよ、客1人も居ねェじゃねェか」
司馬「何ですの虎君、久し振りに会ったってのに初っ端からディスんないでくれまっか?ホンマに、疲れますわァ

虎次「ったく┄相変わらず下っ手糞な関西弁使ってんなァ司馬(しば)の旦那」
司馬「下手糞って、それより龍君、暫く会わない内に外国人っぽくなっちゃって」
虎次「違ェよ馬鹿」
司馬「馬鹿って┄本当虎君は毒舌なんだか

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第14話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第14話

「おいでやす、女将さん!!いらっしゃいましたよ?」
龍次「先に部屋に通してくれないかい?女将とは部屋で話しをするから」
「畏まりました、ではこちらへ」
スタスタスタ
龍次「今日はどの部屋なんだい?」
「霧の間で御座います」
虎次「おォ霧か」
龍次「久し振りだね?」
虎次「俺の1番好きな部屋だ」
スゥ~~~~
「どォぞ中でお待ち下さい」
スタスタスタ┄┄ドスドス、トスットスッ、ドスッ
ニーナ「

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第13話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第13話

ガチャッ
サラ「あれ?今日は虎次だけ?龍次は会社なの?」
虎次「あァ、1度顔を出してから来るって┄┄そろそろ来んじゃねェか?」
バタン┄スタスタスタスタ
サラ「コーヒーで良い?」
虎次「おゥ、ブラックで頼むわ、ニーナとティムはまだ寝てんのか?」
サラ「ニーナはコンビニに朝食を買いに、ティムはまだ夢の中」
虎次「アハハ、悪かったな?来るのが少し早かったみてェだ」
サラ「ううん大丈夫、はいコーヒー

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第12話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第12話

サラ「って事なのよ、だから出来れば一緒に京都と大阪に来て欲しいんだけど┄仕事があるから駄目だよね?」
龍次「いやァ┄駄目と言うか」
サラ「だよね?ヤッパ何日も会社を休むってのはねェ┄┄」
龍次「そォ言う訳じゃなくってね?たこ焼きは分かるよ?でもお好み焼きを追求ってなるとね?大阪だけじゃなくて、広島にも行った方が良いのかな?って」
サラ「どォ言う事?」
龍次「日本には、主に2種類のお好み焼きがあるん

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第11話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第11話

サラ「わァ~┄┄凄い、tower mansionだ」
ティム「凄ェ所に住んでんだな?龍次は」
龍次「ん?何だい?ティム」
ティム「splen did mansion」
龍次「ん?」
サラ「素晴らしいマンションだって」
龍次「そォか、ありがとォティム」
虎次「エレベーター来たぞ?」
龍次「さァ行こォか」
タタタタタ
ニーナ「何階なの?」
龍次「最上階だよ」
サラ「25階!!た、高かったでしょ?」

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第10話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第10話

虎次「なァ母ちゃん?┄┄遅ェな?」
蘭「うん┄┄遅いわね?」
龍次「もォ直ぐ来るだろ?」
虎次「それにしても遅くねェか?」
蘭「そォよね?遅いわよね?」
龍次「全くこの2人は」
虎次「母ちゃん、時間と場所は合ってんだよな?」
蘭「うん、手紙には今日って」
虎次「写真持って来たよな?」
蘭「あ┄┄ダイニングテーブルの上かも」
虎次「マジでか!!」
蘭「で、でも虎次顔覚えてるんでしょ?あんたいっつも女

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第  9話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第 9話

ニーナ「何しているのよサラ!!もォ時間が無いわよ?」
サラ「待って!よ!!だァってこれがァ
!!┄┄もォ!!何でさっきは閉まったのにィ!!あァ~もォ!!パパ助けて!!」
ダニエル「アハハハハ、どれ私がやってみるかな?」
ニーナ「何やってんのよ、何で昨日の内に┄┄何?その荷物」
サラ「何って┄┄はぁ~?何でニーナの荷物そんなに少ないのよ!!」
ニーナ「何でって┄必要な物はあっちに行ってからって┄┄

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第  8話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第 8話

スティーブン「それじゃァ部屋の飾り付けは君達女性陣に任せるぞ?ティム!!買い物に行くから一緒に来い!!」
ティム「何でダニエルと菜智さんに頼まなかったんだよ」
スティーブン「2人が買いに行った所には売って無いからだ、文句言ってないで早く来い」
ソフィア「近くのスーパーに行くのなら私も行くよ?」
スティーブン「外は寒いから、母さんは家にいた方が良い」
ティム「婆ちゃん、言ってくれれば俺が買って

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第  7話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第 7話

ニーナ「だだいま┄あらサラ帰ってたんだ」
サラ「まァね?食べる物食べて直ぐ帰って来ちゃった」
ニーナ「誰と一緒だったの?」
サラ「ルークよ?ニーナは?」
ニーナ「私はフレディーと」
サラ「ねェ┄ボブの気持ち知ってるんでしょ?なのに何でフレディーだなんて言うのよ、ボブを男として見ていないって事?それじゃあんまり」
ニーナ「本当にそォ思ってるの?」
サラ「そっか┄┄成程ね?ニーナもボブが好き、でもニー

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第  6話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第 6話

サラ「えェ!!ママったらそんな条件出して来たの?」
ニーナ「うん」
サラ「参ったなァ┄私の計画だと学校を途中で辞めて、日本へビュ~ンってだったのになァ」
ニーナ「見抜かれてたんだもん、後はやるしか無いって、私が教えてあげるから頑張ろ?」
サラ「ハア┄┄凄いプレッシャーだけど┄ねェニーナ?ママったらいつパパに話すのかなァ┄第一パパが駄目って言ったら行けないんじゃないの?」
ニーナ「そォねェ、言われて

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  2章  第  5話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第 5話

菜智「さァ、座って?」
ガガッ、トスッ
ニーナ「手紙は見た?」
菜智「えェ、読ませて貰ったわ?」
ニーナ「因みにサラも読んでるから」
菜智「そォ┄┄┄」
ニーナ「それで?どんな言い訳を用意してるのかしら?」
菜智「そォね?今は何を言っても信用して貰えそォもないから」
カサカサッ┄スッ
菜智「先ずはこれを呼んでみてくれる?」
ニーナ「二通とも?」
菜智「えェ、先にこっちから」
カサカサカサ、ペ

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