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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第11話

サラ「わァ~┄┄凄い、tower mansionだ」
ティム「凄ェ所に住んでんだな?龍次は」
龍次「ん?何だい?ティム」
ティム「splen did mansion」
龍次「ん?」
サラ「素晴らしいマンションだって」
龍次「そォか、ありがとォティム」
虎次「エレベーター来たぞ?」
龍次「さァ行こォか」
タタタタタ
ニーナ「何階なの?」
龍次「最上階だよ」
サラ「25階!!た、高かったでしょ?」
龍次「そォだね?決して安い買い物ではなかった」
サラ「だよねェ┄┄」
虎次「ハハハ億ションだぞ?サラ」
サラ「マジで?ヤバいって、そんな所に住むのは」
龍次「フフフ気にしなくて良いから」
チィ~~ン、スタスタスタスタ
龍次「ここが君達の新しい家だよ?」
ニーナ「2501」
虎次「角部屋、それに景色は最高だぞ?」
ガチャ
龍次「さァ入って?メインキーは姉であるサラで良いよね?」
サラ「そ、その事なんだけど┄ニーナ」
ニーナ「うん、私達女2人だけでしょ?それに日本にも全然┄だからドラゴとタイガがいつでも直ぐに」
龍次「分かってる、連絡をくれれば直ぐにでも飛んで来るよ」
虎次「仕事中だと俺の方が近いかな?」
サラ「だからメインキーは龍次が持ってて?私達はサブキーで大丈夫だから」
龍次「俺達は男だよ?」
サラ「信用してるって、それに龍次と虎次になら何かされても平気かな?」
ニーナ「ちょっとサラったら」
サラ「何よ、ニーナだってそォ思ってんじゃん」
ニーナ「そ、それは」
龍次「まァまァ、分かったよ、じゃァサラの提案にするか」
虎次「それにしてもアメリカンって事なのか?サラは思ってたよりワイルドだな?」
サラ「そォ?虎次なら私OKだよ?」
虎次「ハハハんじゃ今夜早速襲いに行っちゃうぞ?」
サラ「いゃぁ~~ん来て来てェ」
虎次「アハハハハ、さァ入ろォぜ?」
サラ「はァ~い」
虎次「ティム、荷物寄越せ」
ティム「Thanks」
龍次「俺達も入ろォ、疲れたよね?」
ニーナ「うん、少し、でもまだ大丈夫」
龍次「ニーナは料理が好きだと聞いたんだが」
ニーナ「御祖母ちゃんが元プロでね?沢山教えてくれたの」
龍次「そォか、ならば気に入って貰えると嬉しいかな?」
ニーナ「え?」
龍次「キッチンはね?凄く拘ったんだ、でも俺1人で想像しただけだから」
ニーナ「わァ┄┄┄┄広い┄┄それにアイランドキッチン、大きなオーブンもある」
ガチャ
龍次「ここは食洗機、蛇口はノズルが伸びて」
シャ~~~
龍次「シャワーになるんだ」
サラ「ニーナ!!ちょっと来て!!」
ニーナ「どォしたの!!」
龍次「フフフ行ってご覧?」
タタタタタ
ニーナ「わァ┄┄何このお風呂」
サラ「凄いよね!!展望台みたいになってる!!」
龍次「ここからの眺めは最高だよ?」
ニーナ「ドラゴ┄┄」
龍次「ん?どォしたんだい?」
ニーナ「私達がここを使ってしまったら┄┄ドラゴのパートナーが怒るよね?それに喧嘩にもなっちゃう」
龍次「俺に彼女は居ないよ?それにこの家は」
虎次「龍次はな?訳あって絶対に女は作らねェんだ」
ニーナ「訳?」
サラ「え?若しかしてあっちの方だったの?」
虎次「アハハハハだったら面白れェんだけどな?違うよ、龍次はある人を待っているんだ、いつか龍次を迎えに来てくれる大切な人をな?」
サラ「その人どこにいるの?」
虎次「さァな?一体どこに居るんだか」
サラ「何それ、理想の相手の為に買ったマンションだったの?」
龍次「まァそォ言う事だね?」
サラ「ロマンチックなのね?龍次は┄それにしても一つ一つの部屋が広いわねェ」
虎次「龍次┄┄お前今言いそォになっただろ」
龍次「悪い、ついな?」
虎次「気持ちは分かるけど今は止めとけ、記憶がねェんだ、今話しちまうとパニック起こすぞ?それに目的は龍次じゃねェんだ、モデルとしてこっちに来てんだぞ?」
龍次「分かったよ、ありがとォ虎次」
ニーナ「お風呂って特注なの?」
龍次「そォだよ?片面全部窓にして、それに見合った浴槽にした、ジャグジーも装備、あっちの扉はサウナだよ」
ニーナ「本当に私達が使っても平気なの?」
龍次「君達に使って貰いたいんだ」
ニーナ「うん、ありがとォドラゴ」
虎次「龍次、そろそろ帰るぞ?皆疲れてんだ、明日の買い物もあるんだからよ」
ニーナ「え?もォ帰っちゃうの?」
龍次「また明日会えるから、ゆっくり休んでね?」
虎次「じゃァな?ティム、サラ」
龍次「また明日来るよ」
バタン
ニーナ「┄┄┄┄ドラゴ」
サラ「あらら、そォなんだ」

ティム「いやァ~マジ凄ェ風呂だ、ベガスでもこんなのねェぞ?」
サラ「いいのかねェこんな贅沢な所に住んじゃって」
ティム「良いんじゃねェの?ラッキーだったじゃねェか」
ニーナ「ティム?」
ティム「だってそォだろ?もっと貧相な暮らしを予定してたんだろ?なのに」
ニーナ「そんな事はどォでも良い、あなたU.S.Aに戻ったらどォするつもりなの?」
サラ「そォだ、大学行かないんでしょ?仕事は?」
ティム「まァ┄それはこの旅行から帰ったら考えるよ」
サラ「そんな呑気な事言ってェ」
ニーナ「菜智に言われて来たのね?」
サラ「は?ママ?」
ティム「何の話だ?」
ニーナ「大阪って聞いて確信した、あんたU.S.Aに戻ったらたこ焼き屋をやるつもりでしょ?」
サラ「はァ~?何それ」
ニーナ「菜智がたこ焼きセット買ってあげた後、必死に作り方習ってたでしょ?」
サラ「でもそれって、私達が日本に行く前にって」
ニーナ「ティムは本気でお店を出す気、でも菜智にストップをかけられた、それでどしてもって言うのなら日本で学んで来いって、だから今回一緒に来たの」
ティム「聞いてたのか?」
ニーナ「分かるって、どォせお店のお金も御祖母ちゃんでしょ?」
ティム「そこまで知ってたのかよ」
サラ「ちょっと!!駄目だよそれは!!やりたい事あるんだったら自分の」
ティム「分かってるよ、俺もそォ言った、でも婆ちゃんが」
ニーナ「うん、そォ言う人だから、孫の為になら何でもしてくれる素晴らしい御祖母ちゃんなの┄分かったわ?お店の事はパパにも頼んどく、だからティムは菜智が納得するまでは」
ティム「そォだな?今回の旅行じゃ大した収穫は無いと思うけど、でも頑張るよ」
サラ「ねェ、だったらお好み焼きもやってみたら?」
ニーナ「お好み焼き?」
サラ「あ~~分かんないか、たこ焼きとはちょっと違うんだけどね?お好み焼きってのも日本のパワーフードらしいんだ、どっちも上手に焼ければコストもかからないから、低価格で提供出来るよ?」
ティム「低価格?何でそんな事するんだよ、JAPANfoodってだけで滅茶苦茶金取れるんだぞ?」
サラ「分かってる、でもそれがホットドック並にリーズナブルだったら?」
ニーナ「成る程┄┄それ最高かも」
サラ「でしょ?じゃァ明日虎次達に相談してみよォよ」
ニーナ「ティム覚悟はするのよ?日本のパワーフードをU.S.A人の好みに変えるんだから、相当な覚悟で挑まないと初めだけでリスナーは来ないからね?」
ティム「だな?でも平気だ、何たってどっちの味も知っている菜智さんが俺には居る」
サラ「あ、そォだね?」

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