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「治る」とは何か?

最近の話しです

可愛がっていただいている、舞踊界の大先輩(ここでは先生とします)が故障されたので、いつもお世話になっている整体師のすーさん(葛西康介さん)をご紹介しました

何せすーさんは様々な症状を、遠隔含めガチで改善させるメディスンマン…

腕が良いのはもちろん、寄り添う姿勢と見立てが素晴らしいのです

何故すーさんにご紹介したかというと

以前から先生が通われていた、鍼灸師に問題アリと感じたからで…先生から話しを聴いたら

○痛みが出ている箇所を、内出血しようがお構い無しで、鍼をぐいぐい刺す

○全く患者の話しを聴かない…どんな症状か?症状を患者がどう感じているか?聴かない

○「自分は全部診てわかる」と言う傲慢さや、治る為のサポートでなく「自分が」治したという治療家としてのエゴを感じる

○治るのは本人の治癒力なのに「1回で治す!」と言い切る癖に、治せないことを患者のせいにする

…ざっと想い出すだけでも、こんな状態

炎症があるのに、どんどん動けと言うだけでも、無責任な気がするのですよね

もし医療ミスで踊りを踊れなくなったら?
ということを、まるで考えていないのでしょうか…

一度で治らないと「おかしい!」と…激痛で内出血した箇所にぐりぐりと鍼を入れて動かすとか!(当然更なる激痛だし、悪化するばかり)

しかも命門という重要なツボをですから…最悪ですよね?

命門のツボは…応急処置で刺激することはあっても、字の通り「命の門」ですから

結果、激痛の響きが鍼を抜いた後も治らず…
それどころか、立つこと歩くことにも痺れで激痛

その状態の中、先生は私のFacebookなどを読んで相談してくださり、今回すーさんをご紹介したわけです

鍼灸のK先生や、整体師のDさん&Hさん等もご紹介しましたが…

先生が通える場所などを含め、ご縁がすーさんにありました

さて、長年の蓄積で顕在化した故障は、治るのにも時間が掛かりますよね?

筋肉は神経を通して、脳と繋がっていますから

前の鍼治療の激痛に対しての防御反応が、かなり蓄積してしまっているとのこと

すーさんは元々の症状を改善する以前に、治療出来る状態にまで戻す〜防御反応の緊張を緩めること〜から始めたそうで…

すーさん至極のソフト施術!接触と非接触の中間くらいのアプローチなので、交感神経が刺激されません!カラダが勝手に整う状態になります

治療家なら当たり前ですが…すーさんはしっかり問診してからの施術

激痛を与える鍼灸師さんとは真逆の、超ソフト整体なので、初回施術後に先生の顔色がかなり良くなりました!

痛みの根源へのアプローチはここ…まずは「治療の下ごしらえ」から

先生はこれまでと違うスタイルの施術に、とてもリラックスされていました

リラックスするからこそ、治療効果が出るわけで…
過緊張させる治療(しかも鍼)ってどういう事?

どんな名医であろうと見立てを間違えたら…症状は改善しないばかりか、むしろ悪化するのは当然だし

(まあ見立てを間違えないのが本当の名医で、似非ゴットハンドが量産されたのが問題なんですけど)

ピントのズレた荒療治をして、患者に無理に運動させて、患者の声を聴かない施術家が…良く国家試験に合格しましたよね?笑

鍼だって実際に人を殺せますから

鍼でぐりぐりして悪化…で想い出したのですが

実は2017年秋のこと

昔の教え子でダンス講師してるYちゃんが、横浜市立の某市民病院に頭痛の検査に行ったら…

髄膜炎を疑われ、骨髄液を採取した研修医のミス(若い医師も同席したのに)で下半身が麻痺!

その後、私の紹介した3人の整体師さんによって完治しました

今はYちゃん、元気に踊っていますが…当時は本当に寝返りすら打てず

医師からもダンスの復帰はおろか、日常生活すらまともに出来ない可能性を伝えられたのです

私の紹介で病室で施術を行った整体師さんにより、麻痺が回復した時の投稿が以下の文章(長いけど、ご覧ください)🔽

『Yちゃんの下半身麻痺は、どう見ても医療ミスだそうです。

局所麻酔と同部位にルンバール(腰椎穿刺)をするのが普通だそうですが(看護師さんも言ってました)、骨盤の側面から針を刺して、無理に髄液を取ろうとしてたそうで

しかも…右下向きになり、左側から刺して髄液が取れず、体制を変えないまま(つまり右下側から)針を刺して上手く取れない為に針をぐりぐりしたのだとか…

医師は刺した場所は間違えてない!と言い張ったそうですが…やはりおかしいですよね?

整体の施術に担当医師が立ち会う予定だったけど、ローテーション?で居ないとか(絶対に嘘!)

理学療法士さんも三連休とか(これも逃げ!)

だから私が施術を動画撮影して、後日見てもらうことに

いやいや…自分の患者を他の、しかも民間の整体師が診るとなったら気になって見にくるでしょ?

本当にこれまで…
①脚(足)の感覚ゼロ
②脚を上げられない
③膝を曲げられない
④足裏が痛くて地面につけられない、どこを触られても痛い
⑤麻酔を刺した腰椎の激痛の為、仰向けになれない〜のでうつ伏せ寝で3週間(しかも生理痛)

医師の見立てでは、治る保証もなければ、退院の見通しもつかないとのこと

だから病院ではリハビリはしても、治療はなくほぼ放置。

しかもそのリハビリ…下半身麻痺の人間に筋トレですからね!

リハビリ担当者(理学療法士)も「ちゃんとやってますか!もっと頑張って!」みたいな態度…

麻痺してたら頑張りようもないし、誰のせいで麻痺したのか!

こんなんじゃ、普通は希望失いますよね?』

この時はすーさんでなく、別の施術家3人のリレーで、Yちゃんは完治しました

全く足に感覚なく、床につけなない寝返りも打てない…という状態
左足は施術前で土気色、右足は血流が良くなりピンク色に
両足がピンク色になり、床を踏めてから…立ち上がれたYちゃんは嬉しさで大号泣!

すーさんの凄腕施術を知っていれば、もっと早く改善したかもしれませんが…

当時は今ほど交流が濃くなかったですからね。

すーさんは横浜市に住んでいるのに、当時それを知らなかったし…

そういう7年前のことがあるので、今回すーさんを先生にご紹介して、本当に良かったです

ちゃんと問診して施術〜自宅で出来るケアや食事、睡眠の指導までしてくれますから

東洋医学だろうと、単なる対症療法では「修理屋」と同じ

人のカラダは意識と繋がっているので…安心感を持たせるのは治療家がすべき「最初で最低限の事」です

すーさんは投げたボールをきちんとキャッチして、丁寧に投げ返してくれるので安心!

私が3年前に肝硬変を完治させることが出来たのも、すーさんサポートが大きくて…めちゃくちゃ信頼度高いのです!

先生の体調…これから改善するのは間違いありせん!

医師や運動指導者、芸事の指導者のエゴが患者や選手、生徒を潰してしまうことは、少なくないし

それは治療だけでなく、様々な現場に起こり得ること

毒親が子供に対して「あなたの為に言っている」という呪いも…実は親のエゴだったり

「皆の為に」という誰もが使うワードも、その人が想う皆の為であって

本当に「皆の為」なのか?という話なんです

そもそも「皆」ってどこの誰までを呼ぶのか…

結局は「皆」なんて空気の様なもの

「あなたの為」や
「皆の為」は

全て自分の為でしかありませんからね…
エゴを満たす真意をぼかしてるだけ

とにかく…医療人や教育者には、人に寄り添うマインドが必要不可欠!

私の仲間達に自分のエゴで教える人や、我欲の人はいません!
そんな人とは組めませんからね!

さて、今回ご紹介したすーさんこと葛西康介さんと…
気鋭の武術家・ヨガ指導者/岡部武央さん、そして私(柔芯躰メソッド/稲吉優流)のトリプルコラボセミナーが、2/25(日)に横浜で開催されます!

またFacebook LIVEなども行う予定なので、是非チェックしてくださいね!

ちなみに…
2/24は私(稲吉)と岡部さんのコラボセミナーで

2/23はフェルデンクライスの保坂嘉昭さん、ヴォイストレーナーの石田倫依さんのコラボセミナーが開催されます

どなたでも参加出来るので、是非チェックしてください!

立つ歩くは運動以前に、日常生活全ての基本!

良く眠れ良く食べられるのは、健康の基礎!

その基礎基本は、人生を豊かにする前提条件!




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