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2017年9月よりワーキングホリデービザで、デンマークに留学。2019年から長野と東京…

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2017年9月よりワーキングホリデービザで、デンマークに留学。2019年から長野と東京の2拠点居住、2023年から長野のとある村に移住。主に自然のこと、食べ物のことを中心に日々のことを書いています。

最近の記事

レシピと日記 12月9日

12月9日土曜日 グラニースミスのさっと煮 一口大に切る。 塩と水をほんの少しいれて、蓋をして弱火で煮る。 いいにおいがして、水分が蒸発し、くったりしたら完成。 きっちり蓋のしまる鍋、大きすぎず小さすぎない鍋に入れる。 味見して、甘みが欲しければ好きなものを足す。 またはレーズンとシナモンを入れて冬っぽくしても◎ ーーーー What do you call it and it is you? とレズビアンの人に質問していく動画を見ていた。 「あなたを一言でいうと?」

    • アースデイによせて

      この冬、『宇宙兄弟』にはまった。 それで、宇宙のことを考えるようになった。 宇宙のことを考える、なんて言っても、途方もなく大きいから、 ただそのスケールを味わうだけのような感じです。 頭がかゆくなるような、そんな感覚にも近い。 元々SFは好きだったけれど、現実世界の宇宙のことは何も知らなかった。 たとえば、太陽と地球の距離は1億4960万km、地球と月の距離は38万km。 信じられないくらい遠くから光が届いている。 先日読んだJAXAの広報誌に、こう書いてあった。 「鯨

      • 料理の仕事をしています①

        玄米菜食を中心にした料理で、はや5年目になります。 長野にきて、いろんな食べものがあるんだなと驚きました。 春だったら、わさびの花、クレソン、うるい、こごみ。 野にはふきのとう、かんぞう、のびる、つくし、よもぎ、わらび、たけのこ、木の芽、山椒の実…。かきどおしはお茶にするとミントティーみたいにスッとする味です。 大体10日くらいで、旬が入れ替わっていきます。 自然の流れに沿ったものを食べることは、体を自然のサイクルに調整することなんだと感じます。 ありがたいことに、職場

        • なんで美術館に行きたくなるのか。

          先日、松本民芸館に行った。 久しぶりに、誰かと展示をみた。 初めのうち、いつもと同じようには集中できなくて、 ふと、私はいつもどうやって展示を見ているのだろうと思った。 ものに対峙した時、私の頭の中はからっぽだ。 目の前にあるものをじっと見ていると、なんにも感じないものと、 ぞわっとする何かがあるものがある。 それは有名無名にかかわらない。 それで、なんでこんなに気になるのだろうかと、遠くから近くからじっと見る。ただぼーっと眺めるものもある。そうすると、浮かんでくるキー

        レシピと日記 12月9日

          生活と地続きにある茶道

          きのう、茶道のお稽古でした。 正座をする。相手のお辞儀にこたえて、手をついてお辞儀をする。 お菓子やお茶を頂く前に、器をおしいただくことで、そのものに対する礼をあらわす。 決まった所作ですが、改めていいなぁと思いました。 1か月ぶりにお稽古に行ったら、お道具がすっかり春のものになっていました。 棗(抹茶を入れるもの)は、たんぽぽ、つくし、カタクリの蒔絵。 ひな人形の香合、桜のお茶碗。 冬は炭をおこして窯をかけ、湯を沸かし、お茶を点てています。 昨日は水の温度もぬるく、お

          生活と地続きにある茶道

          Med dailig schokolade og kage til

          もうすぐ誕生日です。 どうも、ありがとうございます。 「Med dailig schokolade og kage til」は、 デンマーク語の誕生日ソングの一節です。 意味は、ラブリーなチョコレートとケーキを一緒に、かな。 ハッピバースデートゥーユー♪ではなく、自国の言葉で誕生日を祝う歌がある。しかも何種類も。素敵だなと思っていました。 デンマークのウーフ先で祝ってもらった誕生日を今でも思い出します。 スペイン語と、デンマーク語の誕生日ソングを歌ってもらい(チリ人とス

          Med dailig schokolade og kage til

          冬が来て、春がくる。

          長野に移住して、初めての冬が終わろうとしています。 無事!やったー!わーい春だー!という気持ちです。 初めて冬を過ごしてみて、四季の巡りを一環して感じられるようになった、1年の景色の様子が完結したなと思っています。 春を告げる草花は、ひとつひとつは小さく、一斉に芽吹き。 クロッカスの明るい紫。 ダンコウバイの明るい黄色。 木蓮の白。 白梅、紅梅。河津桜のピンク。 パステルカラーの花を見つけると、春が来たな!とわくわくします。 山では、福寿草が斜面いっぱいに花を咲かせてい

          冬が来て、春がくる。

          パンづくり

          強力粉、塩、ぬるま湯、酵母、以上。 気分によって、冷蔵庫に余ってたドライフルーツ、ナッツ、時々ジャムが入る。 酵母という、 目に見えない子たちが、パンをふくふくにしてくれる。 不思議で大事な存在です。 保温機がないので、あたたかい窓辺に置いてみたり、ファンヒーターの上に置いたりしてみたけれど、今は湯たんぽと一緒に布団に入れるのに落ち着いている。ぬくぬく気持ちよさそう。 それでも冬は、あまり膨らまなかった。 春になって、気持ちよく膨らむようになった。 酵母たちも、寒いと動き

          パンづくり

          My Life after working holiday

          ワーキングホリデーに行くまでや、ワーキングホリデーに行っている間の記事は、たくさんある。 私のワーキングホリデーは、ふりかえればこうだった。 ベストユランホイスコーレ(Vestjyllands Højskole)に5か月滞在。 その後、Workawayを通して、たくさんの人とご飯を食べ、一緒に働いた。 ・パーマカルチャーに基づいたファームとB&Bを立ち上げ中の場所 ・パーマカルチャーデンマーク事務局 ・ベルギーでお店の改装手伝い ・スウェーデンで友人のレストランの手伝い

          My Life after working holiday

          旅へ、何の荷を持っていくか。

          帰国して、報告会などをやるようになって、 これからデンマークに行きます!という人にも会う機会が増えました。 渡航に関しての荷物について、よく質問を受けます。 洋服(夏服、冬服)はどうしたか、 シャンプーももってったか、 絶対持っていった方がいいものはあるか、 フォーマルな服は持っていった方がいいか などなど……… 私も渡航前は悩んだし、情報を集めることはとても大事です。 でも、荷物は言葉通り荷です。 それを持ち歩くのに体力も使いますし、それでなくても旅先で出会ったも

          旅へ、何の荷を持っていくか。

          この1年でつくったもの達。

          革製のペンケース。色鉛筆を入れて吊り下げられるもの 木製のバターナイフ 大小2本 木製のミニスコップ 木製の大きなスープスプーン 部屋の表札2枚。 ひとつは葉っぱで、ひとつはルームメイトと一緒につくった水彩画 自分で綴じたノート 自画像 大きなペインティング 編み物  赤いバスケット、そのミニチュア版 ヘッドバンド 赤、青、マーブル キャンディケース ベアフットサンダル 花モチーフの飾り 友人へのクリスマスプレゼントの黄色のネックレス ブレスレット白、青 ワークショップ

          この1年でつくったもの達。

          蔵出し③:デンマークの食生活に慣れて気付く、日本との違い

          渡航時に書いた日記です。 1月ごろかな? ------- ファームを手伝いつつ、デンマークの一般家庭に滞在しています。 日本を出てから、かれこれ半年経ちました。日本の味がどれだけ恋しくなるかと思っていたけれど、そうでもなく。思ったより日本食はポピュラーで、寿司はどこでも食べられます。自分で作れるものも多いです。 これまでデンマークで作ったものは、 きんぴらごぼう(ごぼうはなくてじゃがいもに変更) ほうれん草の胡麻和え 味噌汁 コロッケ 押し寿司、ちらし寿司、サラダ巻き カ

          蔵出し③:デンマークの食生活に慣れて気付く、日本との違い

          手に入らないままにしておく

          デンマークで過ごしてきて変わったなと思うこと。 手に入らないままにしておくことができるようになったかもしれない。 身近なところで言えばコートとか洋服とか、向こう1ヶ月の予定とか、この先をどう過ごすかとか。 いま手元にはないけど、必要なら巡ってくるという確信に近い思いがある。 先が不安だからとか、 なかったら困るからとか、周りと違うからとかで無理して揃えたものは、実は合わなかったりする。 足りないな、欲しいなという状態を続ける居心地の悪さをすっぱり解決するのが買い物だ。

          手に入らないままにしておく

          何かっていうとボードゲーム

          この1年で、これまでの人生でやった回数以上にボードゲームをやったかもしれない。 ホイスコーレでも、なにかっていうとボードゲームまたはカードゲームをしていた。20歳過ぎた人たちが、真剣に遊ぶのは、かなり面白い。負けると悔しい。 これまで遊んだもので思いつくのは、 絵から言葉を連想するもの、 デンマークに関するクイズのもの、 資材を集めて城を建てるもの、 手元のパズルを合わせて手に入る土地を競うもの、 同じ豆のカードを集めるよう交渉するもの、 カードに書いてある質問を引いて答え

          何かっていうとボードゲーム

          日差しを求めて外に行く

          芝生が好きで、芝生とベンチがあったら、迷わず芝生に座ります。 デンマークにきて、これまでより屋外にいることが多くなりました。 授業の合間にも、外へ行って一息ついたり、空き時間に散歩に行ったり。 ホイスコーレでもI need Fresh air!といって外に出かける様子をよく見かけます。 室内にいることは、無意識のうちに身体に圧をかけてるんだなと感じます。 3月、春を告げる花が咲いて、日が長くなると、寒くても外にいることが多いです。 空き時間にマットレスを外にだしてブランケッ

          日差しを求めて外に行く

          犬と暮らす

          帰国して半年たって、やっと(時間的にも気持ち的にも)デンマークでのことをぼちぼち公開できるようになりました。その時のことを少しずつ。 ----- 大型犬2匹と暮らしています。 以前Workawayで滞在していた方のところで、飼い主が不在の間の留守番兼、ペットシッターをしています。 私は、実家では猫を飼っていました。 犬のいる生活は、猫とは全く違う感覚で驚いてます。 どこ行っても着いて来ようとする。立ち上がれば、どこいくの?とばかりに見つめてくる。 ベタベタしたがる。お

          犬と暮らす