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MBA マーケティング 4

コミュニケーション戦略
マーケティングにおけるコミュニケーションとは、企業が提供する製品・サービスの情報を、それを必要としている潜在的な顧客に最適なタイミングと方法で伝え、製品サービスの購買と顧客満足に結びつけることである。

・購買意思決定のプロセス
■AISAS

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画像引用元:http://www.stp-works.com/blog/ppc/397.html

■ZMOT

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画像引用元:https://www.activecore.jp/column/ma_1/

消費者がインターネット上で情報収集することで購買の意思を固め、購買・使用体験を共有することで製品に関する情報が流通していく点で共通している。

・コミュニケーション手段

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画像引用元:https://keiei-manabu.com/marketing/communication-strategies4-2.html

■トリプルメディア

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画像引用元:https://webtan.impress.co.jp/e/2017/11/08/27026

ペイドメディアは、広い認知を得て購買につなげる、他のメディアに誘導することができる。
オウンドメディアは、所有するあらゆるメディアで魅力を伝える、対話をすることができる。
アーンドメディアは、他のメディアと連携して評判を上げる、拡散することができる。

トリプルメディアを意識した施策によって話題作りができ、プロモーションの効果を高めることにつながる。

ブランド戦略
ブランドとは…個別の売り手もしくは売り手集団の財やサービスを識別させ、競合他社の財やサービスと区別するための名称、記号、または記号により想起される商品や商品群、組織などと消費者の間に生まれる絆そのもの、そして、その絆が持っている感情的な価値を指す。

ブランドは目に見えるデザインなどではなく、商品と顧客の間にある関係性そのものがどのように定義されているか、という状態を示す言葉なのである。

・なぜブランドが重要なのか?
①ロイヤリティの高い顧客を確保できる
②売上のブレが少なくなり、競合に負けにくくなる
③高いマージンが取れる
④流通・小売からのサポートが得られる
⑤コミュニケーションの効率が上がる

ブランド価値を正しく理解してもらうためには、長期にわたって地道にブランドを構築し、築いたブランドの価値を不断に守り育てていく活動(ブランドマネジメント)が不可欠である。

自社のブランドをどのように確立、具現化し、どのように社会に伝えていくかというブランド戦略は、企業理念の直下に位置づけられるべきものである。

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画像引用元:https://innova-jp.com/branding-strategy/

ブランド戦略とマーケティング活動は強く結びつき、マーケティングプランの実行に対して、ブランド戦略は常に影響力を持つことになる。

・ブランドエクイティ…ブランドの持つ資産価値。

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ブランド戦略は、企業のマーケティング活動で行われるすべてのコミュニケーションの方向性を定めるものであるから、活動に関わるすべての人々がブランド戦略を的確に理解し、エクセキューションの方向性を過たないようにする必要がある。

・ブランド戦略の要素
①ブランドコア…シンプルにコミュニケーションができる・シンプルに実務に展開できる・そのブランドの活動すべてがコアに関連付けられている・そのブランドの活動すべてがコアに統合されている・そのブランド活動に携わる人の誰もがコアを理解しなくてはならない

②ブランドパーソナリティ…表現で語れるようにする

③ブランドポジショ二ング…そのブランドが誰に、どのような枠組みの中で、どんな手段を提供するか、そしてそれはなぜ信じることができるかなど

④ブランド戦略の実行…ブランド戦略との整合性が取れていること・それぞれの手法の特徴に応じて最大限の効果を引き出すこと・細部にまで気を使うこと・目的がわかりやすく、目的にあっていること・結果を測定できること


マーケティングリサーチ
マーケティングリサーチは、マーケティング活動の不確実性を低減させるために行う。

・マーケティングリサーチの3つの限界
①不確実性をゼロにはできない
②意思決定を行うことはできない
③前提条件に左右される

結果が何を意味するのかを冷静に見極め、得られた事実を判断に反映していく必要がある。

■マーケティングの主要ステップと用いられるリサーチ手法の例

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画像引用元:https://chosa-labo.com/research_method

マーケティングリサーチで用いるデータは、「一次データ(特定の目的のために収集する)、二次データ(他の目的のためにすでに収集されているデータ」と「定量データと定性データ」がある。

リサーチのプロセスは、以下。
①リサーチ課題の設定…なぜそれを行うのか?

②仮説の構築…調査結果のイメージ

③リサーチの設計と実査…リサーチの具体的内容の決定

④データ分析と仮説検証…適切な分析手法を用い、収集したデータを多面的に見渡す

⑤リサーチ結果の報告

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