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タイムマネジメントが苦手な先生必読~即実践!一日が27時間になる4つの方法~

一日の勤務時間は8時間で足りているでしょうか?

実は、ダークブラックな教員の世界でも『タイムマネジメント』の力を少し身につけるだけで、驚くほどの時間を生み出すことができます。

現在、先生たちの仕事量が増加し続けており、公務員にもかかわらず、身体的にも精神的にも長期的に続けることが難しい職種になってしまっています。

なので、児童が下校したら少しでも早く、自分の為に時間を使ってほしいと思っています。
(時間をかけたい仕事や趣味、家族など)

というわけでこのページでは、小学校の先生がすぐに試せるタイムマネジメントを4つ紹介&解説していきます。

これをマスターすれば、一日の時間が3時間も増えたように感じること間違いなしです。


概要

  • 資料を作るときには初期段階でフィードバックをもらおう

  • 作業興奮を生かそう!(「容易な仕事」⇒「重要度の高い仕事」)

  • 「いいっすよ」の口癖が最強

  • 自己犠牲を率先してしよう!

  • 脳のゴールデンタイムは先生も一緒!その時間に一番大切な仕事(勉強)をしよう!

①職員資料は40~60%の完成度で一度回覧しよう

なぜかと言うと、上司と方向性を共有していない場合、どれだけ素晴らしい資料を作成しても大幅な修正が必要になるからです。

実際、資料が修正されるということはポジティブなことです

しかし、完成度が80~100%の高い状態で回覧してしまうと、修正を加えられて戻された場合、

ネガティブな感情…

がどうしても湧いてきます。

ちなみに、「完成度20%で一度フィードバックをもらうこと」を提唱している記事もありますので、ぜひご覧ください。

多くの人は、作業に取り組む前に情報収集や報告書作成に多大な時間を費やし、提出期限ギリギリまで作業をしてから提出していると思います。この方法では上司のイメージとズレた報告書を作成してしまい、作り直しを指示されてしまいます。この場合、今までの作業時間がすべてムダになる可能性があります。
このようなリスクを低減させるために、骨子を作ってすぐに見てもらうのです。
完成度20%ぐらいで上司に見てもらい、フィードバックをもらいます。フィードバックを基に報告書に修正を加え、また3日後に持っていって確認する。中途半端な資料を上司に持っていったら怒られるのではないかと思うかもしれませんが、提出期限日に使い物にならないダメ資料を持ってこられるよりはずっといいです。

できる若手社員が「完成度20%の報告書」を上司に見せるワケ|ゴールドオンライン|著・越川 慎司


②容易な仕事から取りかかる~作業興奮の最大活用~

これまでに、なんとなく仕事をすぐに始められなかったことはありませんか?

実は、『作業興奮』という脳の仕組みを活用することで解決されます。

Q.作業興奮とは?
「やる気がない状態でも、いったん行動を始めると、やる気が出て簡単に継続できるようになる心理現象のこと」
心理学者クレペリンより

仕事に役立つ「作業興奮」とは?【やる気が起きない時の特効薬】|Career Media

例えば、『健康のためになわとびを跳ぼう』と思っても「今日はいいや。明日からやろう。」など後回しになったりしますよね。
一方で、実際に跳び始めたら1分くらい平気で跳び続けられます。

これが作業興奮なのです!!

これを仕事に応用すると、効率的な仕事の順番は以下の通りです。

「容易な仕事」⇒「重要度の高い仕事」

作業興奮の状態にある時というのは、中断が少なく、深い集中力を持続できる特徴があります。

そのため、作業興奮を戦略的に活用することで、放課後など疲れているときでも、重要な仕事を効率的に行うことができるのです。

③相手に時間をGIVEしよう~忙しいときこそ「いいっすよ!」~

近年、仕事がデキる人の共通点として『断る力』がピックアップされています。以下のネット記事でも紹介されています。
#とても勉強になったのでぜひご覧ください

その上で、「いいっすよ!」の口癖が最強だと思っています。

その理由は、以下の二つです。

  • 自分を理解している

  • 自己犠牲が先

>自分を理解している

仕事を依頼されるにあたってレスポンスの速さはとても重要です。
「いいっすよ!」はすぐに返答しているイメージがありませんか?

≪仕事を依頼されたときの口癖の比較≫

Q.あなたなら誰に最初に声をかけますか?

  • Aさん…「明日まで待ってください」

  • Bさん…「30分待ってください」

  • Cさん…「いいっすよ!」


みなさんはどうでしょうか。


私はCさんに最初に声をかけます。

「いいっすよ!」は使い方を間違えると『無責任な人』になってしまいますが、うまく使用できるととても効果的です。
また、口癖にするためには現在抱えている仕事量や自分の能力を常に把握しておく必要があります。


一方で、「いいっすよ!」って言ってしまうとどんどん仕事が舞い込んでくるんじゃないかと思われる人もいるかと思います。
なので、断り方も紹介します。(あくまで一例です)

もし断る場合、その依頼自体を断るのではなく、
「いいっすよ!来週スタートでもいいですか?今週はどうしても別件が忙しくて…」
の様に返答しましょう。
#スタート日は少し遅めに言っておこう(理由はすぐにわかるよ)

そうしたら基本的には別の人に当たりに行くと思いますが、それでも依頼したいと言われるかもしれません。

その場合、依頼された仕事をスタートする前にこの言葉を使える状況を作れると最強です。

「いまの仕事が早く終わったので、今週から少しスタートさせますね」

なぜならば、自分の依頼を超えた行動をしてくれたからです。
この行動に相手はいつも以上に感謝してくれること間違いなしです。

>自己犠牲が先

なぜならば、タイムマネジメントは自分の時間だけではなく、他人の時間も効率的に使ってもらう必要があるからです。

一日24時間しかない自分の時間を効率的に使うことには限度があります。

そのため、他人の時間も活用して自分の一日に時間を増やすことが大切なのです。

では、どうすれば他人の時間を活用できるのだろうか。

自己犠牲を率先して行う

これにつきます。
自分の為に何もしてくれていない人のために動こうと思わないですよね。
#返報性の法則が働いているのかもしれませんが…

このことを上手く説明しているなと思うのが、「ギバー」「テイカー」という言葉です。

ギバーは「与える人」
常に他人を中心に考え、相手の利益や何を求めているかに注意を払う人。自分が受け取るよりもそれ以上に相手に与えようとする人のことです。

テイカーは「受け取る人」
常に自分を中心に考え、相手の必要性よりも自分の利益を優先する人。与えるより多くを受け取ろうとする人のことです。

"人に与える"を優先する人は「必ず」成功する|東洋経済ONLINE|著・清水久三子

そして、どうして『自己犠牲を率先して行う必要があるのか』が私が書くよりも100倍わかりやすく説明されていますので、ぜひご覧ください。

④ゴールデンタイムは児童も教師も一緒

脳は一日中ずっと同じように機能しているわけではありません。
脳にもゴールデンタイムがあり、それは児童も教師も一緒です。
ぜひ、以下を参考に脳が最高に動く時間帯(ゴールデンタイム)に一番大切な仕事をしてください!

脳が働く最強の時間帯は2つある|ダイヤモンド・オンライン|著・池田義博

まとめ

  • 資料を作るときには初期段階でフィードバックをもらおう

  • 作業興奮を生かそう!(「容易な仕事」⇒「重要度の高い仕事」)

  • 「いいっすよ」の口癖が最強

  • 自己犠牲を率先してしよう!

  • 脳のゴールデンタイムは先生も一緒!その時間に一番大切な仕事(勉強)をしよう!

今回のページでは以上のことを紹介&解説しました。

最後に~CM~

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