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現在陰謀論者達は自らがハーメルンの笛吹きとなり、人々を地獄の門へと誘導している

陰謀論が、マルクスレーニン、スターリン主義、カルト宗教、保守右翼とされる勢力のプロパガンダであると、言ってる本人達は解ってるのだろうか。

そもそもグローバリストとは何の事を言ってるのかと言うと、国際的な企業の株式におけるピラミッドの頂点に君臨する世界企業、ブラックロックやバンガードの事を言っているが、そのグローバル企業は世界各国で影響力を持つ有名企業の1株主であり、ブラックロックに関しては世界でもトップクラスの投資信託事業を行う大企業である。

ロシアがそのグローバリストに抗ってるなど、そんな話は滑稽な戯れ言、物事には必ず裏がある。ロシア中央銀行における資本家の保有財産が引き出せないとしても、ブラックロックやバンガードには何の影響もないし、その所有者のトップに君臨する人物達にも何の影響もない。なぜなら、そういった人達はとうの昔から紙幣などもはや眼中になく、彼等が持つものは紙幣じゃない、既に別な価値あるものに資産を移している。

だから今後ドルが崩壊しようが何をしようがそういった頂点に君臨する富裕層達には全く関係のないこと、困るのは紙幣に依存してきた我々庶民だけ。コロナ騒ぎや各国へのワクチン押し売り、そして戦争による武器商人ビジネスにおいて大量に集まってきた紙幣をお金ではない別なものに変換して残していると思って間違いない、なんせ投資と先読みのプロ、そこも抜かりないのは当然。プーチンやトランプが個人でどうにかできるような相手ではないのは鼻くそほじっていても解ること。だからそんな西側NATOバイデン民主党ディープステート陰謀論などスケープゴートでしかなく、グローバリスト陰謀論やユダヤ金融資本陰謀論もまったくの的外れ。

中国とロシアは共に金(ゴールド)、の保有と仮想通貨(暗号資産)、に力を入れている。ロシアに関しては仮想通貨保有量は国民の保有規模を合わせればかなり多い。おまけで北朝鮮も盗んだ仮想通貨保有量は多い。そして中国と共に中央集権型ブロックチェーンによる、BRICS共通デジタル通貨構想に力を入れている。その構想が実現するかどうかは実際今の段階では謎だが、ブラックロックもビットコイン保有量を大幅に増やしているし、BRICS投資ファンドも行っている。

そしてゴールドマンサックスやJPモルガン等もBRICS側の経済システムに向けた取り組みをしっかり行っているし、その上に君臨するバンガードが何も手を付けてない、わけがないので、しっかり対策済みなのは間違いなく、頂点に君臨する富裕層は既に準備万端に新しい社会システムと新しい世界金融経済システムの構築、その実現待ち、のような状態だろう。

トランプとプーチンがディープステートと戦ってる、等の陰謀論を本気で信じている、自分が1番よく解っていると思い込んでいる浅はかな陰謀論者達はまったく理解できていない、本質的なグレートリセットの陰謀は成功し、ちゃんと実現する道へと向かっている。

今の世論を見れば、今後トランプ大統領復活劇場を見せられるのは明白で、その後にQカルトの言うネサラゲサラ、が発動するなら、それがグレートリセットの完成形となる。

古い社会システムと、古い金融経済システムのリセットとは、現在の貨幣支配システムから新しいデジタル貨幣支配システムの移行であり、それに合わせた社会システムが構築されると言う事で、内容はSDGsと同じ、クラウスシュワブが提唱したグレートリセット後のグレートナラティブがネサラゲサラ、新世界秩序、ニューワールドオーダーと言う事。何てことはない、たんに呼び方を変えてるだけで、やろうとしてることは全て同じNWO。

残念ながら陰謀論者が期待しているような展開など絶対に起こらないし、もはやそれほどの資産を持つ富裕層はドルごときの衰退では微動だにしない別な資産による力を持っている。そのメインがゴールドとビットコイン。

ネサラゲサラのように金本位制になり、更に強固な持続可能な支配力を持つのがそういった富裕層であり、既にそういった資産保有はとっくに完了している。

金本位制になって優位となるのはアメリカ、IMFや中国とロシア、他金保有量が多い国々で、おそらく金本位制にするのはデジタル通貨発行におけるステーブル化が目的としてあるから。ドルが崩壊するなら、その中国のブロックチェーンとBRICS構想におけるデジタル通貨の価値を裏づけるものとして金、ゴールドを使おうとしているだけ。

その世界共通基軸となるステーブルコインとなる仮想通貨が、前に陰謀論として言われていたフェニックスコインとなる。問題なのはそれがどの仮想通貨になるのか、であり、中国の思惑としては人民元をベースにしたいと考えているだろうが、BRICSの共通通貨を考案するなら別なものになる可能性も高い。その1つとしてあったマーク・ザッカーバーグのFacebookによるリブラも可能性はあったが、今ではすっかり影を潜めている。

だから陰謀論とは、その流れへと向かわせるためのプロパガンダとなる。古い民主主義の社会システムと、古い資本主義の金融経済システムのグレートリセットが行われ、そこからのニューエイジ、新世界の実現。

習近平が目指すのは新しい社会主義、つまりは超デジタル監視管理社会と中央集権型のブロックチェーンと仮想通貨による新しい新世界統一共産主義秩序。ロシアもBRICS勢力として同じ新世界秩序を目指している。

日本ではそれを岸田首相が新しい資本主義社会による社会秩序と遠回しに表現している。


だから陰謀論者の考えている事とは裏腹に、実際にはちゃんと陰謀は成功しているし、世界中の人々は間違いなくその道へと誘導されている。

問題なのは、そんな世界で我々は何処までの自由を許容されるのか。言論の自由すら許されない中国共産党や、反政府的な言葉を使っただけで懲役、もしくは粛清をするロシア、自国の人ですら残酷で暴力的な支配下にするハマスやイラン、イスラム系原理主義者達の支配下を見れば、とても自由など望めない世界になりそうだ。現在陰謀論者達は自らがハーメルンの笛吹きとなり、人々を地獄の門へと誘導している。



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