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ZENZA BRONICA S2、それは僕の鮮烈な中判デビュー

ZENZA BRONICA S2との出会い 急に中判フィルムカメラが欲しくなった。気が付けばInstagramのリールを見てもハッセルブラッドやマミヤのカメラの動画であふれていた。ウエストレベルファインダーを上から撮影したエモい動画にすっかりあこがれていた。無理もない、そこに映っているのは現実よりキレイな現実なのだ。こんなの見せられ続けたら中判かつウエストレベルのカメラが欲しくなっちゃうじゃん……。そして僕でも手の届く範囲で探していたところ、このカメラに出会った。 ZEN

    • 撮り初め with K-3 Mark III

      明けましておめでとうございます。今年も変わらずカメラ沼ズブズブでいこうと思います。 今回の年末年始は大晦日まで実家で過ごし、元日に母方の実家にまた移動という慌ただしいスケジュールでした。 親戚一同の団欒のスキマに散歩してきた写真をまとめました。 レンズはsmc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDMだったりsmc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDMだったりSMC PENTAX 35mm f2だったりします。 Da

      • PENTAX K-3 mark IIIとお台場を散歩する

        はじめに 最近、ついにK-3 IIIを手に入れました。 新しいカメラを買うとなぜか毎回お台場に行って写真をとるイベントが発生する気がします。 前回のお台場散歩はPENTAX K10Dとでちょうど1年ほど経ちました。そのときはまさか1年もたたないうちにK-3 IIIを手にするとは思わなかったです。自分でも驚いています。 実際、K-3 IIIは今まで幾度となく量販店や専門店で触っていたのでその素晴らしさは身をもって感じていました。しかしいざ自分の手元にあるとそれは不思議な感覚

        • 【RICOH GXR】実はGR III / IIIxより明るいGR LENSを積んでいるすごいやつ

          前回:外付けファインダー「VF-2」の話 前回の記事でVF-2やらなんやらの話をしたのでRICOH GXRの第2弾として作例を含んだ半年使用レビュー(?)をします。 スナップシューターに見えて実はしっかり腰を据えて撮るカメラ RICOH GXR用の28mmレンズユニットは、開放がf2.5なので現行機のGR III / IIIxよりわずかに明るいという特徴があります。そのうえユニット一体型の専用設計のため開放から解像度が高く、隙がありません。解像度優先かと思いきやボケもな

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        ZENZA BRONICA S2、それは僕の鮮烈な中判デビュー

          RICOH GXR難民はVF-2の夢を見るか?

          我慢できませんでした今年の梅雨ごろに勢いでGXRとGR LENS 28mmを買った時には「外付けのOVFでもつけりゃいいかな~」と思っていましたがそれから数か月、気づいたらVF-2が生えてきていました。 「こちら、2万5千円となっております」 ←!?!?!?!?どうやら定価より高いらしい。こればっかりは仕方ない……数も少ないし壊れやすいらしいし…… でもGXRの楽しさが倍増したのでOK正直、GXRの背面液晶は夏場のピーカンでは使い物にならないのでVF-2を買うまではノーフ

          RICOH GXR難民はVF-2の夢を見るか?

          K10Dと散歩する休日の午後

          明日から大学が始まってしまうある種焦燥感を感じながら昼頃に起きた今日。天気が良かったのでPENTAX K10Dと一緒に散歩に出かけた。地元からここに引っ越して1年経ったが知らない場所も多い。通学に使わない場所や駅から遠い住宅街は全く知らないエリアだ。しかし今日はそんな場所を歩いてみることにした。 家を出た時には午後2時を過ぎていて陽の光がオレンジがかっていた。そんな雰囲気にはオールドレンズが最適だ。ゆっくりした時間が流れる午後をマニュアルフォーカスで過ごすのは気分がいい。ま

          K10Dと散歩する休日の午後

          天気は悪いけど桜を撮りに行こう

          今日は祝日だったので自転車で3駅先のお寺に桜を見に行きました。午後からでしかも天気も良くないという好条件とは言えない日でしたが、春の訪れを確かに感じられました。 今日のカメラはPENTAX K10D。そこにsmc takumar 50mm f1.4を付けました。アトムレンズとして有名なレンズで経年による黄変もあるのでホワイトバランスの設定が難しいです。 個人的に、天気の良くない日はCCDセンサーがよく合うと思っていて、湿度の高いような独特な写りをするのでお気に入りです。

          天気は悪いけど桜を撮りに行こう

          無料の現像ソフトRawTherapeeでフィルムシミュレーションを試す

          フィルムシミュレーションはFUJIFILMのカメラだけの特権かと思う人も多いはず。だが意外にも現像ソフトで、ましてや無料のソフトで実現できる。 RawTherapeeをダウンロードしたあとにフィルムシミュレーションを使うにはちょいと面倒な手順を踏んで導入しなければならないのでそこは各自で調べてほしい。 Superia 400 試しに今までのストックから何枚かフィルムシミュレーションをかけてみた。フィルムの種類は今現在もっとも入手が簡単(であろう)Superia 400だ

          無料の現像ソフトRawTherapeeでフィルムシミュレーションを試す

          きまぐれなレンズに振り回される(SMC PENTAX 50mm f1.4)

          僕のPENTAX K-5にはSMC 50mm f1.4を常用レンズとして使ってるんだけど、Kマウント初期のオールドレンズなのか個体差なのかわからないけどかなりのクセ玉で……。 逆光で撮ろうものなら盛大にフレアが出て何が写ってるかわからなくなるし点光源が入るとこれまた周りに特大のフレアが出てしまう。たぶん経年劣化が原因のクモリ玉なんだろうけど。 そんな気まぐれなところが気に入っていて、開放のときと絞り込んだときの描写のギャップもかなり好きだ。ツンデレなんすよねこのレンズ。

          きまぐれなレンズに振り回される(SMC PENTAX 50mm f1.4)

          フィルムカメラは露出計が無くても意外と撮れるよって話

          僕が初めて手にしたフィルムカメラには絞り優先AEが搭載されていて、自分の好きな絞り値に設定すれば適正露出の写真が撮れていた。 だけどそこから1年と少しほど経って、次はカメラの機能に頼らずに自分の力だけで写真を撮ってみたくなったのだ。 そのために何が必要なのか色々調べた結果、「Sunny 16」というルールにたどり着いた。長年フィルムカメラを使っている人には当たり前の概念かもしれないが、これを書いているのがフィルム暦1年と少しの初心者とも上級者とも言えない人間だということを

          フィルムカメラは露出計が無くても意外と撮れるよって話