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PENTAX K-3 mark IIIとお台場を散歩する

はじめに

最近、ついにK-3 IIIを手に入れました。
新しいカメラを買うとなぜか毎回お台場に行って写真をとるイベントが発生する気がします。
前回のお台場散歩はPENTAX K10Dとでちょうど1年ほど経ちました。そのときはまさか1年もたたないうちにK-3 IIIを手にするとは思わなかったです。自分でも驚いています。

実際、K-3 IIIは今まで幾度となく量販店や専門店で触っていたのでその素晴らしさは身をもって感じていました。しかしいざ自分の手元にあるとそれは不思議な感覚になるわけです。新しいカメラなので新鮮な気持ちもあれば、以前から一緒にいたような安心感もあります。それがこのカメラの良さなのかもしれません。

なお、今回はsmc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDMとsmc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDMを連れて行きました。16-50は画面右半分が片ボケ気味で惜しいところではありますがよく写る優秀なレンズです。おまけに今は中古価格も安い。50-135はインナーズームであることもさることながら解像力が画面全体で高いので風景、特に遠景では間違いなしのレンズです。おまけに今は中古価格も安い。(天丼)

マイクロトランザクション、浜離宮恩賜庭園

初めはお台場に直行する予定だったのですが、気が向いたので新橋でゆりかもめに乗り換えるまえに寄り道することにしました。新橋駅から10分ほど歩いたところにある浜離宮恩賜庭園に行きました。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

コンクリートジャングルの中のオアシスのような雰囲気です。入園料がかかるので空き過ぎず混み過ぎずという感じで散歩するにはちょうど良かったと思います。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

それにしても静かすぎる場所でした。

smc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDM

今は冬真っただ中で紅葉も残り物、花も咲いていないという寂しい風景でしたが梅林と花畑があるそうなので春頃もう一度来てみるときれいな景色が見れそうです。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

写真を見ると16-50は画面内に光源が入るとかなりフレアが出ますね……本音を言うと新しいHD版の16-50が欲しいです。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

庭園の中心部の湖には茶屋があって、靴を脱いで上がるタイプのかなり雰囲気の良いお店です。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

ここではお抹茶とお茶菓子をいただきました。なかなかいい値段でしたが体験にお金を払うと思えば安いものです。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

日光が射す席を選んだのは撮影の面でも寒さを凌ぐという面でも正解でした。いい写真が撮れてあったか~い席で茶をしばくのは日本人に許された最大の幸せだと思います。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

中身はこしあんでとても美味しかったです。ちょうどいい大きさ。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

ちゃんとした抹茶を飲む機会なんてなかなか無かったので「これで飲み方合ってるのか……?」と思いながらズズズとしましたがこちらもとても美味しかったです。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

ほろ苦いお抹茶を一口飲み、こしあんを口に放り込む永久機関が完成してしまいました。隣に座っていたデンジくんも胸のスターターを力強く引っ張っていました。

smc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDM

湖があるので鳥もたくさん来ていました。都会の中にこのような場所があると彼らも羽休めができそうですね。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

古い日本の景色と高層ビルが同じ画角に収まっているのを見ると「燃えた側と燃えなかった側かな」としみじみ。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

成人式のための撮影なのか袴を着た男女がいました。めでたいなあと思いつつそういえば自分も当事者だったわと気が付きました。何がこの違いを生んでいるのでしょうか。

レインボーブリッジをたたいて渡る

庭園を出て汐留からお台場海浜公園までゆりかもめに乗ろうと思っていたのですがふとレインボーブリッジを徒歩で渡れることを思い出しました。芝浦ふ頭で降りたのちにレインボーブリッジを目指しました。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM
微妙に傾いている気がする

誰一人芝浦ふ頭で降りなかったのでかなり不安になりましたが駅の案内掲示に「←レインボーブリッジ」と書かれていたので安心しました。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

橋の真下まで来るとその大きさに圧倒されます。だんだん陽が傾いてきていい色になっていますね。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

以外にもカメラを持った人が多くて驚きました。平日の真昼間なのに。おまけに皆さん一人だし。僕も含めて。
遊歩道には北側と南側があり今回は東京タワーを望める北側を選びました。結果的にこれは正解だったと思います。斜陽に照らされた東京の高層ビル群はとても美しかったです。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

遊歩道には金網で囲われている部分と写真が撮りやすいように(?)手すりになっている部分があり、その隙間からレンズを出して広く景色を写すことができます。撮影に夢中になりすぎるとふと下を見たときにその高さに足がすくみます。本当に怖いです。床に水はけのための穴があったのですが海面まで筒抜けで怖すぎました。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

冬の夕方は太陽が沈むスピードが思ったより速いので渡りはじめたころは黄色がかっていた陽も渡り終わるころには沈んでしまいました。夕日に照らされたレインボーブリッジも撮れるかなと思っていましたが叶わなかったのが惜しいところです。

smc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDM

高層ビルの多重スクロールを見ると勝手に頭の中で芸能山城組が演奏を始めます。僕のモーターのコイルもあったまってきたところです。

smc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDM

上の写真を見ると日光の色が黄色→オレンジ→ピンクに移り変わっているのが分かると思います。いわゆるマジックアワーというものでしょうか。念のため望遠ズームを持ってきていてよかったです。そういえば最近キヤノンが24-105の2.8通しのレンズを発売していましたがこういったシチュエーションでも輝きそうです。本当にうらやましい。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

画面奥の方から来たのでかなり歩いてきたところです。このあたりで北側と南側を行き来できる通路がありました。お台場方面へは南側に行く必要があります。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

東京タワーのライトアップが始まったのを見て夜の始まりを感じました。太陽も地平線の向こうに完全に沈み切ったのでここからは暗くなるし寒くなる時間です。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

渡っている途中に何度も高校生のグループとすれ違ったのですが、このあたりの高校に通っているのでしょうか。東京の高校生はすごいですね……こんなところが通学路だなんて……

踊る大聖地巡礼、お台場

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

やっとレインボーブリッジを渡り終えたころには濃い夕焼けになっていました。踊る大捜査線2で最初の被害者が発見されたあたりの場所は静かな波打ち際が美しかったです。一人で波をギリギリでよける遊びをして寂しい気持ちになりました。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

お台場の海岸に五条悟が現着していました。先生も木の棒を使って落書きするんですね。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

イマドキこんなベタなアツアツのやつらもいるのかと関心してしまいました。この相合傘ではお互い片方の肩はびしょぬれになりそうです。特に「純」の最後の一筆のあたり。
このほかにもベタ過ぎる便の落書きがありましたがあれは虎杖が書いたものだと思います。伏黒と釘崎は、はしゃぐ虎杖と先生を遠くから見守っているような気がします。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

周りが真っ暗になり、やっとダイバーシティ東京まで来ました。ユニコーンはずっとデストロイモードでいてくれていました。おそらくSEEDの新作の影響で青と赤にライトアップされていました。白外装に青サイコフレームだとガンダムトライエイジにあったオリジナル機体を思い出します。ペルフェなんちゃらみたいな。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

歩き疲れておなかが空いたので以前立ち寄って最高だったカールスジュニアを頂くことにしました。ここはセットを注文するとポテトとドリンクバーが付いてくるという特殊なシステムなのですが、それだけがカールスジュニアのうれしいところではありません。なんとドリンクバーにドクターペッパーが用意されているのです。最高最高最高~~~~~~~~~!!!!!正直他のコーラやらスプライトやらは無くても僕としては構わないのでドクペだけはどうか末永くドリンクバーとして僕を待っていてほしいですね。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

バーガーのおいしさは言わずもがなですが、ポテトもサクサク熱々しょっぱしょっぱで美味しかったです。とくに、ふと香るバターの風味がアクセントになっていました。もっと大きいサイズのセットを頼むのもアリだったかもしれません。ここにきてやっと座れるタイミングがきたのでその日に撮った写真をカメラ内RAW現像して時間をつぶしました。何度もドクペをおかわりしたのでおなかはタプタプです。
思えばハンバーガーにリアルに半玉ぶんくらいレタスが入っていた気がします。やけに持ちにくかったのはそういうことでしょう。

smc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

手先の感覚が無くなるほど寒くなっていましたが指を出さないとカメラを触れないので我慢します。最後にレインボーブリッジを拝みたいなと思い海岸沿いまで来ました。さっきまでいなかった野生の屋形船の群れが東京湾に飛来していますね。

おわりに

たくさん歩いてたくさん食べたので最高の一日でした。それにしてもお台場海浜公園からダイバーシティ東京への歩道を歩いていると「ここですみれさんが撃たれてたなあ」と毎回踊る大捜査線2の名シーンを思い出します。

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