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taka
2023年11月14日 17:47
読書2023年は月に二冊ずつ読もう。それで何かしら感想を書き残そう。①死者の奢り 大江健三郎あらすじ:「僕」は大学医学部の事務室に行き、アルコール水槽に保存されている解剖用死体を新しい水槽に移しかえるアルバイトに応募する。アルバイトには、「僕」だけでなく「女子学生」も参加していた。「女子学生」は妊娠しており、子どもを堕ろすための手術料を稼いでいた。しかし「女子学生」は、水槽の中の死体を見
2023年4月24日 21:24
読書2023年は月に二冊ずつ読もう。それで何かしら感想を書き残そう。 3月①芥川龍之介「杜子春」②村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」3部①伊坂幸太郎が「小説ドリームチーム」と呼ぶ大好きな小説を集めた本「小説の惑星ノーザンブルーベリー篇」の中で、未読だった芥川龍之介の『杜子春』に強く胸を打たれた。 洗礼された文章はそのリズムが究極の領域で、声に出して読むだけで満足感を得られる心地よさ。
2023年1月24日 05:32
読書2023年は月に二冊ずつ読もう。それで何かしら感想を書き残そう。1月①村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」1部②村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」2部① 2023年1冊目は「ねじまき鳥クロニクル」第1部。久々の読書と多忙で読むのにはいささか時間を食った。昨夏以来に読んだ村上春樹作品は文庫本の中に閉じ込められて出てこられなくなる感覚を思い出させてくれた。本を開けばそこには僕が生きている