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誰もが誰かの欲しいモノを見つけるために〜仮説検証評価ツール Value Assessor

こんにちは、外資系IT企業でプロダクトマネージャーをしています、ハヤカワです。

先日このようなツールをリリースしました。

この2年間で、プロダクトマネージャーとして学んだことを発信している中で、ありがたいことに多くのスタートアップの経営層の方、プロダクトマネジメントを学んでいるPMの方、また自身で開発のできる個人開発者とお話しする機会をもらいました。
その中で、多くの方が課題の仮説検証に困ってる事に気づきました。

🗣スタートアップとして製品開発に既に走り出しているけれど、本当に精度高い課題を設定できているか?既存製品が安定してきた中で、新機能や新製品を考えるときに、どういう課題から設定し直せばいいか分からない

🗣 プロダクトマネージャーとして自分が担当してる製品や機能が解決する課題は何か?ちゃんと考えられているか自信がない

🗣 個人開発者として、自分が思いついたアイデアの開発はできるんだけど、それが本当にユーザーが欲しいと思っているものかわからない中で、ものづくりをしてしまっている

このような言葉を良く相談していただきました

そこで、個人として学んできた課題仮説検証プロセスのノウハウや知見を還元したい!と思い始めました 💪
私自身は、デザイン思考におけるProblem Space、そしてその中でもジョブ理論やUXリサーチの分野に興味があり、様々発信してきました。

幸いにもこうしたnoteもたくさんの人に見ていただいて、累計で28,196回も閲覧していただいています 😭

一方で、ジョブ理論の考え方を落とし込んだ実践的ジョブ理論というフレームワークを公開したり、イベントでお話ししたり、こういったnoteで発信しても、ラストワンマイル、最後の一押しのところがサポートできていないという歯痒い気持ちもありました。

座学であったり、読み物として学んでいただいているとは思いますが、実際にPMの方などが現場に戻ったときに、実践的に日々の業務で使えるか?、実際の製品に貢献できているか?という観点ではまだまだ足りないと思っていました。

そこで、作ったのがValue Assessorです🎉

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 Value Assessorは、顧客の本質的なニーズを見つけるための、仮説検証のプロセス自体を分析する評価レポートです。簡単なアンケートにお答えいただいた上で、評価レポートを発行し、そのレポートによって以下の3つのことができます。

①ジョブ理論やUXの考え方に基づいた独自のアルゴリズムによるスコアリングと、専門家チームによる先入観の入らない客観的なフィードバックによるインサイトを提供

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👆[レポート結果サンプル: 総合評価ページ ]

②次に何をすべきかを分かりやすく示した次のステップのレコメンデーションや、ジョブ理論やUXリサーチのフレームワークを用いた評価や改善点の提供

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👆[レポート結果サンプル: ジョブ理論に基づいた課題の評価ページ ]

③チーム内でディスカッションを支援するための、様々な観点の評価をまとめたレポートを3日以内に送付

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👆[レポート結果サンプル: 仮説立案の背景に関する評価ページ ]

他にも現時点では以下の6つの観点を含めたインサイトやフィードバック、次に取るべきアクションを提示してくれます。

1. 仮説検証プロセス全体を評価
2. 仮説立案の背景自体の評価
3. ジョブ理論に基づいた仮説の評価
4. ジョブを考える上でのポイント (障害と代替手段)
5. ユーザーインタビューなどの仮説検証手法自体を評価
6. 課題の優先順位を決定する重要度と満足度の評価

🗣 利用者の声

実際にすでに多くの方に使っていただいており、このような声をいただいています。

✋ 顧客の声を聞くための最後の背中を押してくれました。頭の片隅に追いやっていたのが、実際のタスクになりました。レポートの結果はプロダクト全体の広い視点を見てくれていて、戦略とかPJTが本当に価値があるのかという広い視点をもたせてもらいました。 - スタートアップ CEO

💎 ユーザーが本当に欲しいのかを知りたかったんです。その中でこのアイデアをどうやってうまく花咲かせるのかというインサイトを得ることができました - エンジニア

🔑 顧客の声からインサイトを得るために利用しました。何が足りていないのか?という注意点も教えてくれるし、課題検証の精度を上げるための気づきを得ることができました。 - プロダクトマネージャー

顧客の声の全文はこちら! 👀

追記: 2023/03/15

Generative AIを使って、アイデアから仮説を生成するサービス「Value Discovery」をリリースしました!
この「Value Assessor」をさらに拡張した新サービスになっています。ご利用方法は以下から

おわりに

Value Assessorによって、ユーザーが本当に欲しいものを誰もが見つけやすくするための手助けをしたいと思っています。これからも改善していきますので、ぜひご利用いただいて、フィードバックいただけると嬉しいです。

これからも、プロダクトマネジメントに関することや、顧客の声、ジョブ理論について発信していきますので、この記事が少しでも参考になった方は、noteのスキ, Twitterのフォローをお願いします!



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