【読書】なぜ私は怒れないのだろう
本の紹介
*動機
僕はとても短気だったので、数年前よりアンガーマネジメントを取り組んでいる人間です。
ずっと取り組んでいるので自分では、大きな変化を感じています。
職場でも「以前とは別人ですね。昔なら・・・」と言われたりします。
逆の立場や違う目線を学ぶことで、よりアンガーマネジメントが浸透するのではないかと思い、手に取った本です。
怒りたいけど、怒れない。我慢してしまっている人たちに向けた本。
*内容
【怒らない人たちが怒らない理由】
いい人でいたいと思っている
みんなにとっていい人なんていない。どうでも良い人になってはいけない。
怒ることを恥ずかしいことだと思っている
褒める文化やSNS。ハラスメントの存在。アメリカと日本の違い。
怒り方がわからない
時代が変わって身近に怒る人がいない。または良い怒られた方をした経験がない。
怒っても仕方ないと思っている
怒っても聞いてくれない。変わらない。関係が悪化するなどの懸念がある。
間違えたくない
怒ったことが間違っているかもしれないから怒れない。自分に自信がないことに繋がる。
自分に自信がない
自分に自信がないから怒れない。または実は謙虚ではないのではないかという問い。
責任をとりたくない
相手がネガティブな変化をした時に責任をとりたくない。感情だけで怒ることは良くないが、相手のことを考えると伝えることも重要。
怒っていることに気づいてない
自分自身が怒っていることに気づいてない。人によって怒るの閾値も定義も違う。他人から見て怒っていてもその人は怒っていない可能性もある。
怒っている人を怖いと感じる
子供の頃に怒られた嫌な思い出や、生理的に怖いと感じる人がいる。
*何のために怒るのか?考えてみる。
「怒りを相手にぶつけること」ではなく
「自分が、いつまでに、何をどうして欲しいのかを伝える」
これが重要なんだということは大きな気付きだった。
これから自分の感情、怒りとの向き合い方を変えていけると強く感じた。
1−2日程度、ある程度読書する時間があれば簡単に読める本です。
幸せに生きるために、人との付き合い方や、自分の感情との向き合い方は重要だと思います。
ぜひ、ご参考に。
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