呼吸法は痛みを軽減させる!?

先日緊急の連絡が入り、「腰が痛くて動けない」とのこと。
急いで向かうと、その言葉の通り全く動けない方がそこにはいました。

話を伺うと妊娠中で数日寝込んでいて、少し腰が痛くてストレッチポールをした後に湯船で温まったことから、そのような状態になったとのことです。
向かっている道中は「ここを緩めればいいかなー」などいくつか考えていたものの、妊娠中とのこともあり施術方法は限られてしまいます…

限られた手札の中で色々試しましたが、その方には呼吸法を指導しました。
みていると痛みに堪えるあまり、息が吐けていませんでした🙅
腰は熱感もあり急性の炎症がありましたが、呼吸法を優先してくださいと。
患部は炎症があり痛みを感じる原因になっていますが、痛みを感じるのは頭(脳)です🧠
神経が興奮状態にあると痛みの感受性も乱れますので(細かいことは端折ります)まず興奮状態にある神経を落ち着かせることを優先しました。

その後手技などでその方はある程度、寝返りをうてるくらいにはなりましたが、まだ力んでいる様子だったので、再度呼吸を一緒にやると立ち上がることもできました。

私が帰ってからも呼吸は意識するように伝えたところ、翌日には立って歩行し日常生活は8割送れたとのことです。

今回は痛みに関しての内容になりましたが、睡眠や精神不安などにも呼吸法は非常に重要な要素です。
繰り返しになりますが、「息を吐く」ことは非常に重要です。
鼻から息を吸い、口を窄めて息を吐く。極力吐き切ることが大切です。

日頃から夜布団に入った時にでも試してみてください。
練習すれば習慣化され、無意識にもできるようになるでしょう!

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