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最低な告白編

少し前の話

大学生の頃、1ヶ月だけ付き合ってた人の話


付き合う前、
とにかく優しくて、ご飯にも誘ってくれて、
ラインも続いて、一度グループで遊んだ時はいつも隣にいた。
出会ってから、数日の話だけれど、
気が合うし、ノリも良くて、ちょろい私はすぐに好きになった

ある時、美味しいビールを飲んでみたい!と、半ば強引にご飯に誘った
快く受け入れてくれて、新宿にあるビールバーに二人で行った
お店は向こうが決めて、予約してくれて、横並びの席に座って、
その行程全てが楽しかった

少しどきっとする距離感で、初めて飲むご当地ビール
まだその頃の私には苦かったけれど、笑顔で美味しいとその人に言った

ビールバーを後にして、二軒目に行こうかという話になった。
そうして歌舞伎町辺りをうろうろしていると、
「休憩しよっか」
と言われた

??? となり、脳内パニック
休憩とは?え?ラブのほう???本気??? 

とぼけて聞く
「休憩ってどこでー??」

求めていないけれど予期していた回答
「ホテルとか(笑)」





そのまましばらく歌舞伎町を歩いた
どうしようどうしようどうしよう

「どうする?」
とその人に言われる

「付き合ってないじゃん」
そう答えたら、その人に告白された
すごく小さな声だった



:過去のレンアイシリーズ 第一回:
最低すぎます。残念すぎぃ!


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