大谷選手に学ぶイライラが激減する極意
先日、産後間もない知人宅にお邪魔した際に、夫婦ともども穏やかに子育てをされているのを見て、驚愕した。
わたしが第一子を出産した直後を思い返すと、心穏やかに過ごせた記憶はない。
精神の浮き沈みが激しく、ちょっとしたことで不安に打ちのめされていた。不安がイライラに変わり、周りにぶちまけては、そんなことしかできない自分に落ち込んだ。
産後は精神的に不安定になりやすいから、そういうもんだと思っていたけれど、何事もない人もいるようだ。
そうでなくても、わたしは些細なことでも敏感に感じ取ってしまう特性があり、その繊細さゆえに、イライラしてしまうことも多い。
現在、里帰り中。環境の変化によって、イライラすることも多発していた。
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そんな折、たまたま目にした大谷選手の言葉に「イライラとの向き合い方」についてあらためて考えさせられた。
メジャーに行く前からずっと注目していた選手。
わたしが言うまでもなく、世界の第一線で活躍し、その人間性も高く評価されている。大谷選手が感情を露わにすることは稀で、イライラしている素振りを見せることはほとんどない。
そんな大谷選手にインタビュアーが質問したときに、こう答えたという。
この言葉に関連して、こういう記載も拝見した。
こちらは、大谷選手自身の言葉かどうかは定かではないけれど、本意に近いようには感じられる。
こんなこと、考えたこともなかった。
わたしは、「イライラ」の感情に翻弄されてばかりだった。感情の行き場をなくし、イライラを周りにぶつけることしかできなかった。
確かに、イライラして不機嫌になるのは、ものすごく人生損している気がする。
この考え方によって、
「イライラ」は
「感じたくないもの」「厄介なもの」
という価値観から、
「イライラ」の奥に
「自分が大切にしていることがある」
という価値観へと180度変えることができた。
イライラしやすくて、生きづらさを感じていたわたし。けれど、そこに「自分の強み」があるのだと認識することができた。
それは、大きな救いでもあった。
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それから、ほんとうにイライラすることが激減した。
ちょっと引っかかることがあっても、それは自分が大切にしていることなのだと、その都度、再確認している。
考え方ひとつ変えるだけで、自分の人生をより生きやすく楽しめるようになる。
自分が機嫌よく、豊かに生きられるような、考え方をどんどん採用していきたい。
今回は、大谷選手から生き方の指標となる言葉を受け取ることができた。
野球はもちろんのこと、その生き方からも、たくさんの勇気をもらっています。
これからも応援し続けたい。
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。