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第42回・汚い話

今回は、汚い話だから、ちょっとキツイ。
お食事中、またはこれからという方は、控えた方が良いかもしれない。

これを読むベストなタイミングは、作者としては『寝る前』がベストだと、そう考えている。
寝落ちするくらいがちょうど良い。

翌日になって、「あれ?」と忘れてしまうくらいなんか最高だ。
何しろ後味の悪い話だろうから、頭に入った直後に寝てしまえば、自然とリセットされて、気分よく目覚めることが出来るだろう。

とにかく、私は忠告した。
興味本位で魔が刺して…なんてこともあるかもしれないが、人がトイレをしている時は、普通は入ってこないのが礼儀。
もし、その感覚が標準装備されているのであれば、タイミングを今一度考えよう。

それでも大丈夫というのであれば、このままどうぞ。
では、書こう。

今朝、職場のトイレでウンコをした。
少しだけ便意を感じた時、とても涼しい顔をして仕事をしていたが、その表情の裏では、モリモリと便意が膨らんでいた。

ただ、ギリギリまでは我慢したかった。
ギリの方が、出した時に達成感を味わえそうだからだ。

別に関係は無いが、よく昔のアイドルはウンコなんかしない!
なんて思われていたが、そんなのは幻想だ。
ちなみに、私はアイドルでもないし、ウンコもする。

限界まで引っ張り、ここだ!というタイミングでトイレに入った。
便座に座ると同時に、今までに感じたこともないくらいの爽快な気持ちを味わった。

人間の身体は、どうしてこんな風に進化をしたのか。
神がいるのかはどうかは知らないが、神様は何という感覚を人間に与えたのだろう…そう思うくらいスッキリした。

それはトイレを出た後も続いた。
もう全てを出し終えているのに、それでもあの瞬間の感覚だけが、午前中…お昼過ぎ…夕方…日が落ちても…帰りの原付のシートの上でも…夕食を食べている時も…そして今、これを書いている間も。
私は、今も朝のウンコの爽快感に包まれている。

このまま寝てしまいたくないくらい。
リセットされて忘れてしまいたくない。

汚いモノ、不要なモノを排泄する。
普通に考えたら、臭いニオイは嗅ぎたくないし、汚いモノは見たくない。
ただ排泄しないと、身体には悪い。
だから、排便・排尿することは、気持ちが良く感じるように進化したのだろうか?

いじめも一緒か?気持ちが良くて、楽しいように感じないと、自分にとっての不要なモノが排除出来ないから。

ただ、私はウンコではない。
人間だ。私だってウンコをする。
排泄するし、排除する。

スッキリして後味が良かったことの話だったが、スッキリもしない後味も悪い話でした。

興味本位で魔が刺して?
本当に良いか、よく考えることが必要だ。

さて、寝るとしよう。
明日も気分良く目覚めるために。

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