キャリアブレイク(休暇であり休職)1ヶ月目の感想
11月からキャリアブレイク(位置付けとしては休暇、制度的には休職)をして、1ヶ月経った。この1ヶ月間でやったことと感想、12月の予定を書いてみる。
1ヶ月間でやったこと
本を作って60冊販売した
占いサービスを開始した(10件対応中)
自分の仕事をつくる会を2回+今後の企画
特に自分の「やりたいこと」に紐づくのは、このあたりだった。
今まではWebライターやマーケティング関連の仕事をしていたので、本作りや占い、企画に注力したのは、そこそこ新鮮だった。
1つずつ振り返ってみよう。
まず本作りについて。これはエッセイ集を自費出版で作って、文フリとネットで販売した。
本作りについても、郵送作業についても全部が初めてで、かつ超特急で取り組んだので、なかなか頑張ったと思う。
何年も前から「本を作ってみたい」と言ってたのにもちろん待ったってオファーは来ないし、何も動けていなかったから、一旦やれてよかった。長年の気持ちが成仏できた。
何人かの友達・知り合いから「自分も本を作ろうと思った」とメッセージをもらい、誰かの後押しにもなったなら、そりゃよかったなぁと思った。
わたしは文章力があるわけでも、行動力があるわけでもないから、「ななちゃんでもできるなら自分でもできる」と思ってもらいやすいのかもしれない。
本はすぐに売り切れてしまったので、すぐに2版を刷ろうと思ってたんだけど、実はまだ刷れていない。理由は、一番ほしいデータがInDesignから消えてしまい、けっこう面倒くさい工程からやり直すはめになったから。保存ができてない状態で強制終了したら終わってしまった。ぼちぼち2版を進めないと…!
とにかく本を販売してみたいという希望が叶い、本経由で新たな知り合いもでき、久しぶりの交流にもつながったので、得るものが多かった。勉強代として赤字を覚悟していたので、黒字になったのも地味に嬉しいな。
つづいて、占い師。占い師は、ライスワークの位置付けで下旬に始めた。SNSに頼らない経路がほしくて、今はココナラ強化月間としている。
占いは好きだし、これまでにも何度か占いサービスもリリースしてきたけど、「いつかライフワークになったらいいな」「優先度は高くないかな」と思って、そこまで力を入れてなかったし、覚悟もなかった。
でも占い師さんから「ライフワークというより、ライスワークとして占い師に適性があるのでは」と言われて、その発想があったか〜盲点だわ〜と思わされた。
(ホロスコープを見ればだいたい向き不向きは分かるんだけど、自分のこととなると半信半疑になるので、他人から言ってもらうのは大事である。)
なんとなく、好きなことって今すぐは叶わなくて、お金にもならなくて、今すぐやらなくてもいいやって気持ちになりやすかった。わたしは。
でも占い師をやるにあたって足りないものは「覚悟」くらいで、やらないとしたらただ覚悟がなくて始めないだけじゃんと気付いた。そしたら、今占い師をやらない理由って実は無いんだなと感じ、やらないまま歳を重ねる自分が悔しく思えてきた。
セオリー通りに読み、自分の解釈も持ち、コンセプトを決めたらあとは、鑑定させてもらう経路を作るだけ。そう思ったら、確かに変に大切な夢として遠い未来まで持ち続けなくても、今すぐやればいいじゃんと思えた。
エッセイ集の販売と同じで、初期投資で大損することなく、かつ行動目標を達成すればやれる可能性があるものは、やればいいじゃんと思えた。エッセイ集の成功体験、ありがとう。「やればいいじゃん」という、何にでも使える起爆剤を手に入れた。
ということで、占い師は、やめずに続ける。11~12月で合計20件を目標にしていたけど、もっとやっていけそうなので注力してみる。
やるって決めたんだから、覚悟を持って、勉強し続けるしかないね。
最後は、自分の仕事をつくる会。これは0→1でサービスをつくりたい人で集まって、構想をシェアする小さな会。今までは呼吸の家でやってきた。11月も2回やった。
これをワークショップとして組み立てて、オンラインや宿泊型でもやりたくて、その準備などをしていた。
自分の仕事をつくっていくための、誰が始めたかも分からない、渦になっていったらいいな。
自分の仕事をつくる会のことを考えたり人を誘ったりしながら、自己理解も深まった。自分は0→1での企画〜商品開発みたいなことや、集客まわりを全部やりたいんだなと実感を持って分かった。発注されて何かをやったり、部分部分で何かをやったりするよりも、自分で考えながらトータルで関わりたいんだなと思った。丸ごとやりたいという欲張り。
自分のやりたいスタイルが分かったことは、収穫だ。もう内省や机上のワークとしての自己理解はさんざんやってきて、飽きていたから、動きながらいろいろ把握できて楽しい。
エッセイ集づくりや占い、自分の仕事をつくる会を通して、数年前からの知り合いと連絡を取ることがとても増えて嬉しい。
文フリで数年ぶりに会えた人もいるし、思いがけない人が占いや仕事をつくる会に申し込んでくれたし、顔の見える人とたくさん交流できたのが本当に嬉しかった。ネットで仲良くなった人とも交流できて嬉しい。ネットの申し子、ネットで小さな渦をつくりたい。
プライベートと仕事の垣根がとけた月になったと思う。
まだまだな部分ばかりだけど、自分が人と関わる中でどこにいたいのか、何役でありたいのかがちょっとずつ見えて嬉しい。「これをやりたい、よかったら一緒にやろうよ〜」と誘う側が好きみたい。
12月のやること
エッセイ集の再販
占い師
自分の仕事をつくる会
短歌の応募
占いは12月末までを「500円での格安提供期間」と定めているので、やりたいと思ってくれてる人に行き渡るように、鑑定スピードを上げていきたい。
今は亀のスピードなので待たせてしまっている。が、「働き方」にジャンルを絞ったことにより、読み方がすっきりしたし、学べばいいジャンルも絞れているので、スピードは上がる予定。
自分の仕事をつくる会は、オンライン2回実施と、宿泊型の準備をやっていく。でももっと色々やりたい気もするんだよなぁ。今は「やってる」と言えるほどの供給量が無いから、もう少し増やしたいなぁ。でもインプットの時間も、ぼーっとして熟成させる時間もあるし…と言い訳してしまうから、週2を「つくる会」に投下するように組んだらいいかな。でも占いの方が今は優先度高いしな…とか色々思ってしまい進まない。人の約束しながら進めていきたいところだ。なりゆきに任せるだけじゃなくて、ある程度自分に負荷をかけながら進めていきたい。
短歌については、「応募しなくていいや」と思っていたけど、やっぱり応募したくなってしまった。締切まで10日しか時間がないけど、ストックはたくさんあるので、短期間で編纂&調整をして出してみよう。400〜500首のストックから100首に絞る。
さいごに
本当はもっと稼働を増やしたいところである。理由は、動いてみないとわからないことが多くて、動いていない間はずっとモヤモヤするから。
動いてないからこそ、本当はすぐに叶うはずのものが叶っていなかったり、いつまでも「やるかやらないか」という0地点で迷ったりすることがあんまり好きじゃないので、早めに実験していきたい。
自分の中では、失敗やダメな時期っていうのはなくて、いつでも絶賛実験中または熟成中だから、今月も楽しく実験していきたい。2023年も残り少ないですね。
毎日投稿360日目。
サポートはお菓子代になる予定です