45歳になったら自動的に貯金が増えて好きな仕事をしている気がするから不安にならない

28歳、会社員+フリーランス。家庭菜園が楽しくて、仕事人間という感じではない。貯金(というか残高)は「仕事がなくなってもしばらくは生きられるけど1年は持たないかな」くらい。特殊スキルは特にない。

理想郷と思える土地を買いたい。いつかは子供がほしい。と思ってるわりには、お金面が弱い。資金といえるほどのまとまったお金はない。傍から見たときの「頑張ってる感」も薄いだろう。

じゃあなぜ焦らずに生きているか。その要因の一つが「まぁこのまま試行錯誤して生きていけば45歳くらいになったら貯金もいい感じに増えてて好きな仕事も実現しているだろう」と楽観的に感じているからだ。

なぜこんなに楽観的かといえば、社会人になってからの4年半、人生がずっと右肩上がりで推移してきたから。収入の上下はあるけれど、全体的な「幸福度」「願望の実現度」でいえばずっと右肩上がりだ。

社会人のスタートがメンタル病み気味で一文無しだったから上がるしかなかったのだけども。とはいえ4年半で上がり続けているので、これからも人生が良くなるとしか思えないのである。人生バブル。脳が勝手にそうとらえている。

人生バブルが続いているので、これからも願望は叶い続けるように感じてしまう。だから細かい計画を立てなくとも、これからも人生が大丈夫であり続けると感じてしまう。基本的に楽観的なのだ。バブル期の労働者もこんな感じだったのだろうか?わたしはこの令和の時代、一人で右肩上がりを味わっている。

単にラッキーが続いている、というわけではない。出来事としては疲れることも色々あった。自分的には右肩上がりだけど、傍からみたら普通だと思う。目立つわけでもないし。

メンタルが右往左往しないように「心の使い方」を訓練してきたし、なんなら中学生頃から向き合ってきたし、守りの努力もあってこそ人生が上向いている。自分でやってきた感がある。

だから「願うだけで叶う!」とか「ゾロ目を見ると金運が上がる!」とか、そういった根拠のない願いや泡の上に乗っかってるわけではない。自分で足元を固めながら、自分に合った階段を登ってきた感覚である。

アニメハム太郎では毎回締めのセリフがあった。

「明日はもっといい日になるよね、ハム太郎♪」

こんな感じの、ハム太郎の飼い主であるロコちゃんのセリフ。わたしもまさにこの感じで、「来年はもっといい年になるよね♪」をしばらく繰り返してきている。

浜崎あゆみの「今日がとても楽しいと明日もきっと楽しくてそんな日々が続いてくそう思っていたあの頃♪」という歌詞も思い浮かぶ。

ただここで気をつけたい。

A客観的に良い状況が続くことと、B人生全体の幸福度や願望実現度が上がっていくことは、微妙に違うことだ。

A客観的に良い状況、たとえばお金が入るとか、人気者になるとか、そういったものは上がり続ける保証はない。また、逆算的に積み上げないと、人生が終わるまでに目標達成が間に合わないかもしれない。

一方でB人生全体の幸福度や願望実現度は、受け取る心さえ整っていれば上がり続ける保証がある。心の使い方の方面。

Aお金面は「B心の使い方」だけでは解決しないので、「年齢が上がるごとにお金も勝手に増える」と無意識に思ってしまっている自分の脳みそは少し修正が必要そうだ。心の使い方を整えることは、お金面や仕事面でも土台としては機能するけども、土台以上にはなりにくいと思うから。

Bを土台にしながらも、Aを鍛えていく意識も必要そうだ。

お金が増えてほしい!と思いながらもお金への働きかけをせずに心だけを耕し続けるのは、野菜を収穫したいくせに土ばっかり耕して種をまかないのと同じだ。さすがに種をまかないと何も生えてこないだろうよ。土の準備をするのは良いことだ。でもトマトを収穫したいならトマトの種をまかないと、さすがに収穫できない。

土を一生懸命耕す様子を見てくれたご近所さんが一時的に「トマトのおすそ分け」をたくさんくれるかもしれない。「土を耕せばトマトが食べられる!」と脳に刻まれてしまうかもしれない。

でもそれは自分で種をまいたわけではないただのラッキーなので、「一生懸命願いながら土を耕したからトマトが食べられた!」と脳にインプットされるのはあまり良くない。ラッキー依存だ。

心を耕すのは大切だ。土台になるから。その後の大きな飛躍に役立つから。

でも収穫したいものがあるのなら、いつかは種をまかないといけない。発芽率が低いかもしれないから、一粒じゃなくて、いくつかまかなきゃいけない。水やりはさぼったって芽は出てくれる。水やりをサボる心配はしなくてもいい。まずは種をまくことが大事なんだ。

楽観的なのは結構だが、人生の現実的な部分については種をまく意識をもう少し持ってもいいかも。と思った。耕すのはもう十分できてきたから、次に行こう。

毎日note3日目。


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