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PDCAのポイント

心の師匠でもある故稲盛和夫氏(以下、稲盛さん)の名言は数知れずですが、その中でも好きなこちらをご紹介します。「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」。このようなサイクルが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要だと。

30代前半にこの名言に出会い、救われました。PDCAを回すと言いますが、計画・実行・検証・実行のサイクルの前に構想があり、ワクワクするような大きな絵を描く。次にこの構想を実現させるための計画策定に入るのですが、ここの「悲観的」が最重要だと気付きました。どうしても高い壁やリスクがあるのに人間都合良く考えてしまうものだからです。当時の私もそうだったと思います。

案外多いのは、「悲観的に構想し、楽観的に計画し、悲観的に実行する」かなと思っています。つまり、全て逆ですね。大胆に夢を語り構想し、細心の注意を払い緻密な計画を立て、あとは思い切ってやるしかないはずなのに、こじんまり構想して、粗い、都合の良い計画でやれるような気だけして、始めてからうまくいかず細かいこと言い出す、ネガティブになる、、、ん?あるあるではないでしょうか。マネジメントの立場には特に参考になり、大切なスタンスになるので常に気に留めておくようにしています。


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