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集客、最後は気合い

はじめに、夢や目標、実現できた時の世界観、夢や目標と現在地とのギャップ、そのギャップを埋める手段を明らかにして、語る、語り続ける。

次に、明らかにした手段を強烈な熱量で行動に移す。リーダー自ら汗をかき、熱を示す。スタッフや周囲を迫力をもって巻き込む。

この時点でうまくいくなんてことはほぼなく、凹むことなくやり続ける。←ここ大事。だいたいここで凹む→折れる→言い訳作って止めるパターンが多い。

最後に、やれることを全てやった上(もちろん、SNSを同時進行で活用するなとは言いませんが、空中戦だけでどうこうなるほど集客は甘くはない)で、SNSなどを活用してファンの皆さまにご来場をお願いする。

これがスポーツビジネスにおける集客の鉄則ではないかと確信しています。

これをやり続けることが絶対条件だと思います。ここまでは、「商品を是が非でも届けたい、ど根性コース」。必要条件として、「商品価値を高める努力を全力でするコース」。ご来場いただいても何かを感じとっていただけないともう来てくれません。チーム、エンタメ、ホスピタリティ等、商品の魅力を高める執念は必要です。

お客様に足を運んでいただくことをなめてはいけません。可処分時間、可処分所得の奪い合いに勝たねばなりません。ど根性も商品価値を高めることもいきなり飛躍的に好転するわけではありませんが、なんとかするんだという強烈な熱量で行動しないと机上の空論になりかねません。今まさに、集客ビジネスをしているB.LEAGUEのクラブとリーグは、将来構想に向けて、大切な時期を迎えています。

前述したことをまさに体現しているクラブ社長を紹介します。将来構想 新B1に辿り着くために数字、結果にこだわり現場を引っ張るのが、秋田ノーザンハピネッツの水野社長、茨城ロボッツの西村社長。三遠ネオフェニックスの牛尾社長も千葉での経験を活かして結果を出していますね。

もちろん、他にも集客力があり、人気、実力、アリーナ、マーケットを創り出して結果を出しているクラブや社長はおります。

将来構想の基準をクリアすることが、簡単ではない環境でも言い訳せず、愚直に行動しまくるのは凄いなと。実際、結果も出しています。現時点で秋田ノーザンハピネッツは、平均4154人。茨城ロボッツは、平均3341人。昨年から比べると大幅に伸ばしています。

4000を意地でもなんとかしようとする執念、気合いを感じます。各クラブが様々な努力をしていますが、戦略、戦術はあれど最後は気合しかないと思います。実際集客で結果を出しているクラブは、集客に拘りかなりの熱量で取り組んでいます。

選手だけでなく、事業サイドも毎試合勝負です。簡単な数字ではないからこそ、クラブとリーグがタッグを組んで結果を手繰り寄せたいと思います。


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島田慎二
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